すうたまちゃん

ラーメン?油そば?元い!オリジナルメニュー『すうたま麺』を提供したスタッフの徒然な思のは

運転室に子供をいれてたら FIRED!!! 

2005年11月15日 01時45分12秒 | 代表“グダグダ”雑感

http://news.goo.ne.jp/news/sankei/shakai/20051112/m20051112021.html

勤務後に一緒に買い物に出かけようとして、妻と長男、長女の三人が春日部駅から先頭車両に乗車。長男がドアをたたいたため、列車の待ち合わせの際にドアを開けてしかったところ、泣き出して運転室に座り込んだ。列車を遅延させないためにそのまま発車し、次の駅で運転室から出したが、「運転装置などは触っていない」という。

運転士の説明の事実について、ワタクシはあまり納得できませんが、この事実が本当なら、懲戒解雇は厳しすぎると個人的には思います。
運転士は私と同じ30代の男という立場から、これからの生活を考えると、大変な状況が待っています。一人者なら、何とかやっていけるでしょうが、これから家族4人で……。

確かに、運転士の行動は、大変問題があるものだと思います。彼の今回の判断・行動によって、甚大なる事故が起こる可能性もあるかもしれません。
しかし、3歳の子供が運転室に入って、甚大なる事故が起こる蓋然性について考えると、素人的な想像では、大変低いと思います。
そして、実際に事故は起こりませんでした。

それなら、懲戒解雇という処分ではなく、他に採り得る処分があったはずです。
当該運転士の該行動に対する、妥当性の範囲内の厳しい処分が。
処分を受けるに値する、当該行為の不当性・違法性が是認されない限り、責任を負うものではないことは、刑事上も民事上も当然のことです。

また、処分の明確な基準がないようですし、今回の処分の妥当性・相当性をワタクシには全く感じられません。
基本的に、懲戒解雇するような重大な規則・規定違反については、罰則の内容を明白にすべしです。

人を解雇することの重大性について勘案していないと思われても仕方がない当該処分は、ワタクシは不当かつ違法だと思います。
ワタクシは経営者側の解雇権の濫用であると思います。

さあ、東武鉄道の労組が、どういった反応をするのか興味があります。

今回の処分は、ダイヤを守るより、事故防止のための行動を重要視することの表れであると受け取ることはできますね。
列車の発車を遅延させたほうが良かったということですね。

こういった処分が、結果的にどういった事態を引き起こすかを考えると、ワタクシは強い危惧を抱いておりますが、無駄な杞憂と思いたいものです。JR西日本のあの事故を考えるとね。経営者の力量ってのは、社員に対する処分行為にも大きく表れるものです。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿