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テリー・イシダの『独酌酔言』。

夜な夜な酒場で一人飲み、酔った勢いであれこれ、一言、申し上げます。

独酌酔言:また書いてしまった、足し算と引き算のタリフマン=トランプ

2025年04月02日 | 世の中

トランプ大統領の事はもう書かない

と決めたのですが、、、

やはり書いてしまいます、アカンなあ、意志が弱い^^)

米国への輸入車に25%の関税を掛けたトランプ、

もちろん日本車も例外ではありません、

足し算と引き算しかできないトランプ理屈はこういうことです、

輸入車に関税を掛けるとその分高額になる ⇒

米国民は輸入車を買わなくなる ⇒

米国産車が売れる ⇒ 

だから米国労働者が潤う、

という、足し算引き算さえできれば、誰もが思いつく理屈です、

さて、この関税で米国の自動車販売動向がどう変わるのか?

本当に輸入車は売れなくなるのか?

本当に米国車が売れるのか?

米国労働者は潤うのか? 今後の動向が楽しみです、

トランプはすぐに結果が目に見えない様々な国際支援や科学者支援を一旦凍結しています、

それに対して一部科学者が反発、こんな主張をしています、

「米国の科学の優位性を失う」ノーベル賞受賞者ら、トランプ政権の研究資金削減に警告、

また、こんな動きも、

仏大学などが米研究者を受け入れへ トランプ政権の予算削減で

NASAの気候変動研究チームの廃止などで、

仕事にあぶれた科学者をフランスが引き取る、というような構図です、

一見無駄に見えたり、結果が出るのに時間が掛かる科学研究

昔、民主党が事業仕分けで科学研究への補助を打ち切ろうと躍起になったりしたのを思い出します、

とにかく、歳出を減らせば国民が幸福になるというトランプの『足し算と引き算』ですが、

果たしてどうでしょうか?

米国からの人材流出は『足し算引き算』レベルではない、

将来を見越した『微分積分』レベルでの広い視点が必要ですが、

なんせ、トランプは『足し算と引き算』しかできません、

科学者流出がもたらす未来をイメージすることは出来ないのかもしれません、

さて、トランプは今日2日(米国現地時間)“相互関税”に関する重大な発表をするそうです、

掛けられた関税には関税で対抗する、という『足し算引き算』です、

だいたい想像はつきますが、

世の中が『足し算引き算』だけで良くなるのなら、それに越したことはありません、

これでメイク・アメリカ・グレート・アゲイン(MAGA)が達成されれば、

世界経済も回って行くかもしれませんが・・・

でも、そうでないなら・・・

やはり、しばらくは米国経済の状況から目が離せません、

ちなみに、米国自動車メーカの株価は、おおむね昨秋から比べると低迷しています、

あのイーロンのテスラ社も含めてね、

タリフマン=関税男の行く末は?
(関 悦男さんかと思いました^^)



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