オレンジ色の紫陽花

携帯から軽快に綴るおいらの日々。
…だったのだが、ツイッターのまとめブログに変更。極稀にこっち単独の記事もある、かも。

秋の鞍馬

2005年11月12日 22時56分40秒 | 過去ログ
何を思い立ったんだか、鞍馬に行ってきました。
これからの時季(に限らないけれども)京都観光の一つとして、鞍馬・貴船に行く人も少なからずいらっしゃると思います。まして今年の大河は源義経てことで(もう終わるじゃねえか)、鞍馬人気も高まっていると聞きます。
が、ただ観光だけのつもりでいらっしゃっては大間違いでございますよ、旦那!
まかり間違っても、ハイヒールだのブーツだのミニスカートだの、さらには京都ってことで、お着物なんてお召しになってはいけませんことよ。

貴船・鞍馬は山の中です。

貴船から鞍馬まで歩く道もございますが、登山道だと申し上げてもよろしいかと存じます。
実際ほんと山道だし。石で階段状にしてあったり、手すりが設けてあったりして整備してありますが、雨が降った後はぬかるんで滑りやすくなる、地の道ですから(今日がそうだったのよ!)。まあね、小学一年生の男の子が音を上げずに歩いて、途中5分くらいの休憩を2回ほどとりながら、全行程1時間半くらいの距離ですから、大したことはありません。
でも、頼むからおめかししてデート、なんて事は考えないでね。(そういうカップルを何組か見掛けたよ。雰囲気は推して知るべし。そんなんだったら引き返せばいいのにさ、何をどっちが意地張ってるんだかワガママなんだか、ケンカしながら歩くんじゃねえよ。)

紅葉は期待しておりませんでした。
だって11月でこの気温だよ?
鞍馬は山だとて、北海道にあるわけでなし、同じ京都市内なわけだから、そうそう気温に差があるもんでもない。
ええ。案の定、さっぱりちっとも。
木によっては色付いているものもありました。
けれども、よくあるポスターやら写真やらで見掛けるような、あーんな美しい紅葉なんて、ここ何年見られないよ。ほんのり色付いた木がちらほらあったり、その色っていうのもなんだかくすんだような暗い色で、燃えるような赤、なんてのには滅多にお目にかかれません。そうこうするうちに、ちゃんと色付く前に散っちゃう、てのがオチ。寂しいことですね。
それでも、歩きながらずーっと足元を見てて、何枚か綺麗な葉を拾ってきました。もみじ、と一口に言っても(正確にはカエデなんだっけ?)大きさや葉の切れ込み方や丸いの細いの、いろいろあるもんですねえ。形として綺麗なのは、☆の形に近い、葉が細く切れ込んでる小さいものでしたが、12か14か16くらいに切れ込んでて、切れ込み方も浅い、全体として丸っぽい形になってる葉もあった。

鞍馬ですらこうですから、京都市内はもっとひどいだろうなあ。
神社仏閣が密集する(笑)京都でございますから、紅葉の名所は数多くございます。あれ、なんでお寺や神社って紅葉が洩れなく付いてくるんだろうねえ?有名無名を問わず、大抵お寺の庭や神社の境内って、紅葉の一本二本は植わってるでしょ?ほんと洩れなく。桜はそうでもないけど。
なんか意味があるんでしょうか?

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13:00 出町柳
↓<叡山電鉄「きらら」>410円
13:30 貴船口
↓<京都バス(所要5分)>160円
貴船神社 /水おみくじ200円。水にうかべると字がうかびあがる。

↓鞍馬寺に向かう。入山料200円。
↓途中、休憩2回ほど入れて山道を行く。

鞍馬寺

由岐神社

参道の茶店で休憩。
栃ぜんざい580円。栃もちのおぜんざい。美味。
牛若餅をお土産に狙っていたのだがすでに売り切れ。

16:09 鞍馬
↓<叡山電鉄>410円
16:40 出町柳
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実際はこの「出町柳」駅まで「七条」から京阪に乗りました。
JR沿線なもんですから、京都駅から京阪七条駅まで徒歩。20分もあれば余裕で着くと思われます。多分。
京都駅でJR奈良線に乗り換えて一駅、「東福寺」で京阪と連絡していますが、いかんせん、奈良線の本数は多くありません(笑)ので、歩いてもあんまり変わりないです。さらに言えば、京阪「東福寺」駅は普通しか停まりませんので、これまた連絡がよろしくない。ということで、ここは一つ、徒歩をおすすめ。