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S’PORE papa

シンガポールへ2005年~2010年まで単身赴任・・・ゴルフの回数は、激減・・・競馬、釣り、ガーデニングなど多趣味・・・

ジャック・ニクラウス

2006-02-23 14:32:52 | ゴルフ
今、日経新聞の私の履歴書にジャック・ニクラウスが掲載されている。おのずと知れた、ゴルフの名プレーヤーである。昨日の記事で感銘を受けたのでその内容を書きます。

その彼の偉業を支えたのが、ジャック・グラウト氏だそうです。彼の名コーチであり、師であり良きパートナーであったとの事です。

良いゴルフコーチの条件をニクラウスが定義している。生徒に「どのようにすべきか(HOW)」ではなく、「なぜそうなるのか(WHY)」を教えられること。逆に、悪いコーチにありがちなのは自分と同じスイングを押し付けること。

だから、上達の「メソッド(方法)」例えば「肩はどこまで回す」「肘はどこを指す」などの「ポジションありき」のスイングは、信用できないそうです。大事なのは、クラブヘッドがボールのところにきちんと戻り、繰り返し安定したショットを打てること。それは、メカニカルな指導では、出来ないとの事です。

そして、プレーヤーとコーチの関係で最も重要なものは、技術的アドバイスよりも精神的に不安定になった時に心を落ち着かせてくれること。相手を思いやり、その苦悩を理解し、勇気付けてくれる存在と言い切っています。

その名コーチが死に際にニクラウスに書き送った手紙に「ゴルフ会でもっとも偉大な事は、結果を残すことだと思っていた。しかし、それよりも偉大なことは、スポーツマンシップを極めることだと悟った。ニクラウスの両親は、そのことを教え、だからニクラウスは、勝つことが出来たのだと思う」と書いていたそうです。

素人は、プロの競技を表面的にしか見ていません。結果だけにしか興味を示さないのでは、もったいないと思います。その偉業の背景には、人と人との関係、など多くのことがあるんだなと思いました。

写真は、バンコックのゴルフ場で食べた、タイのナシゴレン? ご飯にひき肉、目玉焼きが乗っていてこれを混ぜて食べます。グリーンチリ、胡椒が入っていて、チョー辛いがメチャクチャ美味しい。ビールも進みますがこの辛さを抑える〆が、ウォーターメロンジュース。タイのものは、シャーベット状の氷が入っていて、甘くて、シンガのそれとは、ちょおと食感が違う。病み付きになります。

今のシンガの天気は、ちょっとが来そうです。