信の信州からの贈り物

信州で単身生活 6年、その間に魅せられた信州の大自然。そして関東周辺の自然と花々を織り交ぜて発信しています。

2014/10 常念岳登山(その3) ~常念岳ご来光そして蝶ヶ岳へ~

2014年10月13日 | 北アルプス(南部)

こんにちは。
今回の縦走シリーズ3回目になりました。
前回は夕陽に浮かぶ槍ヶ岳で終わりましたが。今回は翌朝のご来光と、再びの常念越えです。

今回の山行工程は以下の通り。
常念小屋から常念岳、2512中間ピーク、そして蝶槍に登り返し横尾に分岐、上高地までのロングコースです。



実は常念から蝶の縦走は、2年前に行ってました。
その時は雲が多く、蝶槍手前で雨にあって眺望はイマイチだったのですが、今回はリベンジを果たせそうです。
2012/10の前回縦走の様子はこちら >>

昨夜は睡眠不足と疲れで、早く寝入ってしまいましたが早朝 4:30に目覚め月光の明るさと、満天の星に感動しました。
残念ながら絵はありません。三脚を持って来てないのとイマイチ、カメラ操作に自信がなく。。

常念小屋の朝食です。AM 5:00に食べられます。夕飯は写真を撮り損ねましたが、美味しい朝食でした。
スマホで撮りましたが、結露してこのアリサマ・・笑って下さい。



朝食後、朝 5:30、常念に向けて出発です。



間もなく夜が明けます。
浅間山が雲海から頭を出してます。
    

黎明の槍ヶ岳。



目指す常念もまだまだ暗いです。



  

AM 5:50 ご来光です。



神々しい光景が始まります。
  

槍のモルゲンロート。



頭の上には昨夜の満月。大天井も朝焼けが始まりました。
今朝は皆さん良いご来光を迎えたことでしょう。
    

AM 5:50 小屋の前の広場も、一杯になってきました。



とにかくどちらを見ても絶景が続いています。
    

少し登ってお日様の影に入ってしまいました。
これは浅間山の北側、群馬、志賀の山々が雲海から望いています。



北信五岳、飯綱、高妻、妙高、火打が見えます。


浅間山です。関東は曇りの朝ですかね。


  

穂高岳もはっきりしてきました。



ヤリ・ホのオールスターそろい踏み!



北を向けば後立山連峰、鹿島槍から白馬までくっきり。
立山、劔岳も綺麗に見えます。
  

大天井の横、正面に水晶岳と鷲羽岳。


ぐるり一周。
  

そして東は一面の雲海。


写真ばかりで、なかなか前に進みません。それは言い訳で昨日の筋肉痛もジワリ効いています。
それでも前常念の分岐まで来ました。
      

AM 7:05 頂上直下にきました。
見てください、この大展望!





パノラマです。




雲海に浮かぶ八ヶ岳、次に浅間山、志賀方面、そして妙高を中心とした北信の山々です。
    

      

そしてその盟主、槍ヶ岳。


今朝もたくさん人が、その頂に立っています。
今日あたり 4時間待ちくらいでしょうか? 昨日がピークかな?
  

AM 7:10 常念岳ピークです。
狭くて混むので、早々にこれを越えていきます。危ないんですよね。





山頂を過ぎると、御嶽山の噴煙がが目に飛び込んできました。
とにかく亡くなった同じ山を愛する人々のご冥福を祈るとともに、行方不明の方の一刻も早い発見を祈念するばかりです。



  

穂高と涸沢カール、本当にお椀ですね。
紅葉はもう色あせています、今年は早かったんですね。


頂上から蝶(南)側に急斜面を降りてきました。
ここは危ないですね。躓くと命取りです。


今度は右斜面で槍が見えるようになります。


乗鞍、御嶽が正面に見えます。
      

大分、下ってきました。山頂にたくさん人がいます。


さてこれから向かう蝶ヶ岳の稜線です。
Up/Downが続く稜線を往きます。体力が続くでしょうか?ちょっと不安がよぎります。



南アルプス富士山が微かに。。
  

大分降りてきましたが、この岩場なのでルンルン気分とはいきません。
素晴らしい稜線ですが、緊張感は続きます。


  

雲海から頭を出す八ヶ岳と、雲は多いですが富士山がハッキリ見えました。
        

ピーカンの青空にヤリの穂先と月。



蝶槍の乳首のようなピークがハッキリしてきました。



右に北アルオールスターを眺めながら、ここはルンルン気分で降ります。
    

蝶から縦走してきた人たちです。
抜群の眺望に感動したと喜んでいました。
3つのお山が見える 2,512の中間ピークです。


越えてきた常念岳のピーク。
こちらから見ると二つに見えますね。


もうクロマメの葉も色あせています。
今年はやっぱり早いのかなぁ。。
      

二年前はもう少し色づいてましたが。。


久々の樹林帯を歩きます。
    

この叢を登っていきます。


振り向いて仰ぐ常念岳。やっぱりピークは一つですね、見る場所でまったく違うのが面白さ。
やっぱり山は一期一会ですね。



蝶ヶ岳への道案内。



さて目指す蝶槍が見えてきました。
しばらく樹林帯を歩いて、その頂を目指します。



さて今回はここまで。次回は蝶ヶ岳からの絶景をお送りします。
ここまでお付き合い頂きありがとうございました。
つづく。

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