<カタールW杯雑感+ 2022/12/18>
決勝ほどの重みがない3位決定戦らしく、クロアチアもモロッコも序盤から互いに攻め合い、前半で2対1とクロアチアがリードした。後半も積極的な攻防が期待されたが、選手のコンディションは限界だったようだ。W杯に3位決定戦は必要なのか。これまでも何度も意見が交わされてきた。確かに、試合展開はオープンで、守備もやや控えめな傾向になるので、観ていて面白い。昔は、主力選手が出場しない消化試合だったが、最近は真剣勝負になっている。フジテレビの解説の中村俊輔が「とても面白い試合だった。これで3位決定戦の価値も認められるでしょう」という趣旨の発言をしていたが、それでよいのか。試合は面白いかもしれないが、3位、4位の順位を決める意味はあるのだろうか。満身創痍で戦い、敗れたモロッコの選手の表情を観ながら、そう考えた。
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