信の信州からの贈り物

信州で単身生活 6年、その間に魅せられた信州の大自然。そして関東周辺の自然と花々を織り交ぜて発信しています。

秋の永平寺

2020年11月23日 | 寺社徘徊




お早うございます、信です。
季節は進み11月 霜月は小雪の初候、第五十八候 虹蔵不見(にじ かくれて みえず)になりました。

さて雅な世界の金沢を出て、曹洞宗大本山 永平寺に着きました。
永平寺に来るのは2年ぶり、今回はうちのクマさんのリクエストです。

2018年も同じ11月でしたが、もっと寒かったような気がします。
今回は暖かく廻れました。


龍門は紅葉で彩られて、迎えてくれました


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境内もオレンジ色で燃え立つようでした


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     瑠璃聖宝閣(しょうほうかく)です

     
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苔と散り紅葉が


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絵になります


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     おいて行かれます

     
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新装なった手水舎


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参拝者は直接、山門には入れず吉祥閣から入ります


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華やかさはありませんが 趣きはあります


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吉祥閣入門です「頼もー」


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まずは3Fに上がり隣の傘松閣(さんしょうかく)へ
「天井絵の大広間」に入ります


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全部で230枚ありますが、このうちの五種類を見つけると、願いが叶うと云われています。
・唐獅子(口を開けている青い獅子)
・唐獅子(口を閉じている白い獅子)
・鯉(2匹の白い鯉)夫婦円満
・鯉(黒い鯉)天まで昇るおめでたい絵柄



私はすぐに この達磨大師の絵に釘付けです


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今回は人が多く、正面からは撮れませんでした





こころ静かに これから七堂伽藍を廻ります


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廊下・階段は それが当然であるように磨き込まれています


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今回は撮らなかったので2018年の絵ですが 
参道にある全景図です






山門前の中庭です


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仏殿です


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仏殿から僧堂です


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修行僧たちが寝食を共にする場所です「雲堂」と書かれています。
修行僧の呼び名である雲水からきているようです。
「雲が定めなく行き、水が流れてやまないように」修行をする姿です






     
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法堂(はっとう)です


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承陽殿です


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承陽殿は開祖 道元禅師を奉祀する御真廟で
「承陽」は仏法を承け伝えるという意味があるそうです。

今回は人が多く 足早に一番上まで登りました




     さすがにがさつな私でも 本殿にカメラを向けることは出来ません

     
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下りはゆっくり お参りしながら


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この荘厳な世界に


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浸りながら歩いてみたいと思います


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明日は不老閣から


 撮影日: 11月15日
 撮影場所:曹洞宗大本山 永平寺


それでは皆様、ご機嫌よう。








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4 コメント

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Unknown (はりさん)
2020-11-23 10:27:38
おはようございます。
秋の永平寺も素晴らしいですね。
凛とした世界が伝わってきました。
禅寺の荘厳な雰囲気の中で輝く紅葉は
まるで禅問答のような感じがしました。
7.8番の苔と散り紅葉も素敵です。
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 ()
2020-11-23 10:38:42

はりさん>

お早うございます。
テレビを見ていると昨日の京都は凄い人ですね
嵐山渡月橋も凄い人の波でした。
都の華やかさはありませんが、凛とした侘び寂びの美しさを感じられた永平寺でした。
前の日が金沢だったので、余計にそう感じたかも知れません。
今回は日曜日だったので人も多く、やや駆け足で法堂まで上がりました。
下りはばらけたので、ゆっくり廻ってきました。
境内には数本のモミジしかありませんが、見る角度を変え楽しんできました。
コメント有難うございます。

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Unknown (takayan)
2020-11-23 20:34:24
こんばんは。
永平寺はそんなに遠くではないのに、一度行っただけで、
それも何十年も前のことです。
若い頃で、説明してくれた僧侶に静かに!と注意されたことを今でも覚えています。
でも境内の様子や景色などはほとんど覚えていません。
3番のオレンジに輝く境内の風景が良いですね。
6番は杉(?)の緑が鮮やかで、散り紅葉がなければ秋という感じがしないショットで、
新鮮な感じがしました。
左に写り込んだ人物が少し残念でしたね。

はりさんと同じく7.8番は素晴らしいです。
15番の天井絵はシャキッとした描写で、本当にきれいですね。
下で寝転んで真下から撮影するのもいいかも?(叱られるかも知れませんね)
達磨大師の視線が、撮影する信さんに向けられているように感じます。
この角度が一番良い撮影位置なのかも知れませんね。
17.18番の廊下と階段は少し覚えているように思います。
19番の中庭の景色は落ち着いた佇まいで、きれいな作品です。
紅葉も黄色から赤へのグラデーションがきれいで、
30番もキリッと締まりのある風景で見応えがあるショットです。
明日も楽しみにしています。
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大本山永平寺 ()
2020-11-24 10:34:57

takayan師匠>

お早うございます。
永平寺へは北陸自動車道の福井北JCTから、永平寺インターまで
参道の近くまで高速道路と、その支線の無料専用道路でアクセスは非常に便利になっています。
海外のツーリストが増え、近隣の住民の往来に支障が無いようにしたのだと思います。

6番は参道の右手の観音様ですが、左手のカメラマンはまったく気がつきませんでした。
傘松閣での転ぶのは叱られはしなくとも、かなり白い眼で見られるでしょうね
相当、肝が据わってないと出来ません(笑)
7.8.15.19.30と有難うございます。
北陸の古刹の紅葉、しばらく続けます。

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