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何回も書きますが、本来重さとは 移動のエネルギーでなく、
留まろうとするエネルギーで ゴルフクラブの構造としては
先端部分(ヘッド)に 重さが集中している訳ですから、
自然な流れ、使い方であれば先端の移動量~運動の方が
重さ分マイナス…少なくなる筈です。
にもかかわらず、このようにグリップの移動量に対し
ヘッドの移動量を多くしてしまえば
それによって ボールの飛行、飛ばされる方とは
全く別の 外へ 外へ とはらもうとする力が 加わります。
移動~運動のしていない状態を基本に
打撃部分とボールの位置関係を把握しておき
運動させると「増える重量」
そしてボールに対し、外にはらもうとする遠心力…
⇒その遠心力は ボールとヘッドを当てさせないように 働く力と言えるわけです。
定点であるボールとヘッドを当てさせるには
その運動中に加わる力と同量分だけ 外にはらもうとする力
⇔しかもそれは立体的に働く。 の反対(立体的に)に引かなければならなくなります。
外にはらもうとする分、同量引いて
その量を相殺 しなければ、定点のボールとヘッドは当たりません。
特にダウンスイングの後半で ボールを打つかなり前の段階から
手前・・・手前上に引いておく力をかけて
遠心力を消しておかなければならなくなります。
これが「スライス」の正体なのです。
一方、質量の法則に乗っ取って
グリップとヘッドの移動量をほぼ同じ 質量がある分だけ、
ヘッドの移動量(運動)を減らすと クラブ(質量)に対し、
外にはらもうとする力が加わっても
その不可抗力はヘッドだけを振る方に比べると大変少なく
クラブ全体が遠心力によってはらむ度合いを
掴んでしまえば、遠心力に逆らわず
それ そのものを利用することも可能になります。
クラブの見た目の長さが変わることも一つですが
これが自然な「インサイドアウト」をよぶことになります。
![スナップショット 2 (2015-09-24 17-52)](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Flivedoor.blogimg.jp%2Fhbs%2Fimgs%2Fc%2F1%2Fc1c920f4.png)
勿論 多少手前に引く力も 遠心力に対抗する力もかけておかねばなりませんが、
その量、度合は
ヘッドばかりを動かす方に比べれば
ゴルフクラブのロフト角度やライ角度で消せる程度で
しかも、打撃する前にはあまりかからないので
重さが移動そのものの負荷になり 移動スピードを邪魔するものにはなりません。
これがフック・・・・というか左回転の正体です。