<ロシアW杯雑感+ 2018/7/8-2>
観戦の旅の最終日、飛行機は深夜発なので、ボリショイサーカスを観に行った。日曜日の午後3時からの公演は、ロシア人家族連れと中国観光客で、約3400席がほぼ満員だった。
なぜか3時5分前から始まった内容は、もっと子ども向けかと思っていたので、絢爛豪華なダンスのお色気ぶりなどに少しびっくりした。まぁ、こんな感想をもつのも日本人ぐらいかもしれない。
W杯期間中ということで、ステージの合間をつなぐパフォーマンスは、W杯出場国のサポーターがいろんな騒動を起こすという設定だった。日本人とは思えない日本人もいて、なんと背中に「本田圭佑」と書いてあった。一番笑ったのは、彼らが、ファウルを受けたネイマールが痛そうに転げまわるしぐさをパロディとして取り入れていたことだ。そして、それが会場で受けていたこと。もちろん猛獣使いや派手な空中ブランコなど、さまざまなパフォーマンスを、途中の休憩を入れて3時間たっぷりと楽しませてもらった。ロシアに来て、ようやくロシアの文化・芸術に触れることができた。
W杯観戦の旅は、結局、いつもこんなものなのである。
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