今回はじめて、これからのニュータウン対策をどう進めていくのか、問題提起をしました。特に、高倉台や高尾台はもう40年。神戸市の調査した51団地だけでも約50万人、大きな柱が必要です。
今回はじめて、これからのニュータウン対策をどう進めていくのか、問題提起をしました。特に、高倉台や高尾台はもう40年。神戸市の調査した51団地だけでも約50万人、大きな柱が必要です。
先月の終わりから始まった決算特別委員会。今回の決算特別委員会で私が質問を担当したのは、1日の水道局と今日4日の建設局でした。
さっき、決算特別委員会の建設局の質問が終わりました。
今日質問したのは3点。六甲山の森林整備において推進母体と人材育成をどうすすめていくのかということと、須磨多聞線について、宅地防災についてです。
さて、須磨多聞線。建設は中止すべきというのが私の質問です。以前、他の局で須磨多聞線について中止を求めましたが、今回、担当局が建設局に変わったためあらためて取り上げました。つまり計画段階から実行段階に移行したために局が変わったということになるんでしょうか。
この須磨多聞線、西須磨部分の520mは大事やからすすめるんやということですが、用地買収が進んでいるとはいうものの、地元の反対が強く、合意できる見通しはいまのところありません。この道路を作ることによって、渋滞のひどい天井川左岸線などの混雑を減らすという目論見があったようです。須磨多聞線の西須磨部分の予測交通量が2回出されていますが、はじめ2万台/日、そして2回目が21年度に出された1万2千台/日と大きく減少しています。
もともとは、2万6千台と予測されていたわけですが、実に46%でしかありません。
平成22年度、交通量調査が行われました。その結果をみると、平成17年度調査よりも交通量が減少しています。周辺道路が渋滞しているとはいってもそれは朝と夕方の一時的な時間帯のこと。周辺道路の交通量自体が減っているのに、新しい道路を作る必要がどこまであるのか疑問です。一方、西神方面から山麓バイパス方面へ通行する交通量は増加。新しい道路が作られて便利となれば、新たに車を呼び込むことにもなりかねません。
いくら既成市街地への利便が必要とはいえ、通過交通量の増加を沿線住民が受け入れなければならない理由など何もありません。特に増える車は大型車が多いといわれてますから、産業道路化しかねません。交通量が減っているのに新たな道路を作る必要性が一体どれだけあるのでしょうか。通過交通を増やすだけなら極めて問題です。
そもそもは昭和21年に構想されたもの。時代的、社会的、経済的背景が全く変わっています。そろそろ考え直すときではないでしょうか。
交通の利便を図るなら、山麓バイパスや阪神高速のありかたについて検討し、なによりもパークアンドライドをすすめて、車の流入を抑制するのが筋ではないか、と私は思うんです。
きょうは、こんな質問でした。
他の質疑については、またぼちぼち報告します。
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