やまじゅん通信 “きょうのヤマ場”

日本共産党前神戸市会議員 山本じゅんじ WEB通信

若者の使い捨てを許すな

2007-07-31 | 日記・エッセイ・コラム

 今日の「しんぶん赤旗」の文化欄に、作家の浅尾大輔氏のルポ記事が掲載されていました。その記事は、「未来は僕らの手の中に」と題して、ある20代の”マクドナルド難民”の女性が、労働組合の書記局次長を担当する男性との出会いをきっかけに、未来へ希望を持ちはじめることになったという話題です。深夜、マクドナルドで読書をしていたその男性に「お金がない」と声をかけたことをきっかけに広がった、彼女への支援。翌日には「全国青年雇用集会」に元気に参加し、女性は立ち直るきっかけをつかんだようです。後日組合事務所に「出会えなかったら、のたれ死んでいたかも。これからもがんばるから心配しないで」との手紙が届いたそうです。胸の詰まる話でした。使い捨てにされる若者たちの苦悩。いまの経済政策そのものに加え、雇用の規制緩和。そもそもこんな法律を成立させたことが、ひどい実態を生み出しました。若者の使い捨ては、許せません。


初議会、終わりました!

2007-07-09 | 日記・エッセイ・コラム
 議員としての初議会、ようやく3日に終了しました。最終日の本会議での議案外質問が早くに決まり、慣れない原稿つくりに苦しみながらの質問準備となりました。早くに仕上げ、余裕を持って望もうと張り切っていたのですが、できあがったのが結局、前日の夕方。何度も手直しを重ね、先輩議員や各方面の方々にご協力いただきながら、ようやくのでき上がりでした。  さて、いよいよ本番。質問を何とか終わらせ、当局の答弁。さあ再質問…と思ったら、残り時間はあと3分。わずかな残り時間で再質問するゆとりすらなく、”答弁には納得できない”として自分の意見をいうだけで精一杯。必死に頭を整理しながら、3分間まくしたてた、という感じでした。議員団の事務局の方が作成した答弁メモを見せてもらうまで、自分が何を最後にしゃべったか、ほとんど憶えていませんでした。頭は、真っ白でした。  調べておくこともまだまだたくさんあり、議会活動の厳しさを垣間見た思いでした。こんなんでは、まだまだあかんなぁと思います。 今回、増税問題に保育所民営化、事業系ごみの指定袋制度、敬老パス、東須磨のマンション建設計画について質問しました。また、常任委員会では、東須磨駅バリアフリー化の陳情に関して、神戸市の積極的な対応を求めました。よし、次はもっとがんばるぞ、と気持ちを新たにしています。なにはともあれ、ようやく議員としての”初めての大舞台”、終わってほっとしています。たくさんの方に傍聴に来ていただきました。ありがとうございました。さあ、次は参院選。