やまじゅん通信 “きょうのヤマ場”

日本共産党前神戸市会議員 山本じゅんじ WEB通信

過労死のない社会を

2016-11-22 | 日記
過労死シンポに参加。会場いっぱいに人が溢れる集会でした。
最近、大手企業に勤める20代の若者の過労死がクローズアップされ、あらためて過労死問題が注目されています。
あとをたたない過労死。家族の会のメンバーが増え続けているとのことです。
家族を過労死でなくし、過労死をなくすためにと、歯をくいしばって運動を続けられている方の「懸命に育てた母の老後に息子はいません」という訴えには胸がつまる思いでした。
いまだ狙われる「残業代ゼロ法案」。過労死促進法案だと、かねてから批判され続けてきました。過労死ゼロとは全く逆行するものです。過労死問題を個人の責任や問題にすり替えてはなりません。
残業の上限規制、裁量労働の厳格化、インターバル規制、労働時間の管理簿など野党4党の長期間労働規制法案は掲げています。
世界一働きやすい国へ。過労死根絶はまずその第1歩です。国政を変えることが必要です。

11月15日(火)のつぶやき

2016-11-16 | 日記

「CO2フリー」といえるのか? ~質疑より

2016-11-15 | 日記


 10月の議会、追加議案に対する議案質疑のため本会議で登壇。
補正予算として提案されていたもののうち、港湾事業に関して質疑しました。
いずれも政府が成長戦略として位置付けている分野。
ひとつは、国際戦略港湾に関して、六甲アイランドのコンテナバースの大水深化をはかろうとするものです。
もうひとつは、水素戦略に関してです。
とくに水素。神戸市が今年度水素サプライチェーンの構築として推進しているのは、オーストラリアに大量に埋蔵している褐炭。
水分が多くて質が悪く、オーストラリアでは発電に少々使われている程度です。
価格が安いとか。
それをつかってオーストラリアで水素を取り出し、船で神戸港まで運ぶというものですが、その岸壁を神戸空港の一角につくろうと今年度から着手しているものです。
化学反応の副生成物とか電気分解とか、いろいろ水素を得る手段はあるものの、わざわざ化石燃料をつかうとは…。
水素を取り出す際に大量のCO2が排出されます。
そのCO2、オーストラリアの沖合、海底の地中深くに置いてくるというもの。どこがCO2フリーなのか。
CCSもまだ実験段階。処理する手段もなく地中に埋めるだけでは、結局、放射性廃棄物と同じでは?
 水素の利用は、自然エネルギーの保持に一時的には活用するという方法もあるのかもしれませんが、今の段階では、あくまでも一時的なもの。
今回の市の事業については、結局大企業の戦略の一部分です。
CO2もさることながら、得られた資源のあらたな“独占”にならないか。
エネルギーの自給にもならないばかりか、大量のCO2排出では、国際貢献にも程遠い状況ではないかと思うのですが。

 先日の国会質疑でも、褐炭はパリ協定と整合性が取れないと辰巳参議院議員が指摘していました。
現段階では、褐炭を使った水素戦略に市の予算を費やすのは時期尚早ではないかと思います。

以下、参考にどうぞ。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-11-11/2016111108_01_1.html






11月7日(月)のつぶやき

2016-11-08 | 日記