【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

ヘッドスピードの魔力

2019年12月09日 18時49分03秒 | ゴルフ
ヘッドスピードを上げると 飛ぶ    の?

半分正しく 半分間違っている

まったく同じ条件で スピードだけ 1ms上がると 
   増える距離は たったの 「4ヤード」

4msヘッドスピードが違っても 15ヤード位の差である

良く耳にするコメントで
 「俺 あいつより30ヤード 飛ぶんだ!」
 単にヘッドスピードの差であれば
 8msも違う事になる
  そんなはずは ない って思うよ
 
同じような年齢で 8msもヘッドスピードに
差があるとは思い難い

我々 アマチュアが ボールを飛ばす
そのための 「鍵」 は
 適正な(インパクト)ロフトで打つこと
☆インパクトロフトというと 単にクラブの姿勢
 ヘッドのインパクト時の姿勢と感じてしまうが
 ヘッドの入ってくる角度(上下の角度)
 入射角度もインパクトロフトを構成するひとつ



45msの人がコスって20度相当のロフトでインパクトすると
37msで11度で打った人には 「当然」 負ける!!!

ここ 昨今のドライバーは ライ角度も非常にアップライト
15年前は長さも違ったけれど
 ドライバーのライ角度・57~58度が標準だったのが
長さが1インチ以上長くなっているうえに
平均的なドライバーのライ角度は60度を超え
なかには 66度・・・
 サンドウエッヂよりもアップライトなドライバーも
実は少なくない現状だ…。

重心深度も深いから 運動中の実質フック角度は相当ある
中には重心角度30度なんて スウィング破壊兵器も存在する
 要は 非常に「スライスし難い」 
「右に行きにくい」クラブが
    世の中心なのは みんなが 
開いて ロフト増やして打っている
     そういった 証なのだよ


自分の体力にあったロフト
 それも物理的なロフトという意味だけでなく、
入射角度も含めた ちゃんとしたインパクトロフトを作ること、
もしくは作り易いクラブを持つ事が
 実はヘッドスピードを増やすより
 労力、体力的には簡単である

自分がロフトを開いているから
「キツ~イ」ロフトのクラブを使うのではなく
正しいクラブの使い方で 正しいロフトで打つ
 それを目標にする方がアマチュア向き でしょ!

ちゃんと打てるようになると 弊社の悶絶クラブと呼ばれている
重いヘッド&柔らかいシャフトのクラブは
弾道が低くなることが多い。
ただ クラブを寝かして使っている人にとっては
重いヘッド&柔らかいシャフトのクラブは
ハイボールスライスか天ぷら製造機になってしまう。
寝かしが激しすぎる人は
そこまで到達できず 遅い球質の低い
だらしない抜け球になるケースもあるんだよね

ヘッドスピードを増やす
  …この行為 実はロフトを増やす とかなりつながっている
 スピードが上がればロフトが増えちゃう これでは変わらない

 ゴルフはやっぱり ニュートンの法則であって
 消費カロリーの法則ではない よね 

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