【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

重量の違う 同じ銘柄のシャフトには注意が必要

2024年08月11日 23時22分39秒 | ゴルフ


店長「コレは ゴルフクラブの企画・販売側に責任がありそうな…
 そんな話なんですけれど。。。。🤒」

質問「なんです❓」

店長「よく有りがち…なんですけれど
 例えば…ですけれど
 ゴルフクラブメーカー ランボルギーニ社(架空) の
 カウンタックと言うブランドが有ったとしましょう。
 ソコソコ 人気のあるブランド です。

 ドライバーには
 カウンタック-55 という 55gのシャフトが入っています。

 一見すると ですね、
 短いクラブになる フェアウェイウッドには
 そのドライバーよりも重いシャフトが入っている方が
 良さげ😶に思える、見えますよね❓」

質問「そうかも❓」

店長「で フェアウェイウッド用には
 カウンタック-65 と言う65gのシャフト、
 もっと 短いユーティリティには
 カウンタック-75  と言う75gのシャフト
 が入っています。」

EZ915_fw_05

質問「良いんじゃないですか❓」

店長「イヤ これ ダメですね。

 おそらく いずれメーカーは
 そういう シャフトの重さを変えるようなモノは
 ノーマルラインから外し、オプション扱いするのが
 流れ…になると思います。」

質問「何故です🙄」

店長「同じ銘柄、名称のシャフトである限り、
 似た造り、似た繊維、似た繊維構成 になるでしょう。

 そこで 重さを増やす となると
 重量用の『追加繊維』を足すコト になります。

 シャフトのトルクと言う 〇〇kg と言う単位の
 数値が有ると思いますが、
 ものすごく単純に、大雑把に言うと
 数値の少ないモノほど 『シャフトが強い』
 『シャフトが硬い』というコトを指しています。

 トルクはシャフトの捻じれ を指すんですけど
 シャフトの捻じれ は シャフトの剛性につながります。
 捻じれはシャフトを壊れないようにするための『逃げ』
 数値の少ないモノは
 捻じれが少なくても
 シャフトが壊れない強さの目安です。

 カウンタック-55
 カウンタック-65
 カウンタック-75 の3本のシャフトは
 同じ SRフレックスであっても
 シャフトの重量が増えるほど トルク数値が減っている筈です。

 つまり 硬くなっている というコトですが
 購入される側は ドライバーもSRを買えば
 フェアウェイウッドも、ユーティリティもSRフレックスを
 買うと思うのですが、
 表記はSR なのに
 ドライバーのシャフトを基準にすると
 フェアウェイウッドのシャフトは S
 ユーティリティのシャフトは SX(X)
 の硬さになっていると思って間違いありません。」

質問「ええええええええ😧」

店長「ドライバーと違って
 フェアウェイウッドやユーティリティは
 平らなトコロから打てませんし、
 アマチュアでFWを得意とする人は多くありません。

 それらの方が シャフトが硬いのですから
 決して 使い易い とは言えないのです。

IMG_0038

 ドライバーシャフト(SR)と同じ感じ・タイミングにしたいのなら
 FWの 65gのシャフトは Rフレックス表記✋
 UTの 75gのシャフトは A(Rの下~R2)にするのがベターですが、
 そう言う風にしようとする人は居ないでしょうし、
 店員さんもそう言う構成を薦めるコトもないでしょう。

 重量の違う 同じ銘柄のシャフトの『硬さ』には注意が必要なんです。」

コメント
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