【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

ボールをつかまえる?! とは?

2018年09月25日 18時51分16秒 | ゴルフ



平均的アマチュアゴルファーのドライバーショット
ボールとヘッドの接触する時間は
2000~3000分の一秒

2500分の一秒としても
 たった 0.0004秒

殆どゼロに近い時間と言えます。

幾ら 現代のクラブがミスへの寛容性が
高まっているとは言え
フェースをターンさせる ことによって
ボールをつかまえる疑似行為は

捕まる=左(左回転?)

捕まらない=右(右回転?)

を その一瞬に合わせて行こうとする
やり方では あまりに無理があると思います。

ボールが捕まる のと
ボールが左へ行く 右へ行く
とは 別な要素ですし
そのやり方では 継続した練習という
なかなかクリアできない、し難い条件が
必須になってしまいます。



アマチュアゴルファーの典型的な
アプローチやパターの方法に
手回り 肩周りを使って
振り子に振って ボールの下側をなぞる
フェースで ボールの下側を打つ のがありますが
これも 実際には 先ほどの
左右のミスと同じように
ロフト変化が激しく 目標の距離に対する
前後のミスを誘発する 方法です。

一瞬のインパクトを
自分の望まれるロフト
自分の望まれるフェースの向き
さらに その二つ以上の円運動によって
ヘッドの高さの変化も激しいのですから
非常に練習が必要な打撃論だと思います。

ボールの下をなぞるような打撃は
距離を増やす為に スピードを上げても
高さやスピンにばかり 破壊力が変化(変換)
しやすいのですから 距離の管理が非常に
難しいのも伴ってきます。

アプローチで上手く打てた時ほど
ショートする のは その典型的な例です。

否定的なコトばかりで 良くありませんが
ボールの下をなぞる フェースターンする
それらの方法は 円を描きますので
クラブの重さ変化、重さの方向も
そのスピードや円の大きさ、タイミングによって
毎回毎回異なるのですから
ダフリ・トップ などの主原因とも言えます。

ボールをつかまえる ことは
それらのデメリットの殆どをメリットに
変える事が出来るほど
安定性 方向性 距離の確保 も
容易に、確実に出来るのです。

自分のゴルフの歴史を思い出して下さい。
全員のゴルファーに当てはまる とは
言いませんが 少なからずのゴルファーは
雑誌を読んだり、見よう見まねで
つかまえるコト を覚える前に
当り始めた後、距離へと進み始めます。
それによって チョロ・空振り・ダフリ は
スライスへと変わり、スライス解決に向かうと
意図的に振らずに距離を抑えるか
右を向いて引っ掛けを覚えるか
つかまえる事を フェースターン で
ボールをとらえる事を ボールの下をなぞるコト
で 憶えていこうとしています。

ゴルフクラブは大変歪な形状をしています。
その形は科学が進んだ今も 殆ど百数十年前の
モノと変わりがありません。
その形状にとって フェースターンして
ボールをつかまえる事や ボールの下をなぞる
事によって ボールをとらえることは
一番不適切な使い方 と言って間違いないと
思います。

その道具によって 一番不適切な方法を
追い駆けていれば クラブを買い替えても
あまり大きな変化は訪れず
「ゴルフはクラブでなく 腕だよ」
と言う会話が成立してしまうと
思うのです。

抽象的な表現ですが、ヘッドを重くしたり
シャフトを柔らかくしたり とは
クラブの個性を強く、味を濃くしていく事に
相当しますから
そのクラブの形状にとって 不適切な方法
使い方をしている現代のゴルフ理論では
ヘッドを軽くして シャフトを硬くする方向へ
進むのは当然の帰結とも言えるのでしょう。
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道具としての『パター』で決まるパッティングストローク

2018年09月25日 18時47分02秒 | ゴルフ

パターのシャフト…なんていう部材は
なきゃ打てないから程度の扱いで結構ぞんざいな存在です。
よく考えてみると マレットパターにあるような
ベント(曲がった)シャフトなんて
 シャフトの意義を無視しているようなものですね。

市販のパターヘッドは
だいたい 300~330gです。
結構重いことを売りにしているものでも
 330g がいいところです。
010

宣伝…になってしまいますが
弊社の L型ブリストルパターのヘッド重量は
 470g  …この差はあまりに大きいです。

でも もしかすると シャフトの硬さの差の方が
数値的にも、ストローク的にも
より大きいのかも知れません。

某有名○○パター 34インチの振動数(硬さ)は
 340cpm です。

進化版の L型ブリストルパターの振動数は
 130cpm

 ヘッド重量も違いますから一概には言えませんが
 半分・・・3分の1に近いような数値です。


これがものすごく大きいと思います。




兎も角 簡単
このヘッドの重さ このヘッド硬さ(柔らかさ) があると
勿論 グリップを移動させるからヘッドが動くのですが、
そのヘッドの動かした速度とボールの速度が
ほぼ一致します。
パターヘッドでボールを弾く という感じでは
全くなくなってしまいます。

最近 とみに思うんですが、
正しくクラブを扱えない人が
なんどか独自の工夫を 理論 と呼んでいる気がします。

パッティングも同じだと思いますね。

確かに 地面を転がるパッティングは
順回転で転がっていきます。
しかし これは多ければいいというものではありません。
普通のショットと同じで
ボールの移動速度との関連になります。

始動時、ボールは自重(45g)によって
芝に少し沈んでいます。
ここで いきなり不必要な「オーバースピン(順回転)」
を掛ければ、自分のはまっている穴の前壁に
ぶつかってしまって跳ねてしまいます。
ここで大きなエネルギー(ロス)を使ってしまうので
すぐにボールは 推進力を失ってしまいます。
多くのゴルファー、トッププロのパッティングを
見ていても ボールの速度の減速が顕著で
しっかり距離が打てていないというか
ボールスピードで距離感を把握できない
パターストロークになってしまっています。

たぶん・・・多分ですけれど
これも パターそのもの
パターヘッドの圧倒的な重量不足と
パターシャフトの冷凍マグロと化した硬さのせいから
スタートしていると思います。



ヘッド重量が軽く、まるで運動の無い硬いシャフトでは
パターそのものに 質量としてのボールをどかす力が
完全に不十分です。
まったく無い に等しいエネルギー不足です。

これでは弾いて打つしか 飛ばす方法はありません。

ショットよりも より方向が重要なパッティングは
(勿論 一番重要なのは距離感です)
ヘッドを回転させて打つ 訳にはいきません。
そこで 縦に弾く ことになるのだと思います。

それを後付けで パッティングはオーバースピンを
と なるのだと思いますねー。
体を開いて腕で振るスイングでは
体重を左に移すことがほとんど不可能です。
だから 一軸スイングやスタック&ティルト なんて
ど素人みたいなスイングが生まれてくるのでしょう。

L型ブリストル、特に進化版クラスの
ヘッド重量とシャフトの硬さ を使って
パッティングを始めれば、スタートしていれば
それらの理論はまったく無意味で
ボールを転がす なんて 感覚通りにやるだけ
ってわかるんじゃあないだろうか。
こんなにも ストロークを教えてくれる道具は
かつて無かったのではと思います。

ボールは非常に自然な転がりをします。
速くなったり 急に減速したりせず
その距離を移動する その感覚通りの速度で動きます。
その速度をパターヘッドで与えてあげればいいだけです。

ヘッド重量が十分にありますから
非常に推進力が高く、
市販のパターに比べると
 圧倒的にゆっくりと転がり 狙いの距離に届きます。
ですので ストロークはとても小さくて大丈夫です。
ほとんどの距離は 靴の幅の中で打ててしまいます。

パターヘッドの運動速度通り ボールも移動するので
距離感もすぐに掴めます。

パターにエネルギーがあると
ボールは曲がりにくいですし、
ブレーキがかかることも少ないので伸びて見えるでしょう。

でも これが本当のボールの転がり なのです。

市販の軽いヘッドの硬いシャフトのパターで
パッティングさせられているゴルファーが気の毒に思えます。

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ゴルフクラブ◆シャフトの硬さと腕前

2018年09月23日 21時16分00秒 | ゴルフ
「うまくなるほど シャフトは硬くする」
ってよく耳にしますよね。

そんな馬鹿なことはありません。
ゴルフ関係者から、そんなセリフ聞いたら
「ありゃりゃ」って思います。



では ここに二人のゴルファーが居たとします。

HC-01 年齢20歳
HC-01 年齢70歳
        HC…(ハンディキャップ)
この二人の方は同じ硬さを使うべきですか?
じゃあ 同じような腕前の男女はどうなるんですか?

それよりも
HC-01 70歳
HC-16 70歳
この二人が同じ硬さを使っている方が
「シャフトの硬さ」と言う意味では正しいでしょ?!
そう感じません?!

ゴルフの腕前 って 車の運転に似ていると思います。
運転が上手い って言うのは
「レーサーのように速く走ることですか?」
それも ひとつ です。
しかし、事故を起こさず、流れを掴み
乗っている人を不快にさせないのも
「上手な運転の一つ」ですよね。
では、ちゃんと運転できるけれど
レーサーのように走れない人は「下手」なんでしょうか?

運転には 家族でのドライブも有りますし、
音楽を聴きながらゆっくり走るのもあります。
風景を楽しむ場合もあるし、
ガールフレンド、ボーイフレンド、夫婦での
お話を出来る空間として大切にしている人も居ます。
勿論、スポーツカーで峠を攻める人も居るでしょう。
それぞれが 一定のルールとマナーの中で
尊重し合って、楽しむから 
みんなが楽しく共存出来るのであって
一つの価値観でない、多様性が種を絶滅させないもの だと
私は思います。

ですから
「うまくなるほど シャフトは硬くする」
という考えの人が居ても良いと思うのですが、
それはその人の考えで、
ゴルフの良さは楽しみ方も色々なのです。
自分の好きなクラブを好きな構成で
好きな場面で使うコト も楽しいの一つです。
望まれていないのに 他人のクラブに干渉する というのは
根本的にゴルフのマナーに反していると思います。

少々、穿った考え方なんですが
上手くならないと 自分の価値が見いだせない 
なにかに囚われているような気がするのです。
折角 贅沢な素敵な遊び なのに、ちょっと勿体ない気がします。



歳を取って 気の許せる友達やカップル、夫婦で
パーシモンのヒッコリーシャフト。。。
スコアも付けず、ショットもしたり、しなかったり
途中、風景を見たり、山菜を見つけたり。。。
そんなゴルフに憧れる今日このごろ です。
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頑張ってるクン 9月編

2018年09月22日 20時38分13秒 | ゴルフ
頑張ってるクン 9月編
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ゴルフ・L型ブリストルパター◆同じ距離を打てるストロークを

2018年09月22日 17時09分50秒 | ゴルフ



パッティングに限らず、ショットも正にそうですが
ゴルフは狙った「距離」を打っていくものです。
方向よりも目的の距離をしっかり打つ方が
より重要なゲームです。

コースには起伏にはあるとは言え
距離とは「横に移動させる」モノです。


それを元に考えた時のパッティングを考えてましょう。


ボールの外周は約14センチです。

①ボールが十回転して 1m移動する
②ボールが十回転して 1m40センチ移動する
③ボールが十回転して 2m移動する

どれが一番良い移動、良い転がりに感じますか?

①はボールの運動量としては1m40センチ分なのに
 実際に移動したのは1m…ロスしています。
②はボールの運動量と移動量がイコールです。
③はボールの運動量は1m40センチ分なのに
 実際に移動した量は2mです。

☞答えは③です。

パッティングは確かに地面を転がるので
オーバースピンで転がります。
オーバースピンで転がりますが、それが多い必要は
まったくありません。
逆に必要以上のスピン量がオーバースピンであっても
存在すると それは摩擦になってしまいます。
ボールの回転というボールの運動量よりも移動量が少ないと
ロスがあり、そのロスはなかなか把握出来ません。

距離を打てばいいのです。
スピンを与える必要はないのです。
弾いて打ってはイケマセン。
押してあげればいいのです。

パッティングストロークで必要な『真っ直ぐ』は
自分の目線から 飛球線方向への真っ直ぐなストロークではなく
横目戦での真っ直ぐなストロークです。
地面と平行には動けませんが
地面に対し 離れたり、近づくような弧を描くストロークは
インパクトロフトを安定させづらく
スピン量を不安定にさせます。
出来るだけ 多少ズレたインパクトポイントが来ても
似たようなロフトで当たるストロークを
作らなくてはならないのです。

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◆ショットの悩みとクラブの密接な関係

2018年09月21日 16時42分49秒 | ゴルフ
一般的なスウィングの悩みの始まり
もしくは、新たな悩みの始まりは
クラブが原因であることが殆どである



例えば、市販のクラブセットを持っており
ユーティリティクラブやドライバーを
一本だけ買い足す、もしくは買い替えたりすると
 そのクラブ単品が 他のセットと何かの部分
例えば ヘッド重量の割合だったり 重心距離だったり
シャフトの硬さ(ココの原因が一番多い)だったり
ここに違いがあると いくばくかの時を経て
悩みが発生したりする。

硬さを例にとれば タイミングの取り方も
地面に対するシャフトの垂れ方というか 下がり方も
違うので ボールの置き場所や構え方
トップオブスウィングでの魔の取り方
なんてのも そのクラブだけ 変えなくては
なんて話は よく よく 耳にする。

バンカーが苦手 とか フェアウェイウッドが苦手
というのは よく聞く 苦手クラブ だが
その原因の多く 9割以上が クラブになると言って
間違いないだろう

軽いヘッドの サンドウエッヂや
バンス角度や幅の少ない サンドウエッヂ
(ヘッドの軽いのは致命的 ウエッヂの役割を
 殆ど持っていない ただの耳かき)
こんなウエッヂでゴルフを続ければ
バンカーショットは当然 苦手になって然るべし 
だし アプローチだって なかなか上手くいかない。
距離感 と 上手く打つことを 同時に達成
しなければならない訳だから 一番確実性の欲しい
目の前の距離 のショットが ギャンブルになって
しまうのは コチラの目から見ると 必然。


バンスが何度だとか 溝がなんだ
なんてのは 単なる飾りと言うか
販売するためのセールストークにしか過ぎず
ウエッヂの命は重量であるし
そこが無ければ 魂は入っていないも同然。
これでは 確かに 練習量 球数次第で
それを失った途端 初心者に戻ってしまう...

クラブの持つ 距離感覚やリズム感は
ヘッド重量と完全に比例するようなモノだから
慣れさえすれば ヘッド重量の重いウエッヂは
オートマチズム性が非常に高い。


フェアウェイウッドの苦手な人も少なく無いが
それも クラブのせいが殆ど。
軽いヘッドのFW や 硬いシャフトのFW
で ゴルフを憶えていけば 上手く打てないから
そこには お金を使わないし クラブも替えない。
自分は FWが下手なんだ の一言で終わってしまう。

やはり コチラの目で見れば
そのFWを使っていれば 上手く打てないのは必然だし
長く 緊張感が高く 痛手の大きい FW が
やはり 軽いヘッド、硬いシャフト であれば
偶然というか 奇蹟のような可能性の「ナイス」を
待っているようなモノ…

一度 よく 自分のゴルフクラブを
 調べてみる必要があるだろう…

自分の悩みの大半は クラブが持っている
 もしくは クラブ同士のかみ合わせ が原因である。
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ハミングバード公式ブログ ヒストリービュー

2018年09月21日 16時36分37秒 | ゴルフ
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現代のゴルフクラブとスイング事情

2018年09月20日 14時43分14秒 | ゴルフ
なんだか ちょっと残念と言うか
 可哀そうな気がします。

ゴルフとは 広い自然の中で楽しんだり、
スコアを競ったり …そういう楽しみのほかに
やんちゃな部分で
 金属の塊で ゴムのボールをブッ叩く快感 というのがあります。

そう力ずくでなくとも
ゴルフクラブを上手に利用すれば
 力のない女性でも子供でも、高齢な方でも
それは十分可能です。


しかし 昨今のゴルフクラブは奇妙なコトになっていて
強烈に減っているゴルフ人口の中で
その年齢構成は マティーニグラスのように
まるで 50歳以下の人はいないか のような状況です。

にもかかわらず デフレの影響をもろに受けてる業界は
 安いモノを多売する、ニューモデル更新戦略から抜け出れません。

ゴルフクラブは ヘッド・シャフト・グリップの3つの部材から構成されますが、
一番価格差が大きいのは シャフト です。
シャフトを安く収めるには
製造物責任 PL に敏感なこのご時世では
 残念ですが 硬い モノを使わざるを得ません。

硬く、ヘッドも軽くできる アイアンであれば スチール装着 でない限り
ユーザーの興味を引く 価格設定が不可能な状態です。


シャフトが硬ければ 振り回さるを得ず
ヘッドスピード以外、ボールを飛ばす方法がありませんが、
振り回せば ゴルフクラブの機能上、
ボールの飛距離・方向性・安定度 ともに
運動神経か、過度な練習量に依存せざるを得ず、
必然とは言え、その 
〇ゴルフクラブはどうでもいい 
〇どのクラブを使っても差が出ない
スイング理論が横行し、定着してしまっています。


柔らかいシャフトで
そのヘッドの重さを使って 自分が動けば
ずっと ずっと 楽にボールが飛ばせるのですが、
そのヘッドやクラブを振り回すスイングでは
 この手のクラブは どこに飛ぶか分かりませんから
メーカーは販売することが出来ません。

ボールを弾いて飛ばす と言う方法ですので
生涯を通して ボールをつぶす
ボールを捕まえる というコトを知らずに
ゴルフを終えてしまうのですから
なんだか 寂しいような気がしてなりません。
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ゴルフスイング〇いい感じ…ですね

2018年09月20日 14時42分07秒 | ゴルフ
ゴルフスイング〇いい感じ…ですね
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【投稿】ゴルフクラブの機能を壊す軽量スチールシャフト

2018年09月19日 20時34分19秒 | ゴルフ

【投稿】
 現状で某メーカーの軽量スチール付アイアンを使っています。
パワーには自信がないので、硬いシャフトは敬遠しておりますが、
貴社で試打クラブを打たせて頂いて以来、
タイミングも取れず、全く当たらなくなりなりました。
飛距離も以前よりぐっと落ちてしまいました。
弾道の伸びがなく、
あまり高く上がらず緩い球になってしまいます。
・・・その理由を教えてください。



 お手紙ありがとうございます。
既に組まれているアイアンですので、
ここの重量は正確ではありませんが
お使いになられているアイアン(#5)は
 ヘッド重量  240g前後
 長さ     38.0インチ
 シャフト硬さ 284cpm
 ロフト    25度    のモノです。
試打されたアイアンは TRI-11
 ヘッド重量  305g
 長さ     38.0インチ
 シャフト硬さ 165cpm
 ロフト    27度    のモノです。

二つのアイアンは 硬さとか、ヘッドの重さの違い
と言う以上に 別なスポーツの道具 と言えるほど
全く異なるものです。

試し打ちをされたアイアンは 硬さの番手11番
というものですが、これがある程度打てるのであれば
市販の軽量スチールのアイアンでは
クラブが打ち手、ご本人に何もしてくれません。
ただ ボールを自分の足や手で直接蹴る殴る と
痛いですから、その代わりに使うだけの道具とも言えます。

シャフトが柔らかいクラブは
打ち手のインパクトを左に押す…ずらします。
打撃方向~トップ以降⇒フォロー方向 に対して
動きの方向や速度、動きそのものを促す効果が高く
打つことを助けてくれます。

その時々のヘッドやクラブの姿勢を
打ち手に伝える機能も強い ですから
感触でスイングの形を作っていける可能性も高くなります。

そこにヘッドの重さも加わります。
その度合いも激しく、慣れてしまえば
お使いの市販のアイアンは
ただ自分が筋力によってクラブを振りまわすのに負荷が少ない
程度の働きしかありません。

長さも総重量も大きく変わりませんが
クラブの動きを促すだけでなく
打撃そのものの破壊力もありますから
ロフトは多くとも飛距離は望めるでしょう。
002

市販の多くのクラブは ストロングロフト
立ったロフトです。
ですが、市販のクラブはグリップを支点に
ヘッドを振る動きで打つことに「適して」いるので
グリップの移動が止まり
ハンドファーストが作れず
右体重のまま、上に振ることを促します。
そういうスイングを造りたい人はどうぞ…と言うか
そういうスイングでないと使えません。
ですので、入射角度も緩くなり
上に向かって振るので、ロフト角度にかかわらず
飛び出る角度も高くなります。
飛び出る角度は高いですが、
下をくぐるようなインパクト、打撃になるので
ボールに対し、打撃のエネルギーが伝わりにくく
ボールの回転にエネルギーが逃げやすくなります。
5番アイアンで打つ ロブショットみたいになる訳です。
「抜けた球」と言います。  。。。だるま落としに近いですね

市販の軽量スチール系のアイアンでは
上から打とうとしても
上から打つことだけを気にすると
フェースはがっつり開いて シャンクするような、、、
フェースの開きを気にすると
ボールは左に低く飛び出て、左に曲がります。

ドライバーと比べるとかなり・・・
ボール6個分以上右に入れないと打てないでしょうね…。

その影響はフェアウェイウッドに強烈に出ますから
ゴルフバックからフェアウェイウッドが消えてしまう
可能性も十分あります。

パターも含めた全部のクラブを同じように、
そして ゴルフクラブの本来の機能を活かして打撃したい
とお考えでしたら、どうぞもう一度ご来店くださいませ^^
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