やまじゅん通信 “きょうのヤマ場”

日本共産党前神戸市会議員 山本じゅんじ WEB通信

ありがとうございました!!

2011-01-31 | 日記・エッセイ・コラム

 先日、以前から家族で仲良くしていただいている方々に”感激!の激励”をいただきました。

暖かな言葉と、子どもたちも含め色紙にぎっしり書かれた激励の言葉。読んP90704242でいるだけで、思わず涙が出てきてどうしようもなかったです。他にもいろいろな心づくしも。せっかくのお休みの日。遅い時間にもかかわらず集まって励ましていただいた皆さん、そのお 気持ちにホントにホントに家族ともども心から感謝しています。気持ちが洗われるような思いでした。ありがとうございました。いつまでもみなさんの気持ちを裏切らず、誠実に、自然体で頑張っていきたいと思います。これからも応援よろしくお願いします。

 さて、この1週間、多くの方からご相談をいただきました。20代の若者から40代の方が中心でした。いろいろ考えた末、そろそろ生活を変えなければと考え、きっかけはそれぞれ違いますが行き着いたのが私だったようです。それなら出来る限りお手伝いしようと、いろいろお話も聞いてきました。聞いていると、それぞれの方が何かの転機を迎えようとしている感じがしました。

 やんちゃをしたりはみ出したり、若いときにはいろいろあります。でも以前なら、回り道をしてもまたやり直しも出来たと思うのですが、いまはとても社会全体にそんな余裕はないといった感じです。軌道修正がききません。常に速度に応じた正確なギアチェンジが要求され、シフトダウンやニュートラルといったことは脱落へ…。これでは、ゆとりがなくなるのも当然です。ちょっとしたフォローで、持っている力を発揮できるはず。そんな若い力の台頭を社会は求めているはずです。貧しくても、彼らは輝いていました。苦しい時代を生き抜いているからこそ、強いです。

 色紙を書いてくれた子どもたち。どんな未来が待っているのでしょうか。

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これで暖かい物、食べられたらいいんだけど…

2011-01-23 | 日記・エッセイ・コラム

 先日、相談に訪れた方の事を書きました。その後、暖かい物を食べられるようにと電子レンジを探していたのですが、運良く眠っていた物を提供していただいた方があり、早速、それを持って自宅まで届けに行きました。

 家を訪ねると、そこには布団と毛布が。たまたま福祉事務所から提供を受けたとのことで、「とても暖かい」と喜んでいました。生活保護は申請が受理されたようで、あとは決定を待つのみです。

 さて、持って行った電子レンジ。動くかどうか、試していません。早速コンセントに差し込んで”スイッチオン!” 「お~っ!!」と2人で思わず歓声。動きました。これで、暖かい物も食べられそうです。震災の時にも、寒い中、温かい食事がとれませんでした。それを考えると、一刻も早く届けたかったのが布団とともに電子レンジ。当分これで不自由ながらも何とかなりそうです。もう少し生活が何とかなるように、機動的に整えたいところですが、なかなか力が足りずにかえって申し訳ないなぁと思いながらの対応です。お風呂に洗濯に、まだまだいろいろ不自由なことも多いですが、これからも、出来る限りの協力をしていくつもりです。いま、いろんなものを探しています。

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大丈夫かな?寒いけど

2011-01-21 | 日記・エッセイ・コラム

 先日、控え室に行くと、以前お手伝いさせていただいた方が、若い男性とともに相談に来られていました。到着を待っていたとのことで、事情をお聞きしました。知り合いなんだが、きちんとやり直したいと言ってるので、それなら、と一緒に来られたようです。
住む家探しに始まってもろもろの対応が必要でした。借り上げ住宅の要請があったので、やむを得ず知人に連絡し、対応をお願いしました。
アパートもなんとかみつかり、翌日の夜遅く、暖房器具やとりあえずの寝具を届けました。よく冷え込んだ夜でした。アルミのマットを敷き、それで下からの冷気を防ぎながら持ち込んだストーブで暖を取りながらいろいろ彼と話をしました。 今後は生活に必要なものも少しずつ揃えていくことになりそうですが、あの寒さのなかで大丈夫かと心配です。さすがに冷えました…。

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娘の本で思わず涙…「また泣いとんやろ」

2011-01-20 | 日記・エッセイ・コラム

 最近、娘が寝る前に読んでいる…というか娘によく”読まされる”本があります。「心があたたかくなる話」(だったと思うのですが)というタイトルで、10ページくらいで1つの話が完結する、短編集です。1年生の時に購入した本で、ひらがなが多くでかえって読みにくいのですが、娘にとっては読んでもらっているので、ひらがなだろうが漢字だろうが関係なし。娘ながら、何か心に引っかかる物でもあるのでしょうか。最近は、この本ばかりです。

 この本のなかに、阪神・淡路大震災のときの避難所を題材にした話があります。少年と母親、避難所で出会った両親を震災で失った(たぶん)少女の話です。1個のおにぎりを3人で分け合って食べたことなどがその内容ですが、震災当時のことが思い出されて、どうしても読んでいる途中で切なくなって泣けてくるので、前に読み進むことがいつも出来なくなってしまいます。

 はよ読んで!としかられるのですが、ちょっと待ってくれといつものこと。震災のことは学校や保育園で話は聞いてはいるようですが、どうしていつも同じところでつまってしまうのか、娘にはまだ十分にその意味が理解し切れていないようです。

 今年の成人式で、”震災の記憶をとどめる最後の世代”というくだりがあったように、震災を知る人たちはこれから減っていくばかり。当然、震災の時には娘はまだ生まれていません。というより妻とも知り合ってはいませんでした。本を読みながら、娘には震災のことを少しでも知っておいてほしい、そんな思いを抱きつつ、もう少し大きくなったら、もっといろんな話しをしてみようと思っています。

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16年目の「鎮魂」

2011-01-17 | 日記・エッセイ・コラム

Pap_0104  きょう、阪神淡路大震災から16年。各地で、昨日に引き続き記念行事が行われています。

 今朝は、事務所近くの千歳公園での行事からスタート。ここ最近、1月17日はこちらの行事に参加させていただいています。この地域でも、多くの方がなくなられました。会場となった公園は、震災後、学校の統廃合で廃校になった千歳小学校の跡地です。いまは公園として、多くの親子連れでにぎわっています。きょうは、地域の方々が朝5時から集まって準備されたそうです。震災の日も、とても寒い年でした。時折、雪も吹雪くほどの寒さの中で炊き出しや物資の配布など出かけていった記憶がありますが、ろうそくの明かりとほんのりと伝わるろうそくのぬくもりに、当時の記憶がまたよみがえってきます。

午前5時47分。1分間の黙祷…。

 そのあと会場をあとにし、地下鉄の駅で早朝宣伝。しゃべりながら、震災の話しを無理にもっていったので、なかなかまとらず苦労しました。震災の関連予算の大部分は、ハード事業に。生活関連予算はごくわずかしかありませんでした。生活再建の遅れが、こういうところからも出てきていると思います。また、空港建設などにも生活再建の願いが押しつぶされてきました。

P8240421_2  相談など所用をすませ、市民追悼式の会場に向かいました。第2部からの参加となってしまいましたが、毎年行われている琵琶の演奏など今年も聴くことができました。

川村旭芳さんと旭芳会の方々、シンガーソングライターの小田育宏さんなどの演奏で花を添えていただきました。

追加)借り上げ災害公営住宅のアンケート結果のまとめをアップしました。

「IMG_0001_saigaikoueijuutaku.pdf」をダウンロード

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