やまじゅん通信 “きょうのヤマ場”

日本共産党前神戸市会議員 山本じゅんじ WEB通信

生徒たちとの意外な接点。そしてアグネス

2010-10-30 | 日記・エッセイ・コラム

 高倉台にある神戸国際中学・高校の創立20周年記念式典に、出席してきました。式典のあとはアグネス・チャンさんの記念講演。あとの時間が気になりましたが、せっかくのことですから思い切って、講演も聴かせていただきました。

 朝、学校へ行き受付へ行くと、「あーっ!?」。受付にいた生徒さんたちが、私を見て思わず言いました。

はい、そうです!毎週、須磨駅のところで見かけるでしょ?生徒さんたちは、須磨駅を降りてスクールバスに乗るまでの途中で朝宣伝をしている私を、覚えていてくれていたのでした。いや、ほんとにうれしいいですね。意外なところで意外な出会いがあるものだなと、行ってよかったと思います。また、これからの励みになりますョ。

 さて、式典も終わり記念講演となりました。アグネス・チャンさんのお話は、これまでにも聴く機会は何度かあったのですが、いずれも逃してしまい、今回が初めてとなりました。

アグネス・チャンさんは、以前、しんぶん赤旗日曜版にもエッセーが連載されていたこともあります。彼女の話は、実践に基づいた説得力を持った、子どもたちに勇気と希望を与える、力強いメッセージだったのではないでしょうか。彼女の少女時代の話や歌手となったいきさつ、大学進学、そして本格的なボランティア活動へ。世界を股にかけたダイナミックな活動です。彼女自身が、香港をあとにして以来、おそらく様々な苦労を重ねてきたであろういろいろなエピソード。子どもたちとの交流から戦争のない世界を、平和をと望む、気持ちとその活動が本物であるということを感じたひとときでした。ありのままの自分でいること、いつか必ず見つかるときがくる、自分探しを大いにやりなさい。違いを認めること。彼女自身の立派な世界観だととても共感するとともに、子どもたちには強いインパクトを与えたのではないでしょうか。

 未来ある若者たち。希望ある社会。効率とか自由競争とかマネー至上主義とか、いろいろ言葉はありますが、21世紀に入って明らかに経済のあり方が以前とはずいぶん変わってきました。すくなくとも、懐の狭い非常にぎすぎすした、余裕のなさを感じる社会になったとの声はよく聞きます。効率化は、未来という”のびしろ”をも無駄のひとつとしてそぎ落としているかのような印象すらあります。

 今日の話を聞いてて、大人社会を構成する一人としてずいぶん考えさせられました。

お招きいただきありがとうございました。とてもよい一日でした。

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びっしり、ぎっしり市民の声

2010-10-29 | 日記・エッセイ・コラム

市民アンケートに市民の思いが続々

 市民アンケート、たくさんご協力いただいています。配布から10日あまりですが、早くも1500通以上の回答が寄せられています。エレベーターの設置や保険料の引き下げ、中学の給食、ぼろぼろの保育所を直してなどなど声は様々です。仕事の悩み、休憩が取れないなど労働条件の改善、子どもと向き合える余裕がないなど仕事と家庭の両立に悩む声などもありました。郵送だけでなく、近所の方からも自宅のポストに直接お届けいただいたりと、いろいろご協力いただいています。直接回答代わりにお電話をいただく場合もあり、議員団の事務局の方々が対応に追われています。

 ご相談の電話をいただいてもいます。対応させていただいておりますが、社会情勢を反映して深刻なものとひとくくりにはできないような話もあり時間のかかる対応が求められるものもあります。特にお一人暮らしの方の不安は、最近とりわけ増しているようです。高齢化が進む中で、いよいよ”孤立”社会ということも実感を持って感じられるようになってきました。

 いろいろお話をお聞きする中で実感しています。

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短いけれど、ほっとする便りをいただきました

2010-10-27 | 日記・エッセイ・コラム

 先日、以前にご相談をいただいた方から、お便りをいただきました。

理由あって、須磨区で一時的に住むことになったわけですが、夏の終わりに実家近くに住むことが決まり転居された方でした。最近、メールとか電話とか、ついつい手軽で便利なために要件をそれで済ます…ということも多いのですが、はがきで近況をいただきました。短い文章でしたが、出された方の気持ちが伝わる感じがして、なんだかとてもうれしく読ませていただきました。

 最近、職業訓練にも通い始めたとのことです。就職もなかなか厳しい時代。子育てしながら新たに仕事を探し、新しい人生を歩み始めていくには、私にはとても及ばないほどの困難や苦労があると思います。でも自分を信じて、幸せをつかんでほしいですね。

 そういえば、ずいぶん前になりますが、仮設住宅でお会いして以来、10年以上もお会いしていなかった人にばったりと出会ったことがありました。近況をお聞きすると、夜間中学を参考としてご紹介したのですが、なんと夜間中学を卒業されて、そのあと高校も卒業されたとのことでした。以前に関わった方が以前より前向きな方向に状況が進んでいるというのは、きいててとてもうれしいものです。こんな話を励みに、またがんばります。

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「費用弁償」はうけとってません

2010-10-26 | 議会だより

Dsc_1552_3  朝から本会議。35日間の決算議会、締めくくりの最終本会議でした。私は、建設水道委員会の常任委員長報告と、党議員団の提案した「社会保険神戸中央病院の機能充実と公的存続法案の早期成立に関する意見書」案の提案説明でそれぞれ登壇しました。発言前というのはなかなか慣れません。今日も、ホンマなら「議長、11番」というところ「議員…議長11番」思いっきりかんでしまいました。発言席でも、全部の注目を集めるので、毎回本会議には登壇しますがなかなか雰囲気に慣れないですね。

 さて、今日の本会議。新聞でもすでに伝えられていますが、議員の「費用弁償」について減額する条例が提案されました。日本共産党議員団は、以前から「費用弁償」の廃止を求め、受け取らないで供託しています。

「費用弁償」は、現行で8000円~14000円(距離に応じて)が支給されていますが、それを11月から3000円~5000円に減額しようとするものです。今日は、賛成・反対それぞれの立場で討論が行われました。結果は賛成多数で、可決。

日本共産党議員団は反対しました。

 「費用弁償」は、地方自治法に定められています。その額や支給方法は、条例で定めることになっています。が、一方で「費用弁償」の支給額が高すぎると、各地で見直しや廃止が進んでいます。「費用弁償」については、”職務を行うために要する”費用として支給されてきたものですが、その内容についてはあいまいです。日当や事務関係の費用と考えても、政務調査費や報酬との関係でどうなのでしょうか?賛成討論で述べられた意見にはなるほどと感じる見解もありましたが、市民感情からしてもなかなか理解は得られないのではないでしょうか。実費程度という議論もあります。今回の3000円~5000円とする金額も妥当かどうか、もっと議論が必要と思います。

 今回の金額は、「費用弁償」を支給している政令市を比較しても、平均だということです。でも19政令市のうち9議会が廃止、3市が実費支給です。今回の決定は、全国でも高い方になるものです。

 費用弁償の支給が法に定められたものであり、金額や支給方法は議会の裁量だとしても、「費用弁償」を支給することが適切かどうか、市民の生活実態や市民感情などもきちんと議論して決める必要があると思います。

 みなさんは、「費用弁償」についてどう考えられますか? 

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少年野球リーグの運動会

2010-10-24 | 日記・エッセイ・コラム

 午後、少年野球リーグの運動会の会場へ行ってきました。行った時間に行われていた競技は障害物競走。プログラムを見ると、ホンマは午前中の競技。かなりずれ込んでいるとのことで、当初の予定では終わり近くなってしまったと思っていたのですが、おかげでたっぷり見学できました。圧巻なのは、綱引き。紅白合わせて200人以上はいたと思います。

特に、お母さんたちの綱引きは途中で中間地点が移動する!?というハプニングがありましたが、両者引き分け。熱戦でした。また、学年ごとのリレーも圧巻。スポーツをやってる子どもたちだけあって、なかなかの走りでした。

 6年生にとっては最後の1年。ひとつひとつのイベントが思い出の1ページに刻み込まれていきます。子どもたちは、保護者の方やコーチの方など大人たちに囲まれて、暖かな視線に見守られながら、これからも大きくなって行くのでしょう。

 小学校の思い出は、いつまでも忘れることがありません。少年野球で作った思い出は、きっと彼らの未来に大きなプラスになると思いました。

秋はほんとにいいですね。みなさん、お疲れ様でした。

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