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【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

シャフトを切る クラブを短くする

2020年06月02日 18時27分50秒 | スポーツ



現代のドライバーは ネックにスリーブが付いていて、
簡単にシャフトが付け替えられるものが多くなりました。

それを使って、実験を兼ねてやっている人 がいるので
注意、もしくは警告も兼ねて 書いておきます。
 

ti-a2



ヘッドには体積や慣性モーメントなどの ルールの制限が増え、
ほぼがんじがらめの状態です。

よって 飛ばすコト をクラブに求めるのは
長さ と シャフトの柔らかさ 位になっているのが実情、
結果、46インチ前後が平均的なドライバー となっています。

45インチでも「扱い易い」とは言い切れず
46インチと言う長さは 我々、日本人には
ちょっと持て余す長さ と言えるかもしれません。


だからと言って 無闇に短くするのは危険 です。

本来 同じヘッド~同じシャフトを使っても

 46インチ ヘッド重量 185g
 45インチ ヘッド重量 197g
 44インチ ヘッド重量 209g
 43インチ ヘッド重量 221g


大さっぱですが、長さに応じて ヘッド重量 1インチに付き12g が増えて
初めて 長さの違うだけの 同じ流れのクラブ と言えます。

厳密に言えば、長さが変わると
それに適応したロフトも‥‥ と言う部分は割愛します。

 

 
455T-5-1



46インチ時の ヘッド重量をそのままで
長さを 1インチ、2インチと短くすると
長さだけでなく、シャフトの運動量も激減します。
(基本、硬さは同じ…ですが、シャフトに対する負荷が激減します)

スイングウエイト…がクラブのバランスを表す適切なモノ…
かどうかの議論はさておき、1インチ減ると 約12g分 6ポイント
D-0 46インチだったくらぶが C-4 45インチ にまで落ちます。

これで打ってみると どうなるか というと
特にヘッドローテーション、手でクラブを振る人にとって
いきなり その負荷が 静止状態で12g
ヘッドスピードによって異なりますが、運動時の負荷が何キロ分か
減りますので、慣れてしまうまで、速く振れるようになります。
 (ものすごく 一時 ですが…)

その重さ、になれてしまうと 元のヘッドスピードに戻りますが、
問題なのは 衝撃 です。

重さ というのは 慣性モーメント、
運動を持続するチカラ を持っています。
その 慣性モーメントが下がると
インパクトの時の ボール荷重に対して、
下がるヘッドスピードが増し、
 言うなれば 急激にヘッドが止まり易くなります。
この際に受ける衝撃は クラブに近い 弱い関節に響き
その人の体力 にもよりますが、手首や肘 を痛める可能性が
かなり高くなります。


半インチでも怖いのに、ヘッドスピードの数値や計測器の数値を
追いかけたために 数か月後 腱鞘炎になる ・・・・
おそらく 日本中にそれに該当する人がいるのでは、と思います。

また このようなケースで往々にして起こるコト ですが、
短くしたことによって 当然 ヘッドの入射角度やインパクトのロフト姿勢
なども変わり、長さを変えたことによって、長さ が主要因ではなく
自分の理想的な 入射角度とインパクトのロフト姿勢 が
合致したことが 数値として距離の伸びた可能性 も否めません。
 この手のケースでは おそらく こちらが大半 かと思います。
✋しゃくり打ち している人はこれにハマり易いので注意✋

 

460TL-4



なにより ヘッド重量を調整せず、長さを落とし
それによって 一時的にヘッドスピードが上がったり、
計測器の数値が上がっても、それは ほんの一時的なモノ
の可能性は非常に高く、
それの副作用である、ヘッドの軽いモノを速く動かす癖 が助長され、
地面からのショットがダメになったり、
アプローチがダメになったり

最終的に ひじや手首などを痛める デメリットの方が
あとあと、遥かに痛く、重く のしかかります。


☑ご注意ください

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スイングウエイトなるモノ

2020年06月01日 17時51分57秒 | スポーツ

ゴルフクラブを調整する際、
もしくは選んだり、区別する際、用いられる一つの項目で
ゴルフクラブを有る基準の元、はかりに載せ
平たく言えば どの位 ヘッドが重いか 測ったモノ
そして それを数値化して表したもので

一般的には C-8 シーエイト とか、D-0 ディーゼロ をいう
単位?、呼び方が使われています。

59010005_1


現在は 14インチ計という 天秤型の秤が用いられます。
単位で言うと Aから始めり B.C...と順に重くなり、
各アルファベットは 大まかに ゼロから始まり ...7.8.9.で
次のアルファベットになるという具合です。

大まかにですが 例えば D-0 と D-1 の違いは 約2g
ヘッドが重い、ヘッドが効いてると考えて良いでしょう。

『勘違いを引き出し易い要素』ですが、
コト スイングウエイト計、秤で測った数値 は
シャフトの重さに関係なく 単純なヘッドの効き です。
シャフトにはそれぞれシャフトバランスがあり、
概ね シャフト重量に関係なく、シャフトバランスは似ている為
例え シャフト重量40gであろうが、90gのシャフトであろうが
スイングウエイト…よくいうバランスの数値は同じです。


✋スイングウエイトは 静的なバランスであって、
スイングした時、使ってみた時の 動的なバランスでは無い

と言う問題点があります。

今、現在 その使ってみた時、振ってみた時の
動的なバランスを表す何か、指標 は存在しません。
にも拘わらず、『スイング』ウエイトと言う名称が厄介かも知れません。

スイングウエイトは その長さ に対する ヘッドの重さ を表しており、
そのクラブの全体の重さ や そのクラブのシャフトの硬さ に対しての
数値ではありません。

確かに 同じ長さ、同じヘッドの重さ
でも装着されているシャフトが40gと90gでは
使った感じ ヘッドの重さは同じには感じられないでしょう。
軽いシャフト、
 全体重量の軽いモノの方がヘッドは効いて感じるでしょう

004


同じく、同じ長さ、同じヘッドの重さ であっても
シャフトの硬さが違えば 同じようには感じられません。
シャフトの硬いモノ の方が 感触として
 ヘッドの重さは伝わりにくいため、軽く感じ易いのですが、
不思議な部分ではありますが、
 その人の振り方や過去のクラブの変遷 などによって
シャフトが硬い方が 振り感が重く感じる人
シャフトが柔らかい方が 振り感が重く感じる人
 は結構バラバラで、一概に「こうだ!」という指標は存在しません。

そう言う意味では
 ある一つのクラブをセット、組み上げる際や
セットして流れを作る際の指標として スイングウエイト は用いるコト
は出来ても、
シャフトの硬さや全体重量の違い、シャフトの重さの違い がある
別のクラブとの 直接的な比較として
 スイングウエイトは役に立っている とは言い難い部分があります。

ですので クラブを選び際、以前のクラブは D-0 だったから
 次のクラブも D-0 にするとか
シャフトの硬さや重さ、全体重量の大きく異なる際の
 スイングウエイトの統一 は正直、あまり意味も持ちません。

残念ですが、ゴルフと言う娯楽が 定着するまでに
 別の 動的バランスを測る、比べる方法が根付かなかったため
今も 静的なバランスである スイングウエイトが
 唯一の クラブのバランス となってしまっている とも言えます。

 

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ドライバーショット 頑張ってるクン

2020年06月01日 17時28分58秒 | スポーツ

ドライバーショット 頑張ってるクン

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