<東京五輪雑感 2021/6/22>
「会場内での観客への酒類販売を検討中」という報道をみて、組織委の「スポンサーファーストの姿勢はぶれないな」と思った。事実、丸川五輪相は、ステークホルダー(利害関係者)が意識されていることを認めている。しかし、実は、これは隠れ蓑じゃないのか。会場で観客が酒を飲めなければ、IOCやスポンサー関係者が集うVIPラウンジでお酒を飲むことができない。競技を観るよりも、酒を飲みたいお偉いさんたちへの配慮だ。まぁ、これも一種のスポンサーファーストと言えるだろう。これから、いよいよ大会が近づいてきて、その運営実態が明らかになるにつれて、いかにスポンサーが大事にされているかも露見してくるだろう。
明日6月23日は、1894年にIOCが創設された日を記念した「オリンピックデー」だ。東京大会のスポンサーになっている大手新聞には、JOC・組織委が企画したオリンピックムーブメントを啓発する全面広告が載るはずだ。開幕までちょうど1か月となる日に、どんなメッセージを発信するのだろうか。そして、そこには、「人殺し」という意味での「キラーコンテンツ」となりかねない東京大会を支援するスポンサーの企業ロゴが並ぶはずだ。あらためて、その顔ぶれを確認しておきたい。
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