その１：全色の「実際の色み」チェックその２：混色実験スタート！マゼンタ・パープル系を作ってみた……こうして見ると「鮮やかな暖色・特に赤み」って「華やかさ」に欠かせないことがよくわかりますねっ！笑
そしていくら高彩度のイエローやオレンジがあったとしても、全体の印象は「面積の大きい色」に左右されるんですよねー。「にごり」や「くすみ」の多い、渋い絵面になってしまった原因は……
イエローが純色：最高彩度じゃない。
ブルーが原色：シアンじゃない。
これに尽きますな。まあ、今のトレンドを鑑みて「鮮やかなグリーン」が出せなくてもOKという判断だったのでしょうが、なまじ見た目が「絵の具そのもの」なだけに「思い通りの色が作れない」のは、混色ダイスキーのわたしには少し残念でござるよ。。
で、気を取り直して「グリーン・無彩色系を作ってみた」編、行きまーす！
色見本の上から順に、最初の３つは「ブルー系＋イエロー＝グリーン系」の混色例。［ ］はPCCSでの近似色です。
LIGHT BLUE＋YELLOW＝パステルグリーン〜アクアブルー
→混ぜる割合によって黄緑〜緑みの青まで調色OK。トーンとしてはsfとltの間くらい。わずかにくすんだパステル。
BLUE＋YELLOW＝うぐいす色［d10］
→さらに＋DEEP GREEN＝オリーブドラブ［g10］
NAVY＋YELLOW＝カーキ［g8］
→迷彩色系はこのあたりで網羅できそう。
それにしてもNAVYは本当に黒っぽいなー。ということは、補色を混ぜれば……という思いつきから、下の３つは「無彩色系」にトライ。
NAVY＋ORANGE＝透け感のある黒
BLUE＋ORANGE＝マットな黒
いずれも「黒」に見せるためには、慎重な混色が要求されます。少しでもオレンジが勝つと「コゲ茶」に転びます。
おそらく、これらに＋WHITEで「グレイ系」になるとは思いますが、別ルートからもチャレンジしてみました。まずは、
LAVENDER＋LIGHT BLUE＝ペール・バイオレット［lt20］
→これは想像どおりのキレイな色に。ブルーベースさん、特に「サマー」タイプにピッタリのフェミニンカラーです。
さらにバイオレット（青紫）の補色を加えれば、淡いグレイが出来るのでは？と期待したのですが……
→＋YELLOW＝ウォームグレイ［off N-14］に。
→＋NAVY＝ミディアムグレイ［Gy-4.0〜4.5］にはなりましたが、相当メンドウです
と、いうわけで結論。
PLAYLISTマルチペインターは「カラフルさ」を楽しむもの。
無彩色を使いたかったら、別のコスメを使おう
次回からは「４シーズンタイプ別」おすすめカラー（単色＆混色）をリストアップしていこうと思いまーす。お楽しみに！
