やまじゅん通信 “きょうのヤマ場”

日本共産党前神戸市会議員 山本じゅんじ WEB通信

不退転の決意で望むというなら

2012-05-31 | 日記・エッセイ・コラム

 地元の方と商店街を歩きました。増税反対の署名を片手に。

 あるお店で話を聞きました。通りに面していないので、どう客を誘導してくるのか、あの手この手で工夫をしているがなかなか思ったようにいかないと話しておられました。

顔の見える商売というか、お客さんとの関係を大切にしておられて、信頼関係で成り立っていることがよくわかります。しかし、最近は全国チェーンがふえて苦戦を強いられているようす。何とか、通りに面したところに看板をとがんばって設置、お客さんをつないでいるのですが、厳しさは変わりません。ひどいときには、お客さんがひとケタの時も。

いまは生活は貯金を崩しての生活。これ以上の出費は、生活に響く…深刻です。

 別のお店では、「建物が自前なのでいまは何とかなっているが…」と。「消費税あがったら、もう店をやめるしかない」そんな声も聞きました。

「取れるところからもっと取って!」怒りの言葉です。

”不退転の決意で”と述べるエラいひともいますが、こんなまちの声にきっちり答えることにこそ不退転の決意で望んでほしい、と私は思います。

どこに目をつけてるんだ!!と叫びたい。

 区内に商店街はいくつもあります。ここがにぎわってこそ、元気なまちのあかしです。

持ち歩いていた資料をお見せしながらお話をしていると、「そんなの初めて聞いた」とよく言われました。でも、私がねつ造しているデータではなくて、政府が出しているデータなんですが…。それだけ、情報が都合よく間引きされてるっていうことなんでしょうか。

富めるところにますます富が集中する、それをじゃまするものは取り払えといわんばかりのやり方が、いまはやりの新自由主義。でも、社会の基盤を壊していくのでいずれ破綻するだけ。しっかりその先を見据えて、取り組んでいかねばと考えるこのごろです。

…本日のぼやき…になってしまいました。END

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