ハナウタ うたこの「宝物がいっぱい」

自分にとっての「好き」や「嬉しい」を集めて綴る、ささやかなことのブログです。

そこじゃない、まず顔を洗うんだ

2018年08月24日 | 🐤 日記

昔、Wさんが当時小学生だった娘のためにリメイクしたという

元はGAPのワンピースだったフレアスカートをお下がりで貰い、

2年?3年?くらい部屋着として愛用している。

一旦は遠慮したんだけど、ハナウタなら着れる!とWさんとてんちゃんが言うもんだから。

 

50も過ぎ、そろそろピンク地にオレンジ色の大きなハイビスカス柄が浮き始めてきた。

(ホントは最初から浮いていた)

 

先日、もうウエスにしてもいいだろうという

襟もとの伸びたヨレヨレTシャツと このスカートで、

顔も洗わず髪もとかさず(←いつものこと)家に居たら、ピンポンがなった。

人が訪ねて来ることがあまりないので宅急便だと思って出ると、

そこには以前この社宅にいて転勤で大阪に行ったAさんが息子さんと立っていた。

 

「息子のこっちの友達に会いに来たので、久しぶりに顔見に来ました~」

と、顔を見に来てくれたという。

キレイな白シャツにタイトスカートという

キャリアウーマンスタイルの爽やかな笑顔のAさんがいた。

思わず

「せっかく来たのに、こんな顔で出てきてすみません」

と言ってしまった。

言わないと居たたまれなくて。

 

ボサボサ頭のいっこく堂の人形みたいな私が、

ヨレヨレで派手派手な身なりで出て来てさぞびっくりしたのではと思ったが、

いや、大丈夫、彼女が今住んでいるのは大阪だ、と思ったら全然平気な気がしてきた。

 

そうだ、こんなのおとなしい方だった、私の目撃した大阪のご婦人方に比べたら。

(ディスってませんよ)

 

なので、私は行けるとこまでヨレT&ハイビスカス。

 

 

 

 


もうそれで

2018年08月23日 | ❸ ブラックハナちゃん

この時季になると

髪の毛は抜けるし

肌は痒くなるし

声の出が悪くなる。

季節の変わり目だからだろうか。

 

薬局に行ったついでに薬剤師の女性に症状を話し、聞いてみた。

季節的なものでしょうか?

体調はよくて食欲もあるんですけど、ストレスでしょうか?

抜け毛と痒みはそういうものだと思っているのでいいとして、

声が出にくいのは疲れが喉に出ているってことでしょうか?

 

まず、

「え?この時季になると髪の毛が抜けるんですか!?」

と聞き返された。

「ええ??抜けないんですか? 万人が抜けるものと思っていましたが」

と言うと

「私は抜けません」

と言われた。

へーーー、抜けない人もいるのかぁ。

 

「それでそれらの症状は最近始まったことではなくて昔からなんですね?」

「そうなんです、気づくと治まってるんですが」

「いつの間にか治っちゃうんですね?」

「はい、いつの間にか」

と、あれこれ話すうち、

気圧で体調変化が起きる人もいるとか

そういえば抜け毛は出産後にあったわね~とか

これらの諸症状は更年期のホルモンバランスの関係で悪化する可能性もあるかも、とかの

女性の体調あるあるに発展した。

 

しばらく話した後、薬剤師の女性が思いついたように言った。

「・・・・あ!もしかして・・・・・」

 

「もしかして?」

 

「それって夏バテじゃないですか

 

 

あ~、夏バテね!

なるほど~

気づかなかったけど、そうかもしれませんね。

疲労感とかないけど、毛も痒みも声がれも一種の夏バテなのかもしれない。

知らなかっただけで、もしかしたらこういうのを夏バテと呼ぶのかもしれない。

・・・・でももしかしたら

薬剤師の女性がレジ応援に行くために話を打ち切りたかったのかもしれない

(だって向こうから「すみませーん」って声が聞こえる)

 

夏バテを便利語に認定。

 

 

 

 

 


もし別の名前だったら

2018年08月22日 | ❺ 追憶の日々

私の名前は秀じい(父)がつけた。

 

小さい頃、自分の名前より妹の名前の方が良くて

私は父に

「一体私のこの名前にどんな意味があるのさ?」と聞いたことがある。

そして

できれば違う名前が良かったと言ったら、父が言った。

 

「ふたつ候補があったんだ。

 そっちの方がよかったかな?」

 

選ばれなかった方の名前は「うらら」だと言う。

漢字はたぶん「麗」だと思うんだけど、違うかも。

 

「でもね、うーちゃんがおばあちゃんになった時『うららばーさん』って呼ばれたら

 派手過ぎるだろ?そう思ってやめたんだ。」

 

いや、全然オッケーでしたけど

 

「うらら」になってたら全く人生変わってたと思う。

煌びやかだったと思う。

なんか波乱万丈で運命に翻弄されて流転の人生になるような予感がする~

 

そう、ハナウタうららは

磨きをかけた体と美貌で男を手玉に取るんだけど(←「狙いうち」的な)、

しくじって泥水をすするような生活に落ちて、

それでもギラギラした野心で再びあらゆるものを利用してのし上がっていく。

デュ・バリー婦人のような、ジャンヌのようなポリニャック婦人のような(「←ベルばら」的な)

欲にまみれた女、ハナウタうらら(ヴィジュアルは峰不二子です)。

欲しい物は手段を選ばない、そして必ず手に入れる。

火付盗賊改方の長谷川平蔵からも

「いままで散々悪い奴らをお縄にしてきたが、お前ほど腹の底から欲深な女は見たことがねぇ」

って言われたらしい。

 

あまりの美しさにひっそり生きることを許されない悲劇の女でもあるうらら。

それならば

生まれ持った品の良さとズル賢さと美貌を武器にただただ生き抜くのみ!

 

果たして彼女の運命は

後半へ続く(いや、続かない)

 

 

 

 

 


これだ!

2018年08月21日 | 🐤 日記

「あれ?今日は肌の調子がいいんじゃない?」

と思ったら電気をつけていなかった。

暗いってすごい。

 

最近ほうれい線がいっこく堂の腹話術人形みたいになってきたので

なんとかならんかな、と思っていた。

これだ、と思った。

 

あとはあんまり鏡を見ないことかな。

 

 

 

 


インド映画「きっと、うまくいく」

2018年08月17日 | ❷ 本とか映画とか

インド映画って突然キャストが歌って踊るんですよね。

そういうの好きです。

 

この映画、ネットのサイトで星が5つ(正確には4.8くらい)だったんです。

分母の数も多いのに4.8はすごい。

レビューも良くて、これは観ないと!ってなりました。

 

全編ユーモアに溢れて、明るくて、

ところどころツッコミたくはなるけど、

インドだし、10年くらい前の作品だし、固いこと言うのはやーめた。

 

女性の立場が弱くて、貧富の差も激しく、競争社会のインド。

若者の自殺率が他の死因より高い。(日本もですが)

 

この映画では一貫して

「あなたは何のために勉強するの?学問とは?」

そして

「死んじゃダメ!」

って言っていました。

何回も出てくるんです、「自殺してはダメだ」ってメッセージが。

恐らくインドでは若者の自殺が尋常じゃなく深刻な社会問題なのでしょう。

 

息子は学校をフル活用しませんでしたが、おかげで見えて来たものが沢山ありました。

多分、離れなければ私には見えなかったと思います。

よかった、私の今が以前よりも幸せで。

よかった、学校うんぬんではなく、

私が私自身の得体のしれない違和感に流されて行かなくて。

でもまだまだ油断できないぞ、だって前科者の私だもの!

と、映画を観て改めて思ったのでした。