【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

ドライバーを飛ばすために

2018年09月18日 19時25分29秒 | ゴルフ
多くの人は ドライバーショットが飛んでいない のはヘッドスピードのせい



と考えますが、 一概にそうとは言い切れません。


むしろ そのクラブ・そのクラブの扱い(スイング)では
ヘッドスピードを上げても 距離は変わらず、
安定度が下がり、極めつけは体を痛めてしまう可能性が
とても高いですね。




こすって打っていることを
決して「右回転」や「スライス」が悪者、悪玉
ではないですけれど、少なくとも
かかりすぎ、こすり過ぎは抑えたいところ です。



❷つかまりのよいヘッド

『つかまり』「ボールがつかまる」とは
どういうことか 知らない人 が多すぎます。
知らないのに「つかまり」を追いかける という
幽霊探し をしたら答えは見つかりませんよ。

多くの人の とんでも発想
「つかまり」はフェースが左を向くこと
 フェースが右を向かないこと と信じています。

でも 正しいつかまりは
フェースの入射角度に対し、製品ロフト以上に立っている こと


という 上下 と 左右 という立体的に90度も違う
ギャグじゃないですけど、飛んで…もない勘違いです。


確かに…ヘッドを返して打つようなスイングをしている人には
左を向きやすい、右を向きにくい ヘッドの返り易い
例えば 重心距離が短い とか
ヘッド重量が軽い とか
重心深度が深い とか
ライ角度がアップライト とか
その手は ヘッドは右を向きにくい です。

しかし スイングと言うのは基本、
その左右のフェースの向きに応じた軌道になるので
左を向きやすいヘッドというのは
引っ掛け軌道~アウトサイドイン
 を誘発するヘッドでもあります。
  ✋ここの点、ゴルフ用品業界は知っているのに
   口を閉ざし続けています。

これを こすり打ちを予防のためにドライバーにすると
空中にあるボールを打つドライバーは良いですが、
地面からボールを打たなくてはならないフェアウェイウッドや
アイアンがどんどん得意でなくなり、
挙句、アプローチも苦手になります。
         バンカーは出ます……けどね( ゚Д゚)

ドライバーは遠くに飛ぶ魅力的なクラブではありますが、
コースではアイアンやパター、アプローチなどと
1球1球交互に打つのですから、
特性が大きく異なると その修正に追われてしまいます。


正しい意味での 『つかまりの良い』ヘッド は
ロフトが立ち易い、グリップが前に出易い
重心や構造のモノを指します。

残念ですが、それは色々なモノの組み合わせで
具体的な数値は存在しないとも言えます。

ここが ドライバーの難しいところで
元々 ロフトの一番立ったクラブですから
つかまりが良すぎると 球が上がらなくなる可能性が
ある訳ですね。
見栄の部分がかなりウエイトを占めていますが、
「ロフトの立ったヘッドをこすってあげて打つ」より
「ロフトの大きなヘッドをしっかり捕まえて 低く打つ」
方が 断然ゴルフは上手くなりますし、
そう言うボールの捉え方をした方が、
フェアウェイウッド・アイアン・アプローチ・パター
全てのプラスに働きます。



ですので
 ✕ライ角度が60度超えるようなモノ
 ✕重心距離が35ミリを下回るようなモノ
 ✕重心角度が25度を超えるようなモノ
は 一時、一瞬だけ 自分のこすり球を解消してくれるだけで
そのあとは より強いコスリ球を打つようになるだけでなく
その影響は 地面から打つFWやアイアン・アプローチにまで
 悪い意味で響いてきますので 要注意です。


それとこれは兎角忘れられがちですが、
ドライバーはコースではアイアン、ウエッヂ、FWと
交互交互に打ちます。
ヘッドの大きさの違い、奥行きの違いから
ドライバーだけ 異質なモノになりがちです。
空中にあるボールを打つ と言う部分を差し引いて
重心距離はアイアンとの互換性を考えておいた方が
コースで、ラウンド中に悩みが深くなり難いでしょう。
実はとても大切なコトなのです。
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飛ぶ/飛ばせるドライバー考察

2018年09月18日 01時25分23秒 | ゴルフ





宣伝文句通り ボールやドライバーが飛んだら
ギャグですが、今頃月までショットが届いているかもしれません。

飛ぶ、飛ばせるドライバー を考えた時、
まず ドライバーは他のクラブよりも何故に飛ぶのか
と言うコトを知っていないと始まらないでしょう。



❶軽い・長いドライバーは?

多くの人は
 ドライバーの長さ 👉 ヘッドスピード
という発想になると思いますが、
その発想では 良いドライバーを探すことは出来ません。

基本、ドライバーが他のクラブよりも飛ぶのは
「ロフトの立った、一番ロフトの少ないクラブ」
だからです。
その一番ロフトの少ないクラブを使えるようにするため
長さがあり、 その長さは
ヘッドの入射角度を緩くとり
 打ちだし角度を確保するためと
思いつく通り、
 そのロフトでも使えるヘッドスピードを確保するため です。

ゴルフクラブのちょっと複雑な点は
 そのヘッドスピードがボールを飛ばす というよりも
 ヘッドの重さ × ヘッドスピード
 と言う複合体なところです。



それは 正しくクラブが使え、同じ打ち方が出来れば
ヘッドスピードは速い方が飛びますが、
我々 オジサンゴルファーにとって
ヘッドスピードは 上げたくても上げられない モノ です。

我々の年齢で ヘッドスピードを
『平均』のヘッドスピードを上げるのはかなり無理があります。
平均で2ms上げるなんてのは夢に近い状態です。
そして、例えヘッドスピードが 2ms 速くなったとしても
 その伸びる・変化する距離は 5ヤード前後ですから
誤差程度の差しかない と言う悲しいところ…ですね。

ヘッドスピード信仰にはまってしまうと
軽いヘッド・長いクラブ で ヘッドスピードの「数値」を
上げようとしてしまいがち ですが、
ヘッドスピードの数値はあがっても
 長くなった分、ヘッドが軽くなった分
打撃の破壊力は下がっていますから、殆ど距離は変わりません。

軽いヘッドのクラブの大きな欠点の一つに
軽い 👉 速く振る と言う自分自身の労力依存の部分に加え
軽いヘッドはモーメントが低いので
打撃の衝撃を緩和してくれませんから
速く振っているに加え、打撃の衝撃で体を痛める可能性が高く、
昨今の シニア用金額だけ高級なドライバー は
一瞬飛ぶような錯覚の次に、体を痛め、痛いのが怖くなり
以前よりも飛ばない というのが大変多発しています。

ヘッドスピードが高いと飛ぶ というのは
ウソではないのですが、本当ではない というか
多くの こすり打ち・煽り打ち・しゃくり打ち
正面の存在しないスイングの人にとっては
ヘッドスピードが上がっても 回転と高さが増える だけです。
漠然とした数値ですが、
こすり打ちしていると
 ヘッドスピードが10%あがっても
 👉回転が8% 距離が2%増える そんな感じです。



正直、軽いヘッド(長尺)にあまりメリットはありません。
せいぜい 45インチ強と言ったところだと思います。

忘れてはいけないのは
静止状態のボールは 45g ですが、
そのボールを 200ヤードキャリーさせるには
800㌔以上、ヘビー級のボクサーのストレートパンチ
以上の重さを受けることになります。
小さなモノ・軽いモノだけを動かして迎えるようなインパクトでは
その重さを支えきれません。
そう言う発想で クラブも考えてみてください。
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ゴルフクラブ✊慣性モーメント

2018年09月18日 01時13分53秒 | ゴルフ


ゴルフがスポーツとして、遊びとして
一般化して 100年位の年月が経つけれど
それ以前より、そして今に至るまで
ゴルフクラブの進化の歴史は
 慣性モーメントの増大
と呼べるだろう

主に慣性モーメントはヘッドの事を指すのだが、
それは 20年位前から
数値 1000gcm2とか4000 という数値で
表されるようになった。

ドライバーやウッドなどに形状の変化
ヘッドの大型化は 視覚的な安心感とともに
慣性モーメントを大きくするという主目的がある。



30年ほど前の
 メタルヘッドの出たてのものは
慣性モーメント 1500gcm2
ヘッド体積と年代変化 で言うと
   体積   慣性モーメント
1995 230  2670
1998 260  2950
2001 314  3300
2004 388  3750
2007 443  4250
2010 445  4400
2013 452  4520
と言うように ヘッド体積の増加に伴い
慣性モーメントも倍化している。

アイアンで言うところの キャビティ化 は
日本語訳すると 虫歯状態…というのは冗談だけど
周辺配分重量のことで そのまんま
慣性モーメントの増大化 のするためのもの。



慣性モーメントとは
どういうものか というと
その重量配分と重量そのものの大きさを指すが
重量そのものが重い、
重量配分によってその効果が高い、 というところ。

機能としては クラブ進化のそのものでメリットが一杯で
慣性モーメントが大きいほど
 ヘッドはその姿勢や運動を持続する力が強く
  当たり所やミスヒットしても姿勢や運動を損ないにくい
と言うところです。

よって ミスへの寛容性とともに
飛距離増大のクラブの大きな切り札とも言えよう。



ところが
その慣性モーメントもルールの制限や
 軽量スチールシャフトの普及によって
ヘッドの小振り化、軽量化、重心距離の短化によって
数値自身が下がりつつある。

と同時に
慣性モーメントは 重量の中心点を軸に
ヘッドの回転性で計測されるものだから
シャフトがたわみ、グリップの延長線上に
ヘッドの重量の中心点に並ばないと意味を成さない。
ヘッドをターンさせるような使い方では
単なるシャフトを軸とした軸慣性モーメントになってしまい
それは逆に数値が大きくなる程
ヘッドターンがし辛くなる一方なのでマイナスでしかない。

スイングが先でクラブがそうなるのか
クラブがそうでスイングがそうなるのかは
よくわからないけれど
慣性モーメントが不必要になってしまうスイングは
慣性モーメントを無視して作ってしまうゴルフクラブは
あまり楽しい未来を作らないような気がする…。
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最後にそれ…ですか  頑張ってる君シリーズ

2018年09月15日 18時31分00秒 | ゴルフ
最後にそれ…ですか  頑張ってる君シリーズ
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L型ブリストルパター 体験記

2018年09月15日 17時00分46秒 | ゴルフ

L型ブリストルパター 体験記

2017年03月12日



お世話になっております。


L型ブリストルパターのコースデビューしましたので
報告いたします。



店長さんの言われる通り、
とてもインチキな代物😃で
今まで数十本のパターを買い替えてきたのは
いったいなんだったのか…と思います。

ブログに書かれていたことが気になったので
ボールの転がりを集中して観察してみました。

今まで気にしてみたことが無かったのですが、
同伴プレイヤーが、某T社、某C社のパターを
使っていましたが、それに比べると少ないように見えます。
転がり、、、と言うよりも滑っているようにも見えます。

非常に特徴的なのが その某T、C社のパターを
使っている転がり、初動の転がりはとても速いですが、
途中から急に減速しており、
肝心なカップ近くに行くと曲がりが激しくなる感じ。

それに比べると、L型ブリストルパターは
初動の転がりは遅いですが、
その速さが殆ど変わらず カップ際の曲がりに大変強く
薄いライン取りになるようです。

明らかに球質が違います。



良く転がるので 下りは怖いのかな?と思いましたが
それも全く杞憂に終わり、薄いライン取りをする
勇気を試される一日でした。

グリーン周りの多少のラフであれば問題なく使え
アプローチにもとても便利です。



L型ブリストルパターを使うと
長い距離のパッティングでも小さなストロークで済み、
それに比べ、同伴プレイヤーはストロークがとても大きく、
10mを超すような距離になると
いったいどこまで打つのか心配してしまうほどです。
仰る通り ストロークの小ささというのは安定感、
特に中長距離レンジでハッキリと差が出る気がします。



技術的には具体例を挙げられませんが、
距離感とはこういうものなのか 
 初めての感覚です。



こんなにもパターで変わってしまうとは。。。(*_*;
衝撃的な体験です。
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ゴルフスイング◆両肘の高さの関係

2018年09月15日 16時53分59秒 | ゴルフ
1mの棒の先についている重さ
その長さですら、重さを増す効果とも言える。
その重さをうまく利用出来るか否か、
は やはり「肘の使い方」によって決まってくる。

まあ、それはそうだろう


両肘を胸と平行の高さに、やや利き肘を外に張って
このように上げるよりも
このように左腕だけを動かし
腕をローリングさせてあげた方が
この時点でクラブはおもくなってしまう。
上の写真が 概ね体の幅の中にクラブ、
そして一番重たくて遠い部分のヘッド部が収まっているが、
下の写真では、体よりもクラブの長さ分程度
右に「はみ出してしまっている」

スイングのアドバイス用語には
「力むな」
というのがあるけれど、
クラブが必要以上に重くなったら
ボールを打つのに「力まざるを得ない」のは
どちらか明白であろう・・・

テークバック~ダウンスイング期間
本来は高くなっているはずの右サイドに
必要以上に重さがかかっていれば
自然に右サイドは下がってしまうだろうし
重さのかかっていない左サイドで引っ張ろうとすると
左サイドはダウンの初期段階から
いきなり開いてしまうので別なゴルフ用語である
「体を開くな」も同時方向で進んでしまう…。


たぶんではあるが
スイング学習にとっての単なる参考材料で
ある筈の「スイング軌道」「ヘッド軌道」
「ヘッドプレーン」をなぞること、作ることに
スイング主眼がすりかえられてしまったことが
この腕をつかって ヘッド軌道を造りだすことになった
原因なのだと思う。

ともかく テークアウェイ~トップ時の
両肘の高さ関係、それを今一度チェックしてみて欲しい。
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ゴルフ◆そのパッティング(パターでは)は入りません

2018年09月14日 18時51分42秒 | ゴルフ

パッティングが上手くいかない……


そりゃ そうでしょう。



ゴルフでのパターで 打つのは確かに球体のボールです。

球体ですから移動には「転がり」が伴います。




しかし 転がすことが主 ではありません。



球体ではあっても、
約45gの物体を横(水平)移動させること が
パッティングストローク、ショットの基本概念です。



プロのように 毎日数時間練習するならいいですが、
吾々オジサンゴルファーはそんな腰痛誘発行為なんて
真っ平ゴメンです。



では どうすればいいか




簡単ですよ。




ます 『打つ距離』があります。


これはゴルフに限りませんが、
ボールを使うスポーツをする場合


距離感と言うのは 
ボールスピードで掴んでいくものです。



ですので、全容は見ていなくとも、
同伴プレイヤーが打った球の初期スピードを見れば大きいのか、
届くのかはおおよそ見当がつきますよね。



その距離=ボールスピード を管理するのには


パターヘッドの移動スピードとボールの移動スピードに
『シンプルな関係性・関連』を持たせることが大切です。

そして オジサンゴルファーが練習をしなくとも
数か月ぶりにパッティングをしても
いつも通りに出来るように簡単にしていくのには
そこに難しい関係を作らないことです。

一般的に言われているパターストローク
「振り子」のストロークは
両腕で作る三角形を固定して
何処とは言えない 背中の上の方の筋肉を使って
肩甲骨を揺さぶるストロークです。





これには致命的な欠陥が幾つかあります。


①距離を司る運動のスピード
 これを管理する筋肉なり、部位が特定できないこと
 おそらく 僧帽筋や広背筋だと思うのですが、
 そこら辺の筋肉はダイナミックな動きをするのには有効ですが
 繊細な 1m50 と 1m70 を
 打ち分けるのにはあまり適切な部位とは思えません。
 動かすパターヘッドとの距離が遠いことは問題ではないと
 思いますが、幾らなんでも適した部位とは思えません。



②ボールのスピードは水平~横の直線移動速度です。
 振り子のストロークは シャフト(ゴルフクラブ)の
 角度変化(円)運動です。
 ボールの直線移動速度に対し 非常に複雑な関係にある
 円運動を管理するのは簡単ではありません。
 しかも このストロークはボールの推進力を生み出すのではなく
 ボールに回転を与えることを主にしているような
 ボールの移動速度に対しては大変ロスの多い方法ですから
 腰痛になるほどの練習量は必須条件ということでしょう。

 ①と絡みますが その複雑な調整を肩甲骨周りでやっている…
 上手くいきそうにないですよね…。



③振り子の運動は円運動です。
 シャフトの角-角度分、常時ロフトは変化します。
 ボールを基点に テークバック50㌢ フォロー50㌢
 のストロークをすると
 トップの位置で ヘッドの高さは地上20㌢位
 フォロー(フィニッシュ)でやはり地上20㌢位
 横から見た状態では シャフトの角度は40~50度
 近く動くわけで、シャフトが数度動いただけで
 ヘッドの高さは大きく変わります。
 ボールの直径は4㌢強
 ボールのセンター(芯)はボールが沈んでいないと仮定し
 地上2センチのところにあるのですが
 そこまでパターヘッドの上下移動が激しいと
 ボールの芯を喰うのはかなり難しいでしょう。

 打ちたいロフト で打てるのと
 ボールの芯を喰うの と同時に実行するのは
 ほぼ不可能な確率です。




 余談ですが 先ごろ 面白いパターを見ました。
 確かに このストローク方法だと
 かなりの頻度で 歯がボールに当たります。
 硬質で濁音系のようなインパクト音なのはそのせいです。
 ですので このストロークを採用しているゴルファーは
 ソフトな打感(→打音)を求めて
 フェースに異素材がインサートされたものを好んで
 使いますが、結局 トップしてしまうので
 ただの飾りに過ぎません。
 そこで画期的なインサートがありました。
 フェース面にインサートが浮島のようにあるのではなく
 そのインサートがソール面にまで回り込んでいるのです。
 適切な処置だとは思いますが、反面 笑ってしまうというか
 ブラックジョークなのかも知れません…。





 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 ✋安定(一定)した距離感
 ✋ボールの速度とパターヘッドの速度の関係
 ✋インパクト時のロフトの均一性
 ✋インパクト時のパターヘッドの上下位置


これらをすべて犠牲にして
ただ単に打つ人から 真っ直ぐ引いて真っ直ぐ出して見える
ことがパッティングだと信じているのは
あまりに滑稽です。



これに見た目は大きいが異様に軽い市販のパターヘッド
なんの反応もない ただ棒としてのシャフト
しかも ミスに寛容?!と言う意味不明な謳い文句の
 重心の深いマレットパター が加わったら
パッティングが上手くいかないのは 必然 というか
ここまでを揃えておいてよく『イップスにならないな』
と感心するばかりです。
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スイングを壊すゴルフ用語『肩を回す』『捻転』

2018年09月14日 18時41分55秒 | ゴルフ


厳密には 体を壊す…かな




http://blog.livedoor.jp/hbs/






 
今更と言えば今更…ですが、
ゴルフで言われる肩と言う部分は
位置としては 体(胴体)の中に位置していますが、
機能として、部位としては腕です。


肩を回す というのは
正確には 肩の位置している胴体
股関節から上、
骨盤から上の胴体の向きが変わるから
結果として 肩の位置も向きを変えることを指して
肩だけが単独で回ることを指すのではありません。

捻転…なんて言葉も使われますが、
体は横回転に対するゴムではありませんので
それを実践することは
自分で自分に卍固めやコブラツイストをかけるのと同じです。
おじさんには危険な行為です。
BlogPaint
肩だけを回す、捻転する というゴルフスイングは
ゴルフクラブの最大の機能である
ヘッド重量を有効に使う方法を逸してしまう だけでなく
逆に そのヘッド重量を邪魔なものとしてしまいます。

何故ならば
ゴルフスイングには
骨盤(胴体)の向きと前傾姿勢という
とてもよく考えられた機構があるので、
正しくはボールを打っていく時、インパクトに入っていく時
進行方向が低く、それによって
ボールが上から打て、ボールが潰せ
ヘッドの重さだけでなく、腕や体の重さも
インパクトの破壊力や対ボールの重さへの対抗力として
利用できるからです。

imageCAX9G566このような動作は
動作そのものを運動とするのではなく
ある運動をするための準備動作であり
ストレッチです。
体を壊さないようにするための『準備運動』です。
その準備動作そのものを 主たる運動 
にするべきではありません。

肩甲骨などの部分の可動域が広いのは
決して悪いことではありませんが、
それは 体を壊さないようにするため
体を痛めないようにするための保険なだけで
それ そのものを動作そのものにするためのものではありません。

骨盤の向きが変わるから
上から打て
骨盤の向きが変わるから
インサイドから打てるのです。

このスイングに上から打つ
チャンスは既にありません。
このスイングにインサイドから打つ
チャンスは既にありません。
というか 始めから
上から打つ、インサイドから打つ
チャンスが存在しないのです。
ここからひねくり回して
クラブヘッドをインサイドから入れて
きた、もしくは上から入れてきた
ように見えたとしても
クラブを寝かしてひねくり回したに
過ぎず、曲芸に近い技 ですから
オジサンゴルファーにとって参考に出来る部分はありません。
百害あって一利なし です。

20年前や30年前であれば
『器用な手打ち』で片づけられてしまう打撃なのです。
肩だけを回すようなスイングは
この骸骨の背中を見てわかる通り
ほぼ まったく体を動かしません。
そして 背骨には回転するための機構や関節は
存在しないのですから
それが原因で体を痛めてしまうのは
当然に帰結になります。
そのスイングでは シャフトのしなり(運動)や
ヘッドの重さを嫌うので
より硬い(運動しない)シャフト、より軽い小振りなヘッドを言う
より肉体を酷使するスイングになる という結末が待っています。
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ゴルフスイング◆一般常識を疑え

2018年09月13日 22時25分16秒 | ゴルフ
ゴルフスウィングに限りませんが
一般に謳われていることを、鵜呑みにして
長年過ごしてしまうことは少なくありません。
 自分が遠くで見ている立場であれば
それでも困ることは少ない訳ですが
それを実行する当の本人になってしまうと
その「常識」や「当たり前」が手枷足枷に
なってしまいます。

スウィングは円運動
円を描くようにクラブを振る

これは一般的にゴルフスウィングの常識
と言われています。

しかし、本当にそうなのでしょうか

ゴルフショットは 人間のなにがしかの動作と
ゴルフクラブの機能 との融合によって
創り出されます。



人間は訓練によって、色々な動作を習得が
出来るのは確かですが、ショットのパートナーたる
ゴルフクラブはどうでしょうか。。。

円運動するに適切な形をしているでしょうか・・・

円運動によって作り出される遠心力が
本当に ボールを飛ばす主エネルギーになるのでしょうか

先端に重さの付いた 1メートル近い
ゴルフのボールを遠くへ、狙った方向に
そしてそのショットを繰り返すための道具…ゴルフクラブ
その一番の特徴は やはりその長さの先端に
総重量の6割以上のものが偏重して存在することです。

それはボールを打つためのもの…

ゴルフクラブの元型は 250年以上前に
確立されています。 微妙な形状や素材などの
変化はあったとしても、科学や計算式の発達した
現代であっても、その姿は殆ど変えていません。

当初はプレイヤーが自身で削ったり、工作をして
造られたモノを、ゲームとして普及させるために
今の形に落ち着いたと言われています。

クラブを持った方が難しくなる 筈がないと思います。
簡単に、少ない労力で、頻度よく ショットを
打って行けるように ゴルフクラブは作られています。

そう、スウィングの答えは手の中
クラブにあるのです。

シンプルに、シンプルに考えてみて下さい。
自分の言葉で考えてみて下さい。

自分の言葉でしか、動作として体に染み込みません。

スウィングはクラブからしか
 教わることは出来ないのです。

その手の中にあるクラブが
 貴方のショットの半分以上を構成する要素なのです。
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ゴルフクラブ◇ヘッドの重さと重心位置とシャフトの働き

2018年09月12日 21時49分49秒 | ゴルフ



クラブヘッドには重心位置と言って
シャフト、握る棒の延長線上からずれたところに
ヘッドの重量の中心点が存在します。

シャフトの硬さとの絡みもありますが、
平均的な市販のゴルフクラブのヘッド重量でも
かすかにですが、感じることはできます。
出来ますが、ヘッドが軽く、シャフトが硬いため
ヘッドをたくさん速く動かすことに気持ちが行ってしまうので
(たぶん 本能的にそうしないと飛ばないと判断するのでしょう)
なかなか感じることは出来ません。
シャフトが硬いと ヘッド自体の重さも非常に
薄~くしか伝わってきませんから
ゴルフスイングを考えるうえで
ゴルフスイングを作ったり、直したりするうえで
ヘッドの重心位置の感覚…なんて無視されてしまいます。

でも 実はここの部分
クラブヘッドの重心位置の感覚というのが
クラブヘッドの扱い方…だけでなく
シャフトの扱い方のヒント にもなるほど大切なのです。

ヘッド重量がしっかりしていて
シャフトの硬さが常人が使えるまともな柔らかさであれば
ぜひぜひ 一度トライして貰いたいのですが・・・
テークアウェイをしていく途中や始まりで
シャフト位置を重心位置の関係を感じ取って貰いたいのです。

テークアウェイは進行方向 右への移動です。

正しくは 足腰 フットワークを使って
骨盤・秀二が右を向いていくのと同調して というか
そのフットワークによって クラブは移動します。
その時 自分の握っている棒 に対し
クラブヘッドの重心位置は左に位置するのが正解です。

重心位置は あたりまえですが「重さ」です。

静止状態から始まる ここの段階では
重さは そこに留まろうとするエネルギー です。
打ち手がフットワークによって
移動を始める部分の第一段階はグリップです。
第二段階は グリップが移動することによって
シャフトとつながっている ヒール部分です。
重心位置のある トゥ側は それらの動きに対し
重さ分 そこに留まるエネルギーを発揮する筈です。

シャフトにつながっていないヘッド
接着していないヘッドの 装着穴に油を指し
ゆるゆるの状態にして テークアウェイを始めると
必ず 必ず ヘッドは フェース側に回り
シャフトから外れ落ちます。


テークバックを手で上げるゴルファーは
ここで ヘッドをキャビティ側に回そうとします。
これは重さの基本を この初期段階で無視してしまって
いますから、ここから先も重さが
自分の味方をすることはありません。
重さを単に運動の負荷として扱ってしまうことになります。
軽いヘッド、硬いシャフトでゴルフを覚えた人の
多くはだいだいこのパターンにはまります。

スイングには基本前傾姿勢があります。
右を向いているときは、前傾姿勢によって
左サイドの方が右サイドより低い位置関係になります。
 なる筈です。
ところが 面白いもので
ゴルフクラブと打ち手の位置や姿勢の関係は
かなり密接につながって 相互関係を作っています。
テークアウェイの時点で
シャフトよりも 重心位置を大きく右に持ってきてしまうと
(ヘッドを回してしまうと)
そのクラブの作り出す重さは
グリップを上げる、特に左グリップを上げる作用として
働くので その時点で前傾姿勢を壊します。
重心位置をシャフトよりも左に残しておくと
グリップを通して 左サイドには低めを保とうとする
重さがかかるので、前傾姿勢は保ちやすくなります。

そう この重心位置を感じていく
感じていけるクラブは
実は シャフトの正しい働きを覚えていける
というのにつながっていくのです。
そして 動作中に意識しなくとも
前傾姿勢などを保ちやすくする
ヒントにつながっていくのです。

そう考えると 現代主流になっているスイング論は
随分とぶっきらぼうな 単にこうしろ という命令で
何もクラブとのリンクがなく
姿勢を無理やり保とうとするのですから
かなり辛いでしょうね…。
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