やまじゅん通信 “きょうのヤマ場”

日本共産党前神戸市会議員 山本じゅんじ WEB通信

持ち主がわからない原野の管理

2020-06-12 | 日記・エッセイ・コラム
 実家の裏山が管理されていなくて、草が生い茂って困っているとの話をお聞きしました。
さっそく現地に出掛けると、住宅の裏には急斜面が。草木が生い茂っていました。
何年も放置されているので、持ち主がわからず困っているとか。やむをえず支障のない範囲で刈り取りをしていたとのことですが、やはり持ち主に承諾なく勝手にするのは問題なので、なんとかならないか、というものでした。
 以前に寄せられた相談では、向かいの家に野良猫が住み着いているというものでしたが、空き地空家対策の関係で、神戸市が対応できるとの返事をもらい依頼したことがありました。しかし、今回のケースではその対象にはなりません。
相談者と話し合い、土地の登記簿を調べると、裏山の多くの部分が原野。持ち主もわかりましたが、はたして対処してもらえるのかどうか、今後の不安材料です。
まずは、相談者が持ち主と連絡を取って対処をお願いすることとなりました。
 さらに、その裏山は斜面がかなり急。近年の大雨でいつ崩れてくるか油断できないと心配されていました。その山は、過去に土止め工事がしてあり、斜面が崩れないよう対策がなされていました。しかし、相当以前のようで、現在のように、斜面の奥深くにアンカーを打ち込んで固定したものかどうかはわからないということでした。
この件で、急傾斜地法に基づく対策工事が可能かどうか、またこの過去の工事のことも含めて県に問い合わせると、具体的には土木事務所へ相談してほしいとのこと。その旨お伝えし、相談者で確認するとのことでした。
 なかなか即解決とはいかない話ですが、引き続き対応していきます。

相談者のお宅でお話をうかがっているとき、見た目はかわいいけれど招かれざる客が窓の外に…。
アライグマです。市街地の中心から歩いて10分程度のところにまでやって来ていました。最近、我が家のすぐ近くでも、アライグマの鳴き声がしていました。近年、各地でアライグマの被害も問題になっています。