やまじゅん通信 “きょうのヤマ場”

日本共産党前神戸市会議員 山本じゅんじ WEB通信

1月14日(土)のつぶやき

2017-01-15 | 日記

大学新入生、貸与奨学金を敬遠

2017-01-13 | 日記

 おはようございます。今朝は風がとても強く、ぐっと冷え込みを感じます。みなさん、いかがですか?  
 きょうのしんぶん赤旗の、大学生協連の新入生調査の記事が気になります。
 記事は、受験から入学までにかかった費用の準備についての調査項目に触れています。記事によると、奨学金や学資保険を避ける一方で、貯金の取り崩しが約35%とのこと。増加傾向にあるということです。現状の奨学金制度では、多額の借金を抱えて社会人としてスタートせざるを得ません。
誰しも、子どもに多額の「負債」を負わせたいとは思いません。
ただ、その後の学費や、自宅外なら生活費もかかります。
費用が確保できなければ、スタートラインにすらたてない、そういう現実がさらに広がることも十分に予想される事態。
小手先の奨学金対策ではどうにもならないところまできているのではないでしょうか。
給付制の奨学金とともに、有利子を無利子へ。
返済方法の改善。何よりも学費の引き下げこそ必要です。
1985年頃と最近のサラリーマンの平均収入は100万円ほど増えてはいますが、国立の入学金と学費は倍以上。以前と比べて、私学の学費に近づいているようです。
OECDのなかでも最低水準の教育予算。抜本的に引き上げが必要です。
             
 定例の朝の宣伝を終え、いったん休憩中です。写真では、一見、いい天気のように思えますが、よく晴れた冬空こそ、寒さに注意。ですね。
                                                                              

あるべき"介護保障"の実現へ、課題は山積

2017-01-11 | 日記
食事中、相席になった人と話していると、デイサービスの話に。
週2回通っているそうで、どんなですか?とお聞きすると「結構楽しい」とのこと。「まるで大人の幼稚園みたいやで」と笑っていました。
いろんな出会いもあったり、馴染みの顔もあったり。普段の生活では、ヘルパーさんに来てもらっているそうですが、時間が短く、慌ただしく帰っていかれるそうです。
必要なサービスが十分に受けられているのかどうかは、話のなかではうかがい知れませんが、日常の生活の一部として欠かせないものになっているようすがうかがえました。
介護保険では、4月から要支援者への訪問介護と通所介護が「介護予防・日常生活支援総合事業」に。今度は要介護1、2
の人も対象にされようとねらわれています。 要介護認定者の約半数です。 いったん断念したとはいえ油断できません。
介護の社会化を標榜してはじまった介護保険制度。制度見直しの度に給付抑制が進められ、いまや地域包括ケアといいながら、自助と互助を強調し、介護の"家族依存"に回帰する方向が指向されているようです。介護の社会化という理念は、どこかに放置されています。
本来のあるべき"介護保障"の実現へ。課題は山積です。