■炎のクリエイター日記

美味しいもの・史跡が持つ歴史のご紹介。お料理はプロ・自作を問わず鮮明な画像で、どんな素材も関西仕立てにクリエイトします。

炎のクリエイター 撮影 & 画像補正

このブログに使用の画像は、殆んどを「iPhone15 pro」で撮り「CANON Power Shot G7XⅡ」と「CANON一眼」などの撮影機器でフォローしています。画像に補正を施せば、とっておきの一枚を奇麗にできます。 ※画像の転載・転用は禁止させて頂きます。 武家の政権下では、お米で家臣の報酬を決めていたため、お米の田植えは何よりも大事な時期としていた。しかし裏では飢饉に備えて「麦」を植えていて、この田植え時期が麦の収穫時期で、半年の締め括りとして大事な時期と考え、麦にとっての実りの秋と考え「麦秋」と表現したようだ。

ちらし寿司・・・おひな祭りの場合は「ばら寿司」。

2015年03月02日 22時56分51秒 | 創作料理
おひな祭りのルーツは、宮中の「ひいな遊び」が、庶民に伝わったものと以前ご紹介したが、その祝宴の席には「なれずし」が用いられたとの説があり、現代の「ちらし寿司」になった起源と呼ぶには、多少の意味合いの変化があったようだ。お寿司のルーツなれずしは、今のお寿司とはまったく違うもので、どちらかと言うと滋賀県が誇る「ふなずし」に近いものだった。



おひな祭りに「ちらし寿司」でお祝いするようになったのは、備前(岡山県)で大洪水があった際、藩主池田光政公の発令した「一汁一菜令」説が有力で、被災地の一刻も早い復興のため、食生活の質素倹約を提唱したとある。この御ふれは「汁物一品と、副食一品以外を禁止する質素な食事をせよ」と言うもの。この御ふれを掻い潜るためには、魚や野菜をご飯に混ぜ込めば、これはおかずではなく「一菜」とする調理が編み出されたと言う。



これが、おひな祭りに「ちらし寿司」を食べる始まりだとも言われていて、現地岡山では「ばらずし」と呼ばれている。食材の海老には腰が曲がるまで丈夫でと言う願いから「長寿」、その色彩の赤には「魔除け」、脱皮を繰り返すことからは「出世祈願」の意味も含まれている。蓮根は穴から先を見通せるから「先の見通しがきく」などの語呂合わせと、「寿をつかさどる」と言うことで「寿司」になった縁起が良いものとの意味があるようだ。



今年も身内で、ささやかながらもお祝いが出来たのは、有り難いことだと噛み締めて、これからの自分の頑張りが「幸」の一字を作っていくと信じ、精進しなければならないと感慨に浸った。

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コメント (9)
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