開 戦/不 戦
1941年の今日,日本は太平洋戦争に突入した。
開戦を伝えるラヂオの臨時ニュースを,YouTubeで聞いた。君が代の演奏に続いて,アナウンサーが陸海軍が西太平洋でアメリカおよびイギリスと交戦状態に入ったことを伝えていた。
当時5歳のわたしは,この放送を寝床の中で聞き,父が大変なことになったと言っていたのを覚えている。
記念日というのは,何かいいことがあった日に適用されるが,悪いことが起きた日をそういう風には言わない。だから今日12月8日を,開戦記念日とは言わないようだ。
しかし,終戦の日の8月15日にくらべると,マスコミ等での開戦の日の扱いは小さいように思われる。朝日新聞では,天声人語と社会面で関連記事が出ていたが,テレビやラヂオの番組にはそれらしいものが見当たらなかった。
開催中の国会で, 12月8日が何の日かを取り上げて,質疑が行われることはまずないだろう。
首相に,この日が大きな誤りを犯した日であることを想起させ,二度とそのようなことが無いようにする決意を述べさせるような質問をする議員がいて欲しいものである。
12月8日を「不戦を誓う日」と国会で定めたら,素晴らしいのにと思う。
喪中はがき
友人二人の喪中はがきが,夫人のお名前で送られてきた。大学同期と中学・高校同期の友である。
奇しくもこのお二人は,2月7日の同じ日に亡くなっている。
お二人への追悼文は,このブログに書かせていただいているが,喪中はがきをいただいて,さみしさと悲しさが,あらためて胸にあふれてきた。
ご冥福をあらためてお祈りする。
STOP WAR!