【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

芯の食う…の意味は?◆ゴルフショット

2018年08月25日 03時52分20秒 | ゴルフ


芯を食う とか、 スイートスポットにあてる
と言うイメージがありますが、
どこかに当てる と言うイメージはあまり正しくありません。

(あくまでもイメージですが…)
金槌を使うことを考えてください。
これから釘を打ちます。




重要なことは金槌の打面のセンターで
釘の頭を打つことではないはずです。

金槌の頭の形状は釘を打ちぬく方向性のイメージを
喚起させるはずです。

金槌の頭の部分の方向性 釘を打ち抜く方向と 
頭の動かす方向を一致させることが重要なのです。

幾ら打面のセンターで釘を打っても
釘の刺さる方向と一致しなければ釘は曲がってしまうだけで
進んではくれないはずです。

ゴルフのインパクトもこれとかなり等しく 
クラブヘッドの動く軌跡にボールとヘッドの重心が
それぞれ一致するイメージが大切です。

インパクト時のクラブヘッドの重心位置とボールの芯を
結んだ線がクラブヘッドを動かしている軌跡と一致する
イメージが必要なのです。

ただしゴルフのインパクトは金槌の
それよりもいっそう三次元ですから縦横にその一致が望まれているのです。

 ただし完全に一致していなくてもおよその一致があれば
フェース面のだいたい良い部分であたれば当たる場所の
厳密さは必要ありません。


現代のクラブは慣性モーメントが高く
ミスへの寛容性も非常に高くなっています。
パーシモン素材のヘッドや初期のメタル
(石器時代に等しい…でしょうか)
現代の慣性モーメントの数値は3~4倍にもなっています。

実際にアイアンであっても、ドライバーであっても
スイートスポットと呼ばれる「重量の中心点」は
ヘッド素材の中にあり ボールと直接触れることはありません。
(ロフトにもよりますが)
その重心点(重量の中心点)は
クラブの次に動く方向・位置に左右する作用が多く
打撃時そのもののボールへの効果はさほどではありません。
移動…連続する位置変化に対し
大きく左右するのが「重心点」で
瞬間である 打撃そのものの影響は多くないのです。

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ゴルフ用語 カタログや雑誌の原罪 ◆重心距離-1◆

2018年08月23日 21時22分34秒 | ゴルフ

ゴルフ用語 カタログや雑誌の原罪 ◆重心距離-1◆

2012年04月15日



【重心距離】 ヘッドの重心… 重量の中心点
 そこから、シャフトの中心線までの垂線(垂直)な距離。


ここまでは 客観的な事実で、異論の挟みようがない
クラブを比較したりする時に、参考になる比較データの
一つと言える

ところが、この先にその用途を示すような
但し書きというか、非常に誤った解説が付いており
これが「ゴルフ取扱説明書」の意味合いも含んでいるので
大変厄介である。



重心距離の短いモノはフェースが返り易く、
操作性に富みます。長いモノは リストワークが使い辛い ですが
スウィング軌道は安定しやすく、スピン量が増えるため
ボールが上がり易く、かつ止まり易くなります。

こんな解説が添えられるのです。

明らかに支離滅裂な 誤った誘導 と言えるほど
酷い解説です。
この文言であれば、スウィングはリストワークが
必須条件のような書き方で、クラブ扱いは
フェースターンが絶対に必要なニュアンスを過分に
含んでいます。

ゴルフのスウィングはクラブからしか教われない。

自分は長年、クラブに触れ、クラブを創り、
お客様に提供してきました その結論としても
その考えはまったく揺るぎません。

なんチャラ、かんチャラ と理屈をこねまわすのも
クラブからの発信される その言語を通訳しているに
しか過ぎず 結局のトコロ、ゴルファーが
ちゃんと情報を発信してくれるゴルフクラブを持って
聞き耳(感じる事)をしていれば
そんなに長い、多い時間と練習でなくとも
クラブ扱いは身に付くし、一度覚えれば
遊び、楽しみのレベルであれば メインテナンスは必要が
無いと言えるでしょう。

では 重心距離に付いて 解説してみましょう。

重心距離はその言葉に含まれている通り
重さ に対する言葉です。
単純に考えれば (ヘッド重さ)×(重心距離) が
クラブヘッドの実際の重さ・・・使用時の重さ
とも言える訳で 同じ重さであっても
重心距離が長いもの程 重いのと同じになります。



ですから もしも クラブを操作する というのであれば
ヘッドが軽くなる要素の方が 扱いは簡単になる
ということを カタログなどは曲解して書いているに
過ぎません。

そもそそ フェースターン というのはクラブを「正しく」
扱うコトにおいては 禁忌(タブー)に属する訳で
フェースを30度ターンさせるということは
ボールの飛びだす方向も30度の広角
ロフトも30度の変化...オリジナル状態から±15度も
幅をもたせ それが双方合致して動く訳では無いのです。

しかも 体の向きを変えて作るヘッドの円弧に対しては
ライ角度分 60数度 立体的に違う角度 違う大きさの円
と造ることになりますから
そのヘッドターンによって 作り出す円弧によって
スウィング自体の円弧も影響を受け、当然左右されるのです。

そう考えていくと 昨今のクラブが 誤ったスウィング概念
の元に 軽いヘッド 短い重心距離 硬いヘッドへと
突き進んでいるのも理解出来てきますし、
本来は 知恵や経験、感情のコントロールを主体とする
脳みそのゲームである筈なゴルフが筋肉と修練によって
体を酷使するゲームに変わってしまったのも
うなずけると思うのです。  

シャフトの話になってしまいますが
最近のシャフトの傾向は 如何に安く壊れないものを
作り販売するかに集中しており
スポーツや娯楽、余暇を楽しむ用品の部品というより
まさに耐久消費財と化しています。
そんな折、シャフトの動き と問うのは意味がないかも
しれませんが、 シャフトの動く総量というのは
硬さにダイレクトに関係なく 重心距離分のみ
(正確にはそれに重心深度も加わるのですが)
なのです。
また 誤解の無いように補足致しますが
重心距離とシャフトの中心線とのズレ分 動く
とは言っても シャフトは動かすモノ ではなく
放っておくと動くモノ というか ずれるモノで
シャフトの項でいつか説明しますが
シャフトは ヘッドを如何に動かさないか
という為に やわらかさ があるので
シャフトが硬いから ヘッドが動かないのとは
ちょっと意味が違います。
(とんちのような言葉ですがね)
シャフトが柔らかければ、使い手の不正確な動きや
雑な動き、多少の動きのミスは緩和、吸収して
しまいますし、ヘッドの重さ、姿勢、位置などを
使い手に伝える能力も高くなります。
また シャフトの持つ最大の機能である
クラブを動かす方向やタイミングの指示 などは
柔らかければ柔らかい程 大きな声で発信されます。
スウィングで力むほどのクラブからの発信は
純粋に クラブが嫌だ!そのタイミングや方向では
ない! と叫んでいるのですから
上手くいかないからと 何も「言葉を発しない」
硬いシャフトを使うことに逃げるのは 
言い過ぎかもしれませんが クラブに対し失礼な気がします。
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ゴルフクラブ◇シャフトの硬さとグリップ

2018年08月23日 02時10分13秒 | ゴルフ
そうですね…、数えたことはありませんが
おそらく 数十万本のグリップを交換、装着した
と思います。

そんな数をやっていると
グリップの痛みとシャフトの硬さには相関関係が
あることに気付いてきます。



左手の親指の部分の痛みは
ハッキリと硬いシャフトを使っている というか
使う人にとって「オーバースペック」な硬さを使っている
証なのだと思います。

ハミングバードでは 20数年の歳月で
ドライバーシャフトの硬さ~振動数では
240cpm 位から始まり
220 ➟ 200 ➟ 180 ➟ 160
4年サイクル位でこの位落ちてきています。
それに伴い グリップの痛み
数年使っても 痛みのあまり見られない状態に
どんどんとなってきており
それは確信になってきました。

スイングに至っては
シャフトの硬さが落ちてくると
ハッキリと アマチュアゴルファーの悩みの一つ
「オーバースイング」は減少、消滅していきます。
先日も書きましたが、
某女子プロのあのスイングは
幼少の頃に お父さんの使わなくなったクラブ
(使わなくなった…という時点でキツイのですが)
それを身長に合わせて 切られた
めちゃ堅い、めちゃヘッドの軽い クラブによって
作り出されたスイングです。

左手の親指の部分が痛む ということは
そこに特別な「摩擦」があるという事で
スイング中にそこが動いている、もしくは握り直し
があるということですから
硬いシャフトを しならせて しなりもどす
シャフトをしならせる ということは
グリップ部とヘッド部の移動量が大きく異なる
という意味ですから
先端に重さの付いたヘッド部をグリップ部よりも多く動かせば
それだけ強く握っていないと
クラブは放り出てしまいます。

不思議なのはグリップ(シャフト)には
テーパーが付いており、お尻…後端に向けて
緩やかに太くなっています。
シンプルに遠心力に逆らう のであれば
エンド部分が痛みそうなものですが、
左手の親指付近が支点になるような
何か特殊な摩擦が必要になる ということです。
エンド部に比べると細くなっていますから
接触面積が足らず、より強くチカラが必要
ということでもあります。


ところが、距離が変わる訳でもなく
場合によっては伸びるケースも少なくないのに
シャフトが柔らかくなってくると
と、同時にヘッドも重たくなってきているのに
グリップの痛みはかなりはっきりと軽減されます。

細いグリップを好む理由 と
硬いシャフトを好む理由・・・・
なんだか 私にはよく分からないですが、
グリップを見る限り
硬いシャフトはより握力が必要で
より複雑な行程が必要になる と断言できます。
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ゴルフクラブ◆飛ばせるアイアンの秘密

2018年08月21日 19時15分43秒 | ゴルフ
ゴルフクラブ、特にアイアンヘッドをやさしくしたり
そのヘッドの特徴を出すのは ソールの形状 で
決まると言われています。


単純に ソールの幅(奥行き)を大きくした
ワイドソールのモノを作れば
ヘッドそのものを小振りにするのは不格好になり
そのワイドソール相応の面の長さ(重心距離)になります。

ウエッヂもそうですが、
ワイドソールのものほど
アマチュアにとって 利点は多くなります。

重心は低くなり易く
重心は深くなり易く
その形状から重心距離の長め
慣性モーメントも大きくなり
ミスにも寛容になります。

そして あまり巷では取り上げられませんが、
ワイドソールのものほど
そのソールの形状次第ではありますが
ミスに寛容の一つとして「飛距離の安定」
同じ距離を打つのに適しています。

ウエッヂなどもそうですが
リーディングエッジ(フェース面の角)から
★奥に向けて下がっている(低くなる)ものを
 ☞バンスソール
★奥に向けて上がっている(高くなる)ものを
 ☞スクープソール
と呼びます。


製品のロフト角度が同じであっても
バンスソールの方が飛距離が出やすく
スクープソールの方が飛距離が出にくい特徴を持っています。

このソールの形状を
バンス角度、スクープ角度と呼びますが、
シンプルに考えて
製品のロフトの対し
バンス角度はマイナス、スクープ角度はプラス
と考えて良いでしょう。

例えば 45度のピッチングウエッヂで
バンス角度5度のものは実質ロフト  →40度
スクープ角度5度のものは実質ロフト →45度
といった具合です。


ですので 飛距離を出したい
クラブで飛距離を伸ばしたい と言うゴルファーは
出来るだけ バンス角度のあるアイアンを選んだ方が
良いのですが…そこには条件が付いてきます。

これは バンス角度に限りませんが、
手先でヘッドを多く動かすゴルファー、
グリップの移動量よりもヘッドを動かしてしまうゴルファーは
このバンス角度がショットの邪魔になります。
ソール幅の大きなものも苦手です。
オンプレーン系のスイングをする限り
出来る限り ソールの幅の無い スクープソール
と同時に ヘッドが大きいことや重いことも嫌いますから
根本的に クラブで飛距離を増やそう というのは
あまり期待しない方が良いでしょう。

クラブでより飛距離を得ようとしたら
ヘッドを重くする
ヘッドを大きくする(重心距離を長くする)
ソール幅の大きなものを選ぶ
バンス角度のあるものを選ぶ
というのが基本なのですが、
昨今の傾向は これらから逆行している状態です。

ウエッヂだけでなく
アイアンであっても、フェアウェイウッドであっても
ソールを上手に使うのには
やはり 体の回転でクラブ・グリップを動かすことが
とても重要になってくるのです。
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ゴルフスイング◆重さの使い方とリズム感

2018年08月20日 20時49分17秒 | ゴルフ



アマチュアの多くがヘッドの重さの使い方を
イメージ段階から大きく誤っています。

確かに 市販の超軽量ヘッド
何の反応もしない、ノー感じの硬さのシャフトでは
そうしてしまいたくなるのも否めない部分はあります。

長年、ゴルフのスイング用語では
「ヘッドを感じろ」「ヘッドの重さを使え」
と言われてきていますから
それを感じない(難い) 軽いヘッド、硬いシャフト
では、そこに行きついてしまう可能性はあります。

「ヘッドの重さを感じやすくするよう作り出す」
ヘッドの重さを感じやすいクラブに持ち替えたら
その概念は捨てなければなりません。

テークバックの時点で遠心力を作り出し
その慣性で行ってしまうと
クラブには、体の回転で作り出す横方向の慣性が
生まれてしまいます。



テークバック時に横方向の慣性が生まれてしまうと
クラブは体にとって、その進行方向の右に右に
ずれていってしまいます。

遠心力等慣性が発生してしまっていますから
クラブは必要以上に重くなっていますし
それを体ではなく、腕で支えなくてはいけない状況に
陥りますから、なおさら重く感じます。

右にずれたクラブ
重くなったクラブ
腕で支えなくてはいけないクラブ

こんな条件が整った?状態から
切り替えし~ダウンスイングに移行したら
どうなるでしょう?


必然的にダウンスイングの初期段階から
右サイドが下がる、潜ってしまう状況に
なりませんか?

例え、練習で そんなテークバックでも
打てていたとしても、ラウンド後半や傾斜のきつい場所
へ行ったら かなり右サイドが下がる傾向・・・
顔を出しませんか?

右サイドが下がって
左サイドが上がって

体の右にクラブはズレテイマス
クラブも重くなっています・・・
まず 力みますよね

それだけでなく
アドレス時は地面と平行に立っていたのに
打つ直前に 上を向くような姿勢。。。
言い換えれば 左足上がりにどんどんなっていくのです。

急がないと、 ボールを打つ空間が
地面が近づいてくるのではなく
クラブのある 右サイドが地面に近づいていくので
狭く、少なくなっていきます。

これが意図しないリズム感の原因です。

テークバックの初期段階。。。というか
重さの使い方の勘違いがリズム感まで
生んでしまうのです。

これは 技術の問題ではなく
単純な 重さの使い方の勘違いから生まれています。

市販の異様に軽いヘッド
異様に動かないシャフトでは
致し方ないのかもしれません。。。

ならば その悩みを悶絶クラブが
解決するかもしれませんし、
悶絶している理由もそこにあるのかも知れません。
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L型ブリストルパターをお使いなられる方へ

2018年08月19日 12時08分48秒 | ゴルフ

L型ブリストルパターの特徴の一つに
他のパターと比べて
出球の速度は遅いのですが、遠くまで届きます。

その速度の違い、
速度変化(転がっている最中の速度変化)の違い は
かなり大きく 
 そこは慣れて頂く必要があります。
 イメージ造り が必要です。


どちらかというと シンプルに
ボールを手で投げ、転がしたのに近い 感じです。


その上で
 良い感じの距離感 に馴染んでいくのには
 そのボールの転がるスピードを掴んでください。

そのスピードを出させてあげる。
そのスピードでパターを動かす 
ヘッドではなく、グリップを動かしてあげる
というのがとても大切です。



ヘッドばかりを動かすストロークでは
ロフトの変化やヘッドの高さ変化が伴います。
もともと 数度しかないロフトのクラブがパターです。
打つたびに それが2度になったり、8度になったり
してしまうのでは その距離感が掴みにくいですし、
ボールに影響を与えるロフト効果 というのには
ヘッドの入射角度、入ってくる上下角度 と言うのも伴ないますので
ロフトが激しく変化するストロークは
入射角度も激しく変化するので
球筋が一定し辛く、距離感が掴めません。

幸いにも L型ブリストルパターは
よく飛びます。良く転がります。
小さくて、遅いストロークで済みますので
弾くように打たなくても十分飛びます。

ですので ストロークの練習をするとすれば
鏡やガラスに写るパターヘッドのロフト姿勢や
ヘッドの高さが 激しく変化しない
上下に円弧を描かないで 地面と平行に動くよう
確認してみて下さい。



パッティングも打撃ですが、
ボールを弾いてはいけません。
打ちたい方向に
打ちたいスピード分だけ
パターヘッド(動かし方はグリップを動かす原則で)
で ボールを押してあげれば良いだけです✊

イメージとすると
パターヘッドの上に乗ったボール
それを インパクトと言うポイントで
離脱させてあげるような感じです。



あとパッティングがあまり得意でない人への
ちょっとしたアドバイス(万人向けではありませんが)ですが、
パターストロークも左回転~フック回転がお薦めです。
余りオーバーにしない範囲で
テークバックで 自分に近めに
フォローで 自分より遠めに
ヘッドを回転させず、内から外に
ボールを打ってあげて 左回転をボールに入れてみて下さい。
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ゴルフクラブ◆シャフト(硬さ)選びとスイング

2018年08月18日 18時53分47秒 | ゴルフ
一般的なシャフトの『硬さの種類』は非常に奇妙な順列です。
参考までに 45インチ換算のドライバーの振動数を添付
してみました。 硬さ種毎の差はだいだい10cpm程度です。

 L 220cpm…レディース 性別ですね
 A 230cpm…アベレージ レギュラーと何が違うのか…
 R 240cpm…レギュラー 平均値 とでも言うのでしょうか
 SR245cpm…スティッフレギュラー 
 S 250cpm…スティッフ 硬い~という意味ですね
 SX260cpm…エクストラスティッフ
 X 270cpm…以下 同列 ここら辺の硬さを使うのは本当にヒト?
 XX280cpm…XXX…XXXX…XXXXX

柔らかいモノから順に性別から始まるのに
終わりは『硬い』という形容詞です。

Rシャフト レギュラーの頭文字を取っていますが
意味合いからすると 標準とか、平均値 に近いと思いますが
成人男性では 一番下の柔らかさ という奇妙な状態です。



多くのゴルファーは
意味不明ですが、初心者から始まり
ある程度経験者になっていくと
硬いシャフトに移行してゆきます。
本来 シャフトの硬さはその人の体力やヘッドスピードに
応じてのものなのですが、なぜかゴルフのスキルと順応する
モノになってしまっています。

シャフトの使い方 という意味では
シャフトが動くものを使った方が『使い方』は覚える
と思うのですが、
どんどん シャフトの動かない
『使い方』を考えることの出来ない硬さになって行きます。
おかしいですね…
熟練していけば よりシャフトの使い方が上手くなる筈なのに
どんどん 使い方を考えなくてもよい硬さになって行く…
ナニカおかしいですね…(*_*;
私の個人の目で言えば
単に 自分が自分勝手にクラブを振り回したいだけで
シャフトがしなったり、ヘッドが重かったりすると
それが出来なくなるだけ…つまり クラブの使い方が
上達したのではなく、
クラブの機能を殺す使い方が上手になっただけ で
それを「上手になった」というのは
 なんだかなぁ って気がします。




ハミングバード基準で行くと
弊社の 平均的なドライバーの硬さは
 44インチで150cpm 位
120cpmを切るようなモノを使っていらっしゃる
お客様も決して少なくありません。
150cpmの硬さのドライバーからすると
230cpmも250cpmも十羽一絡げに超硬い訳で
150cpmのドライバーを使っているお客様が
異様にヘッドスピードが低い訳でも
飛ばない訳でもありません。
ごくごく 平均的な「オジサンゴルファー」です。
その ごくごく平均的な「オジサンゴルファー」が
150cpmを使えている訳ですから
一般のクラブが如何に硬いか お分かりになるでしょう。

今まで使っていたもの(シャフト)よりも
30cpmも50も70も柔らかくなって
以前よりも飛ぶようになった方は大勢います。
従来の理屈で言えば
ヘッドスピードが速い → 硬い 
硬いシャフトを使っているほど 飛ぶ人? の筈なんですが…。
変ですねー(^_-)-☆


そして 一番大きな違いは
ほぼ例外なく体の痛みと無縁になる
ということですね。


未体験の その手の硬さを知らないゴルファーは
シャフトが柔らかいと ☛スライスする
と言う人が少なくないのだけれど使い慣れてくると
 「柔らかいシャフトはスライス防止効果抜群」の
スライスの打てないクラブになりやすい。

…まあ ここでいうスライスはこすり球のことだけど。

色々利点はあるんですがね…。



ゴルフクラブは
まず 第一に
 今…もしくは近い将来の自分の体力に適しているか
が最優先事項です。

その上で 自分の現在のスイング…
☆自分のクラブの扱い方に合わせるか
☆クラブによってスイングを造るか
どちらに重きを置くか の点もとても重要です。


硬いシャフトとは 運動しない・しならないシャフトです。
しならないシャフトを使えば
 シャフトをしならせて~しなり戻して打つことを覚えます。

→そして この使い方のコンセプトは
 グリップ、もしくはグリップエンドを基点に
 ヘッドを動かすためにシャフトがある という考えです。

柔らかいシャフトとは 運動する・しなるシャフトです
しなるシャフトを使えば、逆に
 シャフトをしならせないように使うことを覚えます。

→こちらのコンセプトは ヘッドという重量物を基点に
 その形の創りだす不可抗力を利用して
 グリップを動かす為シャフトがあるという事です。

全く反対ですね。

ですので 自分の使っているクラブ、
これから使うクラブが どっちのモノなのかによって
クラブの使い方、シャフトの使い方に大きな違いがあり
使い続ける間に それを刷り込まれる というか
教育されるわけです。



ゴルフクラブの機能を使いたければ、
ゴルフクラブを利用したければ、
ゴルフクラブに助けて貰いたければ、
シャフトは グリップを動かすモノ
 という前提でスイングを考えるべし(^_-)-☆


ゴルフクラブには 打つ上下左右の角度があり
飛距離とともに、方向を出来るだけ両立させたい筈です。
ところが グリップを基点にシャフトをしならせて
 しなり戻す打ち方ですと、
上下左右の角度・向きが毎回バラバラになり易く
しかも しなる・しならせる ということは
クラブの実質的な長さ変化も起こりますので
目標方向に、出来るだけ再現性のある距離感で、
だけでなく ヘッドのどこに当たるか という問題が
常時ついて回ります。
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『スイングの治し方』

2018年08月17日 23時04分53秒 | ゴルフ




「スライスが治らないんだよね」

『そうなの? で、スライスの原因は何だと思うの?』

「アウトサイドインで開いて打ってるから… かな」

『そうなんだぁ…。』



よく耳にする会話・・・ですよね。

当たり前ですが我々は人間で
自然なコトを自然にする方が馴染みやすいモノです。
モノの理屈/道理に逆らって使おうとすれば
チカラや無理が必要になります。

若い時、、無理の利く時、
元気のよい時、調子のよい時、
は良いかもしれませんが、
オジサンおばさんゴルファーにとっては
そうでない時の方が圧倒的に多いでしょう。
  ( ;∀;) 若くない訳ですし…

疲れてくる というのは意外に早く来ます。
それは単に肉体の疲れ だけではありません。

フェアウェイど真ん中からウッドでチョロしてしまったり、
グリーン周りでシャンク連続だったり、
3パット、4パットをしてしまったり、
2連発でOB打ってしまったり、
ざっくりで30センチしか飛ばなかったり、
疲労 というのは精神的にもやってきます。

そうなってくると 不自然なことは難しくなります。
無理やり…が効かなくなってきます。


例えば・・・・・・です
自分がこのような向きにスタンスを取ったとします。

しかし これは『自分が』スタンスを取ったに過ぎず
打たれるボールには関知しないトコロです。
俗に言う アウトサイドイン とは単なる 振り遅れ で


この向きにスタンスを取ってにもかかわらず
結果 左向きにスタンスをとって 打ったのと同じコト です。
ですので 振り遅れは
あくまでも 自分の始めのスタンス(の向き) に対し
アウトサイドインに見える訳ですが、
それは とても自然なコト、
放っておいたら そうなります。

 そもそも これをアウトサイドインと総称するのは
 単なる 打ち手のエゴに過ぎず
 ボールにとっては その体の向き通りに打たれたに過ぎません。

その 振り遅れ 自体を改善せず
単に スイングの軌道のアウトサイドイン
…実際には アウトサイドイン ではないのですが…
を無理やり インサイドイン という
見てくれだけを修正するのは無理やりな改善・・・
改善と言うより改悪に近い修正です。

本来は スタンスを取った通りにボールが打てる
インパクトを迎えられるのが望ましいのですが、
からだは開いている、左向きなのにもかかわらず
スイング軌道をインサイド から入れる 改善 は
肉体も疲労しにくい、精神も疲労しにくい
練習では無理やり出来るかもしれませんが、
肉体も疲労しやすく、精神も疲労しやすい
現場…コースでは 自然な流れに戻ります。

振り遅れ とはスタンスに対して! のモノですが
人間の体に対しては
ボールを中に入れて打つのと同じになりますから
準備不足のところで当たるので
(想定~アドレスのボールの位置よりも中/右で当たるという意味)
色々な微調整が必要になりますから
体調の良い時、万全な時、元気な時、以外はまず無理と考えるべきでしょう。

ショットは、スイングは、
放っておいても出来てしまうよう
自然にしたらちゃんと打てるよう
にしておかないと 現場・コースでは通用しません。

そこを無視して 無理やりな不自然さを形成しても
それは 練習のための練習 に過ぎません。
実はスイングを治すとき とても大切なトコロですので
よくお考え下さい。
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ゴルフスイング◆真っ直ぐ引け を誤解するな

2018年08月17日 17時56分43秒 | ゴルフ
通常のショットで
勘違いしているところがあると思うのですが、
「真っ直ぐ引く」
とはどういうことでしょう?

ショットであれば
どのような形でも
テークアウェイ時に右ひじは曲げますよね。
正しくはクランチして貰いたいのですが
そうでなかったとしても右ひじは曲げます。



肘を曲げる ということは腕は短くなる
ということになりますよね。
腕が短くなるのですから
アドレス時よりも
グリップの位置は体に対して近づくこと になるでしょう。

まあ 実際にはグリップの位置が多少あがりますから
それと相殺されて その距離は変わらない が
一番自分から遠い位置ということなんですけど…。

テークアウェイとは
体の向きが右を向いていくこと
その時間を指しますよね。
体が右を向くということは
グリップはボールから遠ざかっていくのが
普通の動きではありませんか?

にもかかわらず
体はボールから離れていくのに
グリップは飛球線に真っ直ぐ引くんですか?
それって 必要以上に
グリップが体から離れませんか?

ここら辺からシテ やっぱりおかしいです。
とても物理的に当たり前のことなんですが、
自分が動くからグリップが動き
その結果、ヘッドが移動するんですよね。
テークアウェイは
重力にさからった方向への動きです。
ですので なおさら そこは重要です。
体はイン方向。。。
ボールから離れる方向に動いていくのに、
ヘッドのみを飛球線に真っ直ぐ動くって・・・
どうやってやるんですか?
もしくはグリップをまっすぐ引くのって
いったいどうすればいいんですか?

手打ちのスイングは避けたいんですよね。

でも この行為は手作業以外では絶対に出来ません。

ショットの準備段階である テークアウェイの
それも初期段階で
グリップやクラブを手で大きく動かしたら
帰りはどうするんですか?

振り遅れが嫌なんですよね?

でも ショットの準備である テークアウェイの
それも初期段階で 体の動作よりも
より多くの移動、より長い道のりを描いてしまったら
これも帰りはどうするんですか?
もう その時点で「振り遅れ」は確定してるんじゃあ
ありませんか?

真っ直ぐ引け・・・引けというと手作業みたいな
ニュアンスを内包していますが、そこは割愛して
真っ直ぐ引けというのは 体に対して です。

その体は刻一刻と向きを変えていきますから
それを想定して 真っ直ぐ引くことを言います。

アウトサイドイン。。。細かいことはさておき
それを多くのゴルファーは嫌っているのにも関わらず
体はインサイド~右向きに
グリップやヘッドを真っ直ぐ…って
これって アウトサイドインにスイングするための
準備そのものです。
手でインサイドに引くのが良い訳ではありませんが
もっと グリップはインサイドに「体」で動かすべきです。
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からだを傷めるゴルフ用語 →『肩を回す』『捻転』

2018年08月16日 19時56分34秒 | ゴルフ


 
今更と言えば今更…ですが、
ゴルフで言われる肩と言う部分は
位置としては 体(胴体)の中に位置していますが、
機能として、部位としては腕です。


肩を回す というのは
正確には 肩の位置している胴体
股関節から上、
骨盤から上の胴体の向きが変わるから
結果として 肩の位置も向きを変えることを指して
肩だけが単独で回ることを指すのではありません。

捻転…なんて言葉も使われますが、
体は横回転に対するゴムではありませんので
それを実践することは
自分で自分に卍固めやコブラツイストをかけるのと同じです。
おじさんには危険な行為です。

肩だけを回す、捻転する というゴルフスイングは
ゴルフクラブの最大の機能である
ヘッド重量を有効に使う方法を逸してしまう だけでなく
逆に そのヘッド重量を邪魔なものとしてしまいます。

何故ならば
ゴルフスイングには
骨盤(胴体)の向きと前傾姿勢という
とてもよく考えられた機構があるので、
正しくはボールを打っていく時、インパクトに入っていく時
進行方向が低く、それによって
ボールが上から打て、ボールが潰せ
ヘッドの重さだけでなく、腕や体の重さも
インパクトの破壊力や対ボールの重さへの対抗力として
利用できるからです。


このような動作は
動作そのものを運動とするのではなく
ある運動をするための準備動作であり
ストレッチです。
体を壊さないようにするための『準備運動』です。
その準備動作そのものを 主たる運動 
にするべきではありません。

肩甲骨などの部分の可動域が広いのは
決して悪いことではありませんが、
それは 体を壊さないようにするため
体を痛めないようにするための保険なだけで
それ そのものを動作そのものにするためのものではありません。

骨盤の向きが変わるから
上から打て
骨盤の向きが変わるから
インサイドから打てるのです。

このスイングに上から打つ
チャンスは既にありません。
このスイングにインサイドから打つ
チャンスは既にありません。
というか 始めから
上から打つ、インサイドから打つ
チャンスが存在しないのです。
ここからひねくり回して
クラブヘッドをインサイドから入れて
きた、もしくは上から入れてきた
ように見えたとしても
クラブを寝かしてひねくり回したに
過ぎず、曲芸に近い技 ですから
オジサンゴルファーにとって参考に出来る部分はありません。
百害あって一利なし です。

20年前や30年前であれば
『器用な手打ち』で片づけられてしまう打撃なのです。

肩だけを回すようなスイングは
この骸骨の背中を見てわかる通り
ほぼ まったく体を動かしません。
そして 背骨には回転するための機構や関節は
存在しないのですから
それが原因で体を痛めてしまうのは
当然に帰結になります。
そのスイングでは シャフトのしなり(運動)や
ヘッドの重さを嫌うので
より硬い(運動しない)シャフト、より軽い小振りなヘッドを言う
より肉体を酷使するスイングになる という結末が待っています。

コメント
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