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ハナウタ うたこの「宝物がいっぱい」

自分にとっての「好き」や「嬉しい」を集めて綴る、ささやかなことのブログです。

たくましく生きる

2016年02月09日 | ❷ 本とか映画とか

図書館の棚に並ぶ数々の本の中で、光っていました。

タイトルに一目ぼれです。

手に取って見て、表紙にも一目ぼれ。

 

このつま先立ち、カッコいい。

 

ゴムパン。

そこからの、チラ見え(わ、わたし!?)。

 

華麗なる上体反らし。

うううっ、こんな風に 私も

 

内容は、

60代デビューしたばかりの自称プレばーさん「東西文子(とうざいあやこ)」が

この先10年、20年、30年・・と、

いい感じのばーさん、カッコいい真正ばーさんになっていくことを目指して

自分の親や兄や兄嫁(文子より5才上)、

周囲の(生き方も考え方もそれぞれの)プレばーさん仲間や

年下の仕事仲間との交流のなかから、

観察し学んだことを綴ったノウハウ本です(ちと違うかもしれません)。

 

更年期後の不具合や骨粗しょう症や加齢臭、

健康診断を真に受けるかどうか、また、生きる心持ちやらなんやらが

おもしろ可笑しく書かれています。

私はこの手のことはまだ不勉強。

なのでとても参考になりました。

 

文子によれば、毎日血圧を測るのも体調の変化に敏感になるためというよりは

自律できている自分を確認したいからなのだそうだ。

そして年を取るということは色々な場面場面で

「何気ない事柄の本当の価値」なるものを知る事なのだそうだ。

今出来ていることへのありがたみが増して

自分の体を大切に使おうと思う文子に、私も!私も!と思いました。

 

誰かがこうして自分の体験を後進に示してくれるから

私たちは必要以上に怖がらずに未知の世界へ進んでいけるのですよね。

先を行く人たちの経験と知恵は、多くの場面で

後から行くものを助けてくれているのです。

特に女性はあらゆることをパワーに変えて生きている!

私も楽しくたくましく生きていこう、そう心に誓ったのでした。

 

 

 

 

 

 


うちのフクロウ

2016年02月05日 | ❷ 本とか映画とか

猫や鳥が大好きです。

鳥はちっこいのからおっきいのまで好きです。

そんなこんなで買っちゃった。

この写真集は特にフクロウがかわいい。

 

この本表紙をめくったら・・・・!

消しゴムはんこみたいでイカしてる!

 

中身をほんの少し載せさせてもらってもいいかな。

仔猫のお尻とちびフクロウ。

どっちもたまらん。

ふたりは大の仲良しなんだそうです。

このフクロウの足、関係ないけど『ババヤガーのしろいとり』思い出す。

 

 

 

触発されて 新小岩にいる我が家のフクロウを全員集合。

 

あ、息子がフクロウのイラストのトートバック持ってたっけ。

ちょっと拝借して写真を撮らせて貰います。

 

 

 

栃木県と茨城県の県境にある「鷲子山上(とりのこさんしょう)神社」、

通称「フクロウ神社」に花粉の季節が終わったら行きたいです。

県境とフクロウ好きの息子と一緒に。

 

 

 

 


「オープンダイアローグ」という希望

2015年12月15日 | ❷ 本とか映画とか

思春期・青年期の精神病理学が専門の精神科医だという斎藤環氏が

訳して書いた本だそうです。

 

斎藤氏はまだ冒頭ともいえるP12で

「結論から言いましょう。

 いまや私は、すっかりオープンダイアローグに魅了されてしまっています。

 ここには確実に精神医療の新しい可能性があります。」

とまで書いています。

「もはや『オープンダイアローグが有効かどうか』ではなく

『なぜオープンダイアローグがこれほど有効なのか』を・・・・」

とも。

 

オープンダイアローグとはフィンランドで行われている

統合失調症患者に対する画期的な治療だそうです。

本書のP11に書かれていることをそのまま転記させて貰います。

「この治療を導入した結果、西ラップランド地方において統合失調症患者の

 入院治療期間は平均19日間短縮されました。

 薬物を含む通常の治療を受けた患者群との比較において、この治療法では、

 服薬を必要とした患者は全体の35%、2年間の予後調査で82%は症状の再発がないか

 ごく軽微なものにとどまり(対照群では50%)、障害者手当を受給していたのは

 23%(対照群では57%)、再発率は24%(対照群では71%)に抑えられていたと

 いうのです。そう、この治療法にはすでにかなりのエビデンス(医学的根拠)の

 蓄積があったのです。

 1980年代から着実に成果をあげつつあり、フィンランドでは公的な医療サービスに

 組み込まれて、希望するものは無料で治療が受けられるというのです。」

 

この治療法は、西ラップランド・トルニオ市の精神科病院であるケロプダス病院で、

家族療法を専門とする臨床心理士でありユバスキュラ大学教授の

ヤーコ・セイックラ氏が中心となって行っているものです。

本にはオープンダイアローグに関する氏の論文が3本掲載されています。

 

3本の論文を読む前に、その要旨のようなものを斎藤氏が書いていて、

それがとても分かりやすくありがたいです。

いや、専門用語も多くて、わからないといえばわからないのですが

それでも辛うじて・・・・うん、辛うじてキャッチ出来たように思います。

 

 

統合失調症は100人に1人いると言われています。

とても多い。

主軸は薬物治療で、「完治」がないとされています。

それであればなおのこと この治療法はすごいのではないか。

 

さて、感想ですが読んでよかった。

今とても前向きな気持ちです。

この本を手に取った自分を「でかした!」と思うほど。

 

この考え方は家庭でこそ応用したいです。

私など、自分はコミュニケーションをとっているつもりでも、

よく見ればただのモノローグだったなんていうのはざらにありますから。

自分の考えを一方的に言っているだけで対話じゃなかった・・・・ってのは

思うよりずっと多い。

オープンダイアローグでいうところの対話を意識して心掛けても、

例えば親子などの2者間では子どもが悩んで荒れたり苦しんだりしている時に

対話を引き出しにくいことは多いのです。

近い関係では感情が出やすくこじれもするので。

でもこの考え方、やり方を知っているだけで全然違うと思います、

少なくとも私に関しては救世主だわ。

 

それから統合失調症に関してではないけれども

民間のカウンセリングやワークショップ、民間病院のごく一部や自助グループでは

近いことが行われているのではないかと思ったりしました。

私の期待、かもしれませんが。

オープンダイアローグをそれぞれの立場で出来る形に応用しながら取り入れたら

統合失調症以外の場面でもかなり有効だろうと思いました。

これは斎藤氏も書いていましたが私も同感です。

 

オープンダイアローグの普及と発展を願っています。

せめて多様な治療法のひとつとして選択できる日がくるように。

そのときの医療費の負担が出来るだけ少ないものであるように。

 

 


今日は「将棋の渡辺くん」発売日だよ

2015年12月09日 | ❷ 本とか映画とか

今日は「将棋の渡辺くん」第一巻の発売日だ、わーーーーい

本屋さんから入荷の連絡もいただいて、たかまる~

別冊少年マガジンは買ったことないけど、

1話か2話だけネットで無料で読んだことがあります。

面白かったです。

コミックになったら買おうと思っていました。

楽しみに待って待って・・・の、いよいよの今日なのです。

 

先ほど仕事の帰りに早速受け取りにいってきました。

864円の大きいサイズ。

お~~~

それが こ・れ・だ

 

中身もチラッと。

チョットだけよ~

明・・・・そっくりでビックリ。

 

ビッグタイトルの「竜王」へのかえり咲き まことにおめでとうございます。

「渡辺竜王」すごくしっくりきます。

 

お風呂上りにお茶を入れて、ゆっくりと読みたいと思います。

さりげなくちゃぶ台の上に置いておこう。

我が家の男チームの小さい方の人が手に取って 読んで マンガ好きになるように。

 

 


教授!

2015年12月04日 | ❷ 本とか映画とか

『天才柳沢教授の生活』というマンガが全巻読みたくて

コミックレンタルを探したけれど置いてなくて

もしかしたら図書館にあるかもと思って検索してみたら、

漫画ではないけれどこんな本を見つけました。

うううう~~~ 面白そう~~~

教授の本があるなんて嬉しすぎる!

読む前からワックワクする~~~。

教授、お会いしとうございました

 

目次の一部を

 

 

途中途中にマンガも引用されています。

こんな感じです。

それにしても凄い気迫の・・・

 

夢のようです。

こういう形で教授にお会いできるとは思いもしませんでした。

みなさま、ごきげんよう。

私はしばらく夢の世界へ行って参ります。