やまじゅん通信 “きょうのヤマ場”

日本共産党前神戸市会議員 山本じゅんじ WEB通信

名谷の新図書館~その2

2020-06-24 | 日記・エッセイ・コラム


 名谷駅前にできる、新図書館について、きょう公表されました。
先日、新図書館についてヒアリングした内容を掲載しましたが、合わせ読んでもらうと、よりアウトラインがわかるかと思います。
2月から3月にかけて行ったアンケートを踏まえて、「整備予定のスペース」として下記3点を示しました。
あらためて、ヒアリングし、もう少し具体的な輪郭をつかんでいきたいと思います。
図書館が増えるのはいいことです。住民の要求が実ったのは大きな前進です。
せっかくの施設ですから、住民にとってより良い施設であるためにいろいろ要望をしていくことは今後、必要になってくる場面もあろうかと思います。
単なる、駅周辺にまちの機能をあつめる”立地適正化”計画の一環になってしまわないよう、住民の声を届けていくことが必要です。

面積:約1,300㎡
  蔵書数:約7万冊、うち児童書約2万冊(開館時は約5万冊、うち児童書約1万5千冊)
  開館予定日:令和3年3月末
整備予定のスペース
(1)親子(幼児・児童)のためのスペース
   児童図書コーナーに靴を脱いで座って過ごせる場所、読み聞かせのイベントなどを行うおはなしの部屋、図書館の外側に飲食しながら自由に過ごせるエリア(キッズコーナー)。
(2)読書や学習のためのスペース
   ブース席や少人数でのグループ学習席、公衆無線LANが使用できる席など約90席、その他様々な年代の用途に合う座席約60席。
(3)ゆったり過ごせる新聞コーナー
   飲食可能でゆっくり過ごせる新聞の専用コーナーを設置。


須磨海岸で議論~経済港湾委員会

2020-06-19 | 日記・エッセイ・コラム


 昨日の経済港湾委員会は、港湾局の質疑で各委員からは須磨海水浴場についていろいろ意見が出されました。
須磨海水浴場は、ことしは開設しないことが決まっています。
開設しない理由として挙げられているのが、ライフセーバーの確保ができないとのこと。
コロナの関係で、大学の長期休暇が短くなるなどの関係で、必要な人数が確保できないということでした。
協会から話があったとのことで、利用者の安全を確保できないと判断したそうです。
例年、多くの海水浴客でにぎわう須磨海岸。海水浴場が今年見送られ、楽しみがなくなってしまうのはとても残念です。
安全が確保できないという理由は理解できますが、もう少しなんとかならないか、とは思います。
 さて、須磨海岸の問題では、先日バリアフリーの問題について書きましたが、昨日の質疑でききました。
同様の意見は、今年の予算特別委員会だったそうですが、質疑の中ででていました。
市によると、須磨駅の海岸出口の階段部分はJRの土地だそうです。
JRには要望をすでにしているといっていました。
現在のバリアフリーの取り組みでは、1駅1エレベーターで整備を進めているさなかということですが、複数のエレベーター設置が求められる状況にもなってきており、既設の駅でも必要なところには新たに設置していこうという話にもなっているそうです。
で、JR須磨駅とかJR垂水駅とか、さらに東須磨駅だとか要望をあげているとのことです。
一方JRでは、ホーム柵の設置の推進などもあり、なかなか難しそう、という感触だったそうです。
エレベーターでなくとも、スロープなどではどうかと求めましたが、景観や技術的な問題など課題があり、そりゃ無理ですなという態度。
まあ、それもそうかなと思いますが、誰にでも気持ちよく利用してもらえるようにするためには、バリアフリー化は必要ですよね。
早くバリアフリー化を実現してもらいたいと思います。

名谷駅前の新図書館について

2020-06-15 | 日記・エッセイ・コラム
 名谷駅前に予定されている新図書館の会館へ向けて準備が進められています。
まもなく始まる6月議会のなかで、市立図書館条例施行規則の一部を改正する規則案に関する意見公募について報告がされる予定です。ヒアリングしました。
 名谷の新図書館については、開館時間を10時から20時(休日は18時まで)にしようとういものです。意見提出期間はまだこれからです。予定では、今年の7月後半から8月の間の30日間として、広報紙やHPで改正規則案を掲載する予定とのことです。
 新図書館は、大丸の4階へ設置される予定です。ヒアリングにあわせていろいろお聞きしました。店舗がリニューアルするのにあわせて事業をすすめるため、大丸の指定業者にすることで、意匠の統一感や作業上の安全性や効率性などを確保するとしています。
運営は指定管理でおこないますが、その募集はだいたい来月には公募をはじめ、9月の下旬ごろに業者を選定し、11月議会で議決の予定とのことです。
蔵書に関しては、中央図書館の司書で選定会議をおこない決めるそうです。また、図書館の立地する地域の地域性にも配慮した蔵書も検討されるとききました。まだ聞き逃していることも多いと思いますので、あらためてヒアリングしていきます。

「怖かった」~ヘルパーの声

2020-06-14 | 日記・エッセイ・コラム
 先日、ヘルパーさんの声をお聞きした。
コロナ下でもいつかかるか、いつうつしてしまうか、そんな状態のなかで緊急事態宣言の間も神経をすり減らしながら働き続けた方です。
緊急事態宣言中は、それでも家族が介護していたりして出動機会は少なくなっていたとは言いいます。しかし、やはり相手との距離が近くならざるをえないので、気を使う。関わっているところでもしコロナの感染者がでたら、事業所だけでなくその家をはじめ、訪問先すべてに影響が出ることになり大変なことになると、本当に怖かったと話していました。マスクはだいぶん出回ってきたとはいえ、性能の良し悪しは定かではありません。勤務する事業所には、マスクは残り一箱とのこと。ただ、マスクはだいぶん前から自前で準備して対応していたそうです。
衛生状態のはなしとか、まだまだいろいろお聞きしたかったのですが、訪問先でたまたまお会いしただけでしたので、お仕事の邪魔にもなるので、あらためてお話をお聞きすることになりました。

持ち主がわからない原野の管理

2020-06-12 | 日記・エッセイ・コラム
 実家の裏山が管理されていなくて、草が生い茂って困っているとの話をお聞きしました。
さっそく現地に出掛けると、住宅の裏には急斜面が。草木が生い茂っていました。
何年も放置されているので、持ち主がわからず困っているとか。やむをえず支障のない範囲で刈り取りをしていたとのことですが、やはり持ち主に承諾なく勝手にするのは問題なので、なんとかならないか、というものでした。
 以前に寄せられた相談では、向かいの家に野良猫が住み着いているというものでしたが、空き地空家対策の関係で、神戸市が対応できるとの返事をもらい依頼したことがありました。しかし、今回のケースではその対象にはなりません。
相談者と話し合い、土地の登記簿を調べると、裏山の多くの部分が原野。持ち主もわかりましたが、はたして対処してもらえるのかどうか、今後の不安材料です。
まずは、相談者が持ち主と連絡を取って対処をお願いすることとなりました。
 さらに、その裏山は斜面がかなり急。近年の大雨でいつ崩れてくるか油断できないと心配されていました。その山は、過去に土止め工事がしてあり、斜面が崩れないよう対策がなされていました。しかし、相当以前のようで、現在のように、斜面の奥深くにアンカーを打ち込んで固定したものかどうかはわからないということでした。
この件で、急傾斜地法に基づく対策工事が可能かどうか、またこの過去の工事のことも含めて県に問い合わせると、具体的には土木事務所へ相談してほしいとのこと。その旨お伝えし、相談者で確認するとのことでした。
 なかなか即解決とはいかない話ですが、引き続き対応していきます。

相談者のお宅でお話をうかがっているとき、見た目はかわいいけれど招かれざる客が窓の外に…。
アライグマです。市街地の中心から歩いて10分程度のところにまでやって来ていました。最近、我が家のすぐ近くでも、アライグマの鳴き声がしていました。近年、各地でアライグマの被害も問題になっています。