トルコ西部の思い出:ロドス島・ブルサ・イスタンブール

2018-12-16 11:23:06 | トルコ旅行

トルコ旅行の写真紹介第二弾、は~じま~るよ~。前回がガズィアンテップやアンタクヤといった東部だったので、今回は西部の写真。

 

 

これはトルコ南西部にあるロドス島の写真(ただし国はギリシャに属する。港町マルマリスから渡るのが近い)。「ロードス島戦記」で名前を聞いたとか、塩野七生の本で読んだという人もいるかもしれない(まあ前者は名前を借りただけのものだけど)。えらいゴツイ建物だが、ここは十字軍で有名なヨハネ騎士団が根城としており、16世紀にオスマン帝国から追い出されるまで残っていたということもあり、軍事拠点化されていた名残であろう。それにしても、下に停められたバイクが醸し出す生活感とのギャップが笑えるw

 

 

ちなみにこちらが街路ですわ。下はびっしり小石が敷き詰められていて、欧風の建物と合わせてタイムスリップしたような感覚にとらわれる・・・って加工画像じゃ伝わりにくいんじゃボケ!という人に向けて、元画像(と側面バージョン)を掲載しておきまっさ。

 

 

 

そのまま映画とかに出てきそうな感じですな(*´ω`*)さて、アルトリアたんを探すか(←妄言)

 

 

こちらは博物館の展示品の一つ。ラオコーン像のオリジナルはバチカンにあるのだが、レプリカが複数作られていて、これはその一つである。他にも、アンタクヤで見たようなモザイク画、中世頃と思しき石碑、そして何より建物自体が中世ヨーロッパの大学か何かのような造りになっていて、まるでタイムスリップしたがごとき楽しい時間を過ごすことができた。やっぱ博物館はこうでなくてはね。そこがすでに異空間であるならば、展示品の効果も倍増するのである、とか偉そうに言ってみるテスト(・∀・)

 

 

実は・・・これはっきり覚えてない(ぉ)。写真の流れからするとブルサに来たばかりに撮ったようなのだが、具体的にどこなのか、そしてなぜ墓を被写体にしようと思ったのか判然としない(ただ、実は2004年の時も色々な墓の写真をなぜか撮っているので、その時の気まぐれではないらしい)。墓には色々な形があっておもしろい。手前のひし形のものもあれば、人生ゲームのコマみたいな形(棒の先に球をくっつけたみたいなのw)もあり、一体どのような違いがあるのか、時間がある時に調べてみたいものである。

 

 

はてさてこいつはどこだったかな・・・

 

 

この写真からすると、おそらく山の方にあるエミール・スルタン・ジャミィだった・・・はず。年は取りたくないもので、ワシはもう思い出せんのじゃ( ゜∀ 。)にもかかわらず加工してみたのは、ザッツアール・ヌーヴォー!というノリ(適当w)である。ま、ミニアチュールってわけじゃないけどね。

 

 

うーむ、モザイク状にするとドームがわかりにくいのが難点やなあ・・・これはオスマン朝屈指の建築家、ミマール=スィナンがイスタンブールに建てた、クルチ・アリ・パシャ・ジャミィ。クルチ=アリはレパントの海戦などで活躍したオスマン朝の将軍で、『ドン=キホーテ』にも登場する人物である。

 

 

 

こちらはイスタンブール新市街側(スィルケジからガラタ橋を渡った先)にあるドルマバフチェ宮殿。前年(2004)に行ったアヤ・ソフィアの重厚さ、トプカプ宮殿の壮麗さが印象的だったのでこちらはどうかと半ば品定めのつもりでいたが、その豪華さには圧倒されるものがあった。さすが王宮・迎賓館として用いられ、ケマル=アタテュルクが政務を執り行っていただけのことはある。

 

 

こちらは有名なランドマーク、ガラタ塔をスィルケジ駅側から撮影したもの。余談だが、ガラタ橋付近は国鉄駅がある上にフェリー乗り場もあるため人の往来が激しいのだが、一方で金閣湾に釣り糸をたらしてのんびりしてる親子のグループもいれば、ガラタ橋では昼間っから外からガッツリ見えるところでビールをガンガン飲んでる(ムスリムなのにw)ので、そんな地元民の生活と旅行者の行き来が混沌を生み出していて非常におもしろい空間である。

 

 

最後のこちらはイェニ・ジャミィ。イェニというのはトルコ語で「新」という意味で、イェニチェリ、イェニカプなど様々なところに登場する単語だ。大通りに面していることもあって訪れる人が多く、巨大だけれども市井の人たちのモスクという印象を受けた。

 

ちなみにこの日の夜、ほぼ行きたいところは行ききった上に相方と合流もして油断した私(たち)は、トルコ人二人組にホイホイついていってボッタくられ翌日はアジア側に潜伏するハメになるのだが、それはまたそれで別のお話(・∀・)


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