【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

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アプローチやパッティングが上手くいかない理由

2019年12月27日 22時20分56秒 | ゴルフ
 過去に似た内容の記事を書いていますが、
 アプローチやパッティングストロークが 思ったように行かない方が少なくないので
 その点について 書いてみます。

スナップショット 1 (2014-01-20 18-21)

 ⇧ デフォルメ(簡略化)された状態での アプローチやパターでの体の様子です。


これ自体は間違っていません。


4c9a0689
が しかし これを具体化していくと

 こうなってしまうのは大きな間違いです。 

これがアプローチやパターを苦しめる 最大の原因になり得ます。

スイングは体の回転によって 体の向きの変更にグリップが移動して

 クラブが円弧を描きます。 


cap02

ですので 右を向いている時は右サイドが 

左サイドよりも高くなり、 左を向いている時は左サイドが 

右サイドが高くなるのは理解できると思います。
スナップショット 1 (2014-01-20 18-21)

それを簡略化するとこうなる訳ですが 

これは決して 肩~肩甲骨を揺り動かしている のではなく、

股関節から上の胴体が 回転しているから 

打つ前は右肩が高くなったように見え 

打った後は左肩が高くなったように見えるに過ぎません

  スイングは振り子と『妄信』している人が少なくありませんが、

 機械的な振り子は その振り子の軸点が固定されるがゆえに 機能を果たしますが、

スイングではそうは行きません。

意図的に作らずとも遠心力も掛かりますし、 

ボールをどかす、ボールを打つ重さも掛かりますから 

それを消す、相殺するためにも 肩を揺さぶるスイングでは 必ず軸点は右にズレます。 

あたりまえ…かも知れませんが ダフリが手前になるのは それが仕組みだからです。 

ですので この方法で長い距離を打とうとすると 必ずダフリ、

もっとひどくなると上がり際のトップになるのです。

スナップショット 1 (2014-01-20 18-21)

と同時に スイングは斜めに傾いた円弧 です。

 グリップの部分を ◯円 で示していますが

 (平面上に描かれているため分かりづらいですが) 

この3個の円は奥行きとしてみれば 左の円と右の円は奥にあるのです。

 真ん中の円が一番手前に来ます。

 これだけグリップが移動して 同じ面上(奥行きと言う意味で) 

動くことはスイング上あり得ないのです。

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   👉パターが下手になるためのストロークです。

 このデフォルメされたアプローチ(もしくはパッティング) を実際に具現化してしまうと

 毎度毎度 違うロフトでインパクトするだけでなく 

ボールとヘッド上下に当たり方も毎度変わってしまうため 

一定の弾道、例えパッティングであっても 一定の弾道にならず、

距離感を覚えることが出来ません。
このストロークで練習をすると、

 不必要な、何倍モノ練習を 背骨を曲げた 

非常に体の負担のある状況で繰り返すため 腰痛の原因にもなるのです。


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