オレンジ色の紫陽花

携帯から軽快に綴るおいらの日々。
…だったのだが、ツイッターのまとめブログに変更。極稀にこっち単独の記事もある、かも。

「チルドレン」

2007年07月22日 23時25分32秒 | ほぼ、文庫本

チルドレン/伊坂幸太郎/講談社文庫

5月くらいに読んだのにすっかりブログに書くの忘れてて、いざ書くとなったら感想なんてどこへやら。
てなわけで、再読しました。ビバ、通勤電車!(いや実際、電車通勤するようになって…前は一駅だったからなあ…またぞろ文庫本がじわじわと増殖中)

伊坂幸太郎の本は「陽気なギャングが地球を回す」が最初でした。
その後「陽気なギャングの日常と襲撃」に進み、「アヒルと鴨のコインロッカー」へ続き、本書に至ります。
さらには、本屋でちらっと立ち読みした「グラスホッパー」がこの後に控えています。
で、思うには、
「陽気な~」2冊→本書→「アヒルと鴨のコインロッカー」→「グラスホッパー」
の順にシリアス度が高くなるようです。
ので、映画「陽気なギャングが地球を回す」やその本がきっかけで伊坂幸太郎を読むようになった人は、次に本書を読まれることをお勧めしますわな。
くすっと、にやっと、じわっと、ふにゃっと、ま、人それぞれですがとにかく地味に笑えて、さらに地味にああそうかと腑に落ちる。
登場人物の一人が、前出の映画では佐藤浩市がやってた、恐ろしく口達者(またはほら吹き)な喫茶店のマスター、を彷彿とさせる
なんてのぁ、ひひひ、読まなあかんがなコレ、てなもんで。
伊坂幸太郎の本がどういうジャンルに入るのか知りません(し、そういうふうにcategorizeするのもどやねん、
小説とノン・フィクションと詩とその他でええやん、と思っている)のでナンですが、
こういう血(ち)腥(なまぐさ)くない推理もの(?)は気楽に読めて、適度に謎解きみたいのもあって、通勤のお供にはもってこいです。


秋海棠

2007年07月22日 00時20分19秒 | 千紫万紅

この花、物心ついた頃から
庭のそこいらじゅうにわんさか咲いてて
どこにでもある草花だと思ってた。
…茶花、なんですか?(ですよね?)

ところで、花の中心の黄色い部分、
ひなあられ(関西版)に入ってる
砂糖がけ(でちょっと生姜の風味もある)のあられ
に見えて仕方ありません。