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観客席で思ったこと ~200文字限定のスポーツコラム~
 



■巨大な「鳥の巣」

北京市内を囲む環状道路は、中心から二環路、三環路、四環路とあり、それに東西南北の方角を加えると大体の位置がわかるしくみだ。

北京オリンピックのメイン会場は、北四環中路のすぐ北側の広大なスペースである。その南側(北四環路と北三環路の間)には、「奥林匹克体育中心(オリンピック体育センター)」という、1990年に開かれた北京アジア大会の会場がある。

北京五輪のメイン会場へは、市内の中心から、車で約1時間弱。地下鉄が開通すれば、3、40分でたどりつけるだろう。そのメイン会場エリアで、異彩を放っていたのが、メインスタジアム、通称「鳥の巣」だった(写真)。

その巨大な「鳥の巣」は、地元の人たちにも大いに関心をもたれているようだった。ぐるりと囲むフェンスがとぎれている工事現場への入り口付近には、出入りするトラックの合間をぬって、観光客や作業員たちが、「鳥の巣」をバックに記念撮影をしていた。

周辺の工事の進み具合をみると、まだまだ先は長いな、という思いは避けられない。しかし、「鳥の巣」を目の当たりにしたとき、ここからどんなアスリートが飛び立っていくのかという期待感がわきあがってくるのも確かである。

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