やまじゅん通信 “きょうのヤマ場”

日本共産党前神戸市会議員 山本じゅんじ WEB通信

地域の行事に参加して

2009-11-30 | 日記・エッセイ・コラム

 先日、青陽須磨支援学校の開校式典と文化祭に出席しました。他の予定とも重なっていましたが、どうしても文化祭も少しはみたいとの思いがあり、時間ぎりぎりまで鑑賞してきました。作品など、時間がなくてみられませんでしたが、出席できてよかったです。

 きのうは、午前に大黒地域の防災福祉コミュニティの総合訓練。出席してきました。会場では、消防音楽隊の演奏と、太田中学校の吹奏楽部のコラボ演奏もあり、ずいぶん雰囲気を盛り上げていました。中学時代は私も吹奏楽を少々。へたくそながらその気になって練習をしていたことを思い出しました。音楽はいいですね。

会場には、小学生など地域の子供たちもたくさん集まっていて、とても会場はにぎやかな雰囲気でした。担架や、安全公社の地震体験車「ゆれるん」などもありました。

阪神淡路大震災クラス、南海・東南海地震クラス、それぞれプログラムされているとのことでしたが、はじめに乗車して体験された女性グループは阪神・淡路大震災クラスを体験。揺れ始めると、さすがに側でみていても迫力十分。終わった後「あのときとおんなじやった」と感想を述べていらっしゃいました。小学生も体験乗車。阪神淡路大震災を知らない世代、どんな思いで体験したのでしょうか。まだまだ記憶に新しい阪神淡路大震災。”震災”はまだまだ続いています。


本会議で議案質疑。市営住宅の指定管理者など質問

2009-11-26 | 議会だより

 きのうは本会議。懸案だった議案質疑も無事、終了しました。本会議では、提案説明や反対・賛成討論などいろいろ機会はありますが、議案質疑は、病院事業の独立法人化問題以来、久しぶりです。きのうは、本会議初日でしたので、議案の提案がメイン。結局、議案質疑は党議員団を代表しての私の質疑のみでした。

 質問では、①新型インフルエンザについて、②指定管理者制度のあり方について、③市営住宅の指定管理について、④新神戸ロープウエーの購入について、4問6項目にわたって聞きました。

◆新型インフルエンザワクチンについて、中学生まではすべて無料で接種できるよう求めました。

◆指定管理者制度については、公営施設の管理をゆだねている事業者との契約期限が今年度末となっていることから、来年度以降の指定管理者を決めようというものです。この制度は矛盾を多く抱えており、事故や経営難など問題が噴出していることから、制度適用そのものの再考を求めました。

◆市営住宅の指定管理については、そもそもの公営住宅のもつ性格に照らしても、指定管理者制度の適用はなじまないと指摘して、指定管理者として予定されている事業者の提案内容には問題があると質しました。また、これまでの指定管理者であった住宅供給公社の仕事をしていた中小業者さんの仕事確保についても聞きました。

◆ロープウエーについては、PFIの入札に応募したのが1社しかなく、事実上の随意契約になっていることは問題であると指摘しました。PFI先にありき。中央市民病院と状況は同じです。

 ちょっと乱暴にまとめましたが、このようなことを聞きました。

詳しくは、後日、議員団のホームページに掲載されますのでそちらもみてください。


じわり…上がる家賃に、家計苦しく

2009-11-21 | 議会だより

 18日に12月議会の告示。今年最後の議会です。予算から6月議会、外郭団体特別委員会、決算、そして12月。3つの選挙を挟みながら、とてもあわただしい09年でした。 25日には本会議。議案質問にたつ予定となっています。10時からですので、是非傍聴にもお越しください。

何はともあれ、とりあえず質問の原稿を作成中。いつもながら難しいです…。

 さて、時間の合間を縫っていろいろ地域もご訪問させていただいていますが、市営住宅の家賃減免制度の改悪は、すこしずつボディブローのように家計を苦しめ始めている、そんな声があちらこちらから聞こえてきます。「毎年3000円ずつ、家賃が上がっていく。じわりじわりとしんどくなっていく」「天引きばかり増えて年金の手取りが減っていく。どうせもともと納付書で払っていたから出ていくお金は一緒だけど、でも自分で払うのと引かれるのとでは気分も違う。そんで家賃もじわり。しんどいわ。」こういう声はよく聞きます。

改悪前の議論でいろいろいわれていたこととはいえ、実際に改悪が始まり家賃を払うと実感がわいてくる、当然です。市営住宅の改悪された家賃の減免制度は、改悪前に戻せと市長選挙で日本共産党はうったえました。いまいちど、家賃の減免制度について議論していく必要があると思っています。阪神淡路大震災でクローズアップされたのが「住宅は福祉」。特に市営住宅で、いまそのことが問われているのではないでしょうか。家賃が上がって暮らせなくなったら、いくところがなくなります。福祉が福死にならないよう、しっかりと改善を求めていきます。


学童保育施策の充実に

2009-11-16 | インポート

 先日、学童っ子まつりが開かれ参加しましたが、たまたま後日、他都市の学童保育について話をお聞きする機会がありました。

 さいたま市では、学童保育マニュアルが作られて運用されていることとともに、民間施設への補助金を引き上げ、公民格差を小さくしていこうということが計画されています。

さいたま市は、合併してできた経緯があり、合併前にそれぞれでおこなっていた学童保育の水準をあわせるために必要だったとのことです。また、公設学童については今後は増やさず、民設で需要増に対応するとの方針とのこと。民間にゆだねるからには市の責任で必要な予算をつけることで、民間の開設を促すねらいもあるようです。

家賃補助をはじめ人件費、運営経費など内容も充実しており、神戸市よりはるかに進んだ対応がとられていました。71人を超える大規模学童の解消もすすみ、現状では1か所のみ解消に苦労しているということでした。神戸は、まだ30か所以上が71人以上の解消のメドが立っていない状況です。

 さいたま市と神戸市とは状況がいろいろ違いますが、少し研究の余地がありそうです。学童に対する姿勢の違いは明らかです。


学童っ子まつりではりきって、いててて…

2009-11-09 | 日記・エッセイ・コラム
 きょうは、1日とてもいい天気に恵まれました。各地でいろんな行事も行われていましたが、最高の1日ではなかったでしょうか。

 さて、きょうは午前中、北区の消防学校で開かれた消防団の大会に参加しました。そのあと、須磨区内で開かれていた学童っ子まつりに参加。議員団を代表しての来賓挨拶は金沢議員におまかせし、きょうは1保護者としての参加。市内各所の学童保育所が参加して、たくさんの子供たちの歓声に包まれて、いつもと違う雰囲気。とても楽しい時間でした。

 場内には、カッパやととろなどいろんな着ぐるみを着ている人がちらほら。実は午前中に借り人競争?があったとのことで、あの着ぐるみちょっとうらやましかったりして…。

 午後は、学童対抗リレー。学童の規模に大小はありますが、みんな一生懸命がんばって走っている姿がとてもけなげで、印象的でした。リレーの後、帰ってきた娘が泣いていました。リレーで負けたのが悔しかったとのことでしたが、家に帰って話を聞いていると、走り終わって席に帰ってきたら大人たちに子供たちが「よくがんばってたね」といわれて感激してたんだとか。学校の運動会とは違う、ひと味違った雰囲気。子供ながら敏感に感じていたのかもしれません。学童は子供たちにとっては第二の家庭のようなもの。夏休みや冬休み、学校が終わった後、毎日家に帰ってくるまでの間、過ごす場所。兄弟姉妹のようにみんなで過ごしている雰囲気が、子供たちをみてて伝わってきました。子どもながらに、思い入れもあったんでしょうね。

 子供たちのリレーが終わったら、こんどはお父さん・お母さんの出番。わたしも参加。何年ぶりかにトラックを走る感触。とても爽快でした。楽しかったです。

 場内をふらふら歩いていると、懐かしい人にもいろいろお会いできました。まさかこんなところで?というような人にもめぐりあえて、またびっくり。きょうは、娘に連れてきてもらった、そんな1日でした。大きな学童保育所、小さな学童保育所、いろいろです。それぞれに運営上もいろんな苦労を重ねながらの毎日だと思います。それだけに子供たちだけでなく、保護者同士の連帯も深まっていくんじゃないでしょうか。準備に携わった実行委員会の皆さん、ご参加された皆さん、ほんとうにお疲れ様でした。これからも微力ながら、学童保育の運動を応援していきます。

 それにしても、太ももが、いててて…。