sports-freak.blog
観客席で思ったこと ~200文字限定のスポーツコラム~
 



<パリ・オリンピック雑感 2024/7/30>
女子バスケットボール日本の初戦は、オリンピック7連覇中の米国に76対102で敗れた。東京大会の決勝では、15点差の敗戦だったので、その差が開いた結果となった。今大会に向けて「走り勝つシューター軍団」を掲げた女子バスケ日本代表は、12人の選手のうち5人が身長160cm台で、最長身は高田の185cm。出場12チームのうち、190㎝以上の選手がいないのは日本だけだ。まさに「ちびっこ軍団」である。その日本は、試合開始直後から激しいオールコートプレス・ディフェンスを仕掛け、攻撃では、160cm台のガード陣がめまぐるしく動き回る。米国の選手は、少しだけ困惑した表情を見せたが、徐々に身長差を活かし、点差を拡げていった。日本は、フィールドゴール(2点シュート)を上回る確率で3ポイントを決め、会場を沸かせたが、女王に迫ることはできなかった。今大会の目標である「打倒、米国。金メダル獲得」に、ほんのわずかな可能性と高く大きな壁を感じた試合だった。グループフェイズを勝ち上がれば、再び米国と対戦することになるだろう。それまでに、「走り勝つシューター軍団」がどれだけ成長できるか。


コメント ( 0 ) | Trackback (  )



« 馬術競技で92... 公式ビール「... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。