やまじゅん通信 “きょうのヤマ場”

日本共産党前神戸市会議員 山本じゅんじ WEB通信

アンケートをもとに介護事業所を訪問

2017-03-14 | 日記
先日、介護事業所を訪問しました。
4月からの総合事業開始を前に、1月の終わりから各事業所にアンケートを送らせていただき回答をいただいたところへ、順次訪問させていただいています。
小規模事業所からの回答が多く、総合事業への参入は多くが消極的。報酬は8割へさがる一方、有資格者の賃金は下げられないと、悩んでいるという声が多く寄せられています。人手不足にも拍車がかかり、閉鎖も増えるのでは?という意見も目立ちました。
すでにいまサービスを受けている人が、総合事業に移行したからといって、サービスを断ることはできないと、総合事業へ参入せざるを得ない状況も有ります。
そもそも、政府が介護給付を減らすために強行された介護保険の改悪。
生活支援としてのヘルパーの専門性をまるで否定しているかのような仕組み。
要支援1と2にとどまらず、今後は要介護1・2も介護はずしの視野に、更なる改悪もねらわれています。
少しの介助で普通に生活できるのに、それを取り上げられたら…という不安の声は当然の声だと思います。
どんどん目減りする年金。介護の取り上げ。人としての尊厳がどんどん損なわれていく現状。
映画監督のケン・ローチ氏の目に、日本のおかれた現状はどう映るのでしょうか。

予算議会の最中。2月に代表質問があったため、すっかり余裕をなくしてしまっていました。久々の更新となりました。

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