兵庫県北端の豊岡市には
「コウノトリの郷公園」があり、9羽のコウノトリが飼育されている。9羽に混じり野生のコウノトリも共存しているので、アクションの観察や撮影をしていると「アッ!」と言う間に時間が経ってしまう。絶滅危惧種の保護を目的とした施設であると共に、身近に彼らを感じる素晴らしい施設なのだ。
昭和中期までの水田には、コウノトリの餌であるドジョウやタニシやカエルが住みつき、彼らが住むには絶好の環境だったのだ。しかし、ある種の農薬が彼らを絶滅の危機に陥れたのだろう。幸の鳥と書けば幸せを運んでくれるような気がするが、
「幸の鳥」は、東京の焼き鳥屋さんなので悪しからず。
コウノトリは、幸せよりも
「赤ちゃんを運ぶ」と云われるが、これはドイツの言い伝えが発信元で、子供が出来ず悩んでいる夫婦の家の煙突に、シュバシコウという鳥が巣を作り、卵を産み、暖め、可愛い雛が誕生したそうだ。優しい夫婦は、煙突を使わないように取り計らった結果なのだが、その後この夫婦に子供が授かったことから始まったらしい。
帰りの
「あまるべ鉄橋」は、安全と引き換えに情緒が無くなった。しかし、これは人命に変えられるものなど無いので文句は無いが、その下の川に野生のコウノトリが現れてビックリした。しかし、これは後日サギ(詐欺)であったことが判明した。首以外は青がかったグレーの「青サギ」は、ヒョウキンな眉毛みたいな存在に大笑いした。
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酔っ払っていても写る「CANON Power Shot G7XⅡ」と「iPhone」での撮影です。
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