羽花山人日記

徒然なるままに

早春譜

2022-03-02 20:46:31 | 日記

早  春  譜

三月の声を聞き,大分春めいてきた。

散歩をしていると「早春譜」のメロディーが浮かんできて,思わず口ずさんでいる。しかし,歌詞とは違い,ほほに当たる風はもはや春風である。

この歌は,安曇野にちなむとされ,作詞者の吉丸一昌さんは信州のご出身と思っていたら,大分県人だった。三鷹に住んでいたころ,お世話になった歯医者さんが吉丸先生で,一昌さんのご縁者だったとのことだった。

ところで,森繁久弥さん作詞作曲の「知床旅情」の歌いだしのメロディーは,「早春譜」からパクったのではないかという話を聞いたことがある。「シレトコノミサキニ--------」と「ハルハナノミノ--------」を歌い比べてみると,なんとなくその話に納得する。

 

早春賦    吉丸一昌作詞

春は名のみの 風の寒さや  谷の鶯 歌は思えど
時にあらずと 声も立てず  時にあらずと 声も立てず

氷解け去り 葦は角ぐむ  さては時ぞと 思うあやにく
今日も昨日も 雪の空  今日も昨日も 雪の空

春と聞かねば 知らでありしを  聞けば急かるる 胸の思いを
いかにせよとの この頃か  いかにせよとの この頃か

 

散歩の途途中で

金柑

夏蜜柑

いずれも阿見町にて3月1日撮影

 

STOP WAR!

コメント (3)
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