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観客席で思ったこと ~200文字限定のスポーツコラム~
 



少年サッカーのユニフォームに広告がついているのを初めて見た。そのスポンサーは、なかなか目のつけどころがいいなと思った。

8月2日発売の週刊サッカーマガジンで「第18回サッカーマガジン少年大会2005」の大会の模様が紹介されている。結果は、千葉県のA.C.C.四街道というチームが、埼玉県の朝霞いずみサッカー少年団を1対0でくだし、優勝していた。

そのA.C.C.四街道の、ACミランと同じ赤黒のユニフォームの胸には「(有)藤工匠」という会社の名前がついている。ふだん見慣れているプロチームなら当たり前のことだが、少年サッカーとなると珍しい。こういったスポンサードができるのも学校体育ではないクラブスポーツのいいところだろう。

企業が地元の少年サッカークラブを支えている姿は、Jリーグやほかのプロスポーツをスポンサードすること以上に地域密着の度合いの強さを感じる。企業への好感度はきっと高まることだろう。それに、ユニフォームの社名をインターネットで検索すれば、会社のホームページでどんな会社なのかが、すぐにわかる。今は、そんな時代でもある。

クラブの子どもたちには、スポンサーという存在やその仕組みを知ることによって、クラブを支えてくれるまわりの大人たちへの感謝や、さらには(まだ必要ないかもしれないが)プロ意識も芽生え、育まれるのではないか。

A.C.C.四街道は、8月下旬にドイツに遠征してバイエルン・ミュンヘンのジュニアチームと対戦するという。スポンサーもきっと大満足のことだろう。

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