ハナウタ うたこの「宝物がいっぱい」

自分にとっての「好き」や「嬉しい」を集めて綴る、ささやかなことのブログです。

「毒婦」を知りたい

2015年01月31日 | ❷ 本とか映画とか

4日間眠れなかった男チームの小さい方の人が ようやく浅いながらも長い眠りについた

5日目の朝です。

簡単な朝ごはんを用意して、起こさないようにそっと一人で自宅まで戻ってまいりました。

今日は地元さいたまでお仕事?です。

 

 

パソコンのない生活なのでブログはスマホでチャレンジしてみたのですが

慣れてるパソコンの方がずっと使いやすいです。

不自由に接して 日ごろの不自由ない生活のありがたみを知るのですね。

 

 

猫道で。

抱っこしたら あったかいだろうな。

抱っこしたいな。

絶対させてくれないけど。

 

 

 

ところで最近読みました。

北原みのり「毒婦」。

2009年9月に結婚詐欺と殺人を繰り返したとして逮捕された木嶋佳苗死刑囚の

100日裁判傍聴記です。

 

 

好きな有名人トップ5を聞かれたら 不動の1位、2位の上野千鶴子氏、信田さよ子氏が

北原さんと出された対談形式の「毒婦たち」を先に読んでいたので

早く読みたくてたまらなかった本。

やっと図書館の順番がまわってきたのでした。

 

 

とーーーーーっても、面白かったです。

世の中に蔓延する あやふやで言葉を与えられてこなかったニュアンス的なもの、

例えば小説でも 行間に感じる、言葉にされていないけどねっとり残る感覚のようなもの、

この感覚って うまくことばにできないんだよね・・・っていう

気持ちの悪いかんじのところを

上手にやって見せてくれている本といいますか・・・

さすがの目線といいますか・・・・

やっぱり うまく表現できないな

忘れて下さい。

もちょっとうまく表現できたらいいのに。

 

 

北原さんが裁判や取材ではではわからなかったという、

木嶋香苗というモンスターのような人間が出来上がるまでの そこのところが

たまらなく知りたくなった1冊です。