【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

不可抗力

2019年09月20日 22時21分38秒 | ゴルフ
 
辞書を引いてみると

  人間にはあらがえない、逆らえない力 一般の事を指します

この言葉は 保険用語や法律用語 不動産用語に中にも
頻繁に登場します。
 そして この言葉の反対と言う意味では無く 対になる言葉が
  「仕方がなかった」
というのがあります。


車の運転中に頻繁に起こる事ですが
車がカーブに差し掛かります
その車の性能、路面状況、タイヤの性能や状態によって
車は道なりに走ろうとするスピードに対し
外に飛び出ようとする力が働きます
 どのスピードからは 各シチュエーションによって異なると思いますが
必ず タイヤの向いている角度よりも ややずれたアングルに
車は進むのでしょう。  確かこれをスリップアングル と呼んでいたと思います

自分の動かした物、自分自身にも 動かした方向やスピード、強さに対し
必ず 自分の意に反するような力が掛かる訳です。

ですから 車の場合 その総合的な性能を超えてしまった場合
外に飛び出るような事故になってしまったりするのです
            {運 転 は 気 を 付 け て}

それと同じで ゴルフクラブにも
動かしていない時は 長さ×重さ だけで済んでいますが
動かしている時には それにスピードの二乗倍 以上の力が
かなり複雑に掛かります。

ゴルフクラブを スウィングと言う中で動かせば
クラブ全体には 外に膨らもうとする力や 下に落ちようとする力
クラブヘッドにも 独自にその力が加わり
動かしている最中 ずっと複雑に力が掛かります。


良い練習方法とは言えませんが
人のいない 広い所で クラブを離す スウィング中に放り投げる
指示をされると 意外や意外 初めて行う人は
自分の意図に反した あらぬ方向にクラブを放り投げてしまうモノです


☆ボールを打つ
☆クラブを振る
  この行為には 重力が存在している限り
  絶対に いろいろな重力 遠心力 等 不可抗力が存在します
  殆どの場合 その不可抗力に動かさせられている と言っても
  言いすぎではありません。

ある程度 その不可抗力を計算に入れて 上手く打とうとしても
その不可抗力は 全部を計算式に出来ないほど複雑で
特にヘッドを振ろうとしている
シャフトを振ろうとしている   ヘッドターンをしようとしている人の
不可抗力は 無限のバリエーションを持っていると言って良いでしょう

  それを味方に付けるか あくまでも人力によってそれにアガナウか
    そのどちらかだと思うのです

ゴルフクラブの場合 かなり立体的に動きますし
かなり動かすものは偏芯・偏重した物体です


 
 
道具…辞書から抜粋してきました

(1)物を作り出すため、あるいは仕事をはかどらせるため、
  また生活の便のために用いる器具の総称。
(2)他の目的のための手段・方法として利用される物や人。
(3)仏道修行に用いる用具。僧の必需品や修法に用いる器具


ゴルフの場合 当然 (1)が正しい筈です
 人間の体だけでは あんなに遠くへ あんなに正確には
 ボールを飛ばすことが出来ませんから…


しかし 道具を持った方が難しくなってしまうのは
  (3)の回答です。
本来は 人間が楽をしたい 作業効率を上げたい 為に存在する
筈の「道具」が人間を苦しめる  
 本末転倒……この言葉、まさにこの為にあるような気がします

人間が1000回も10000回も繰り返し 出来ない動作
 答えの出ない動作   ゴルフショット以外に何かあります?
  そろそろ その行為 動作 
   そのモノの目標が間違っている って気付いても良い頃?
     じゃありませんかね


    楽する為    効率を上げる為
こんな便利な世の中になったのに
 道具を持った方が上手く出来ない
  こんなコンピューターが進んだのに
   基本設計 基本構造は変わらず
    原点の形はあまり変化のない ゴルフクラブ
   
   それに「理由」が隠されているって思いません?
   それを無視し 体の動かし方ばかり考えていても
   こんなにやっても こんな人数でトライしても
   こんな長い歴史を過ごしても答え見つからなかったんです



     自分の側から クラブを見るのではなく
     クラブの側から 自分を見つめる時が来たのでは
                   ないでしょうか
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

令和版 悶絶ゴルフクラブ

2019年09月20日 19時13分21秒 | ゴルフ



悶絶クラブ と呼ばれていますが、
平均的な市販クラブとの差はかなり大きいです。

〇平均的市販クラブの5番アイアン
 ヘッド重量-240g / シャフトの硬さ-285cpm
〇悶絶クラブ スペック12 の5番アイアン
 ヘッド重量-320g / シャフトの硬さ-160cpm



一般的には シャフトの柔らかいモノほど
同じヘッドの重量でも ヘッドは重く感じます。
ヘッドの存在感がある、そんな感じです。

ヘッド重量の差で 80g・・・
目方で言えば たった80g ですが
割合(パーセント)で言うと 30%以上増量 ですし
ゴルフクラブの場合、そのヘッド重量は
1mの棒の先端に付き、かつ それに運動速度が加わるので
実際 スイングした時は 数キロの違いに感じる かも知れません。

そのヘッド重量が柔らかいシャフトの装着されている、
(硬い方のシャフトの軽いヘッドが付いているのです)
逆の組み合わせ  硬いシャフト/重いヘッド
柔らかいシャフト/軽いヘッド であれば
両方の感覚的な差は少ないかも知れませんが、
シャフトによって強調されやすい重いヘッドが
強調しやすい柔らかいシャフトの付いているのですから
初めて持つ人は 「打てるの??」「当たるの??」
ってなって然るべし…な感じです。

なにせ ティーアップしたり、カップインしたボールを拾うのに
弊社のシャフトは杖、支えになりませんから そこは注意が必要です。
クラブに寄っかかって立ったりすると転んじゃいますよ。


それを手にして、いざ 練習場!
そのヘッドの重さと柔らかさを 普通…平均的なスイングで行けば
どダフリ~右に飛び出る~スライス~ハイボール の佃煮状態。
本来、ヘッドの重量分、遅れるシャフト・・・ヘッドも重いですし、
シャフトも柔らかいですから、遅れは今まで以上!です。
そして ヘッドが重く、シャフトが柔らかいですから
そのヘッドの遅れ を取り戻すことは容易ではなく、
ほぼ不可能なミッションに近いです。

ここで大概の人は
ヘッドの遅れは「待つものだ」 と思っています。
ヘッドが重く、シャフトが柔らかいモノほど たくさん、多く、長く、待つモノ
と信じていますが、間違いです。

ヘッドの遅れは 放置 します。
ヘッドが遅れることによって ダフリ・ハイボール・スライス・シャンク 
 開き を  ロフトの立ち に替えるための 悶絶クラブ です。 
そして ヘッドの重さ を使って
グリップの進行を促進させますから
今までよりも 早いタイミングにインパクトポイントは来ます。
〇シャフトによってグリップが押される効果 です。

ヘッドの遅れ を ロフトの立ち に出来れば
ヘッドの重さとシャフトの効果を同時に利用できます。
ヘッドの遅れ を ロフトの立ち に出来るようになると
そのヘッドの重さによって グリップが押されるという使い方、
感覚ももれなく、同時に付いてきます。

  


気付いていないのかも知れませんが、
ヘッドの遅れ → 開き → 待つ  と考えていることは
実はヘッドの遅れ、ヘッドが全体の進行から遅れているのではなく
グリップが遅れていることから派生的に発生しているのです。
問題なのはヘッドの遅れ、ではなく、グリップの遅れ
具体的には からだの幅から 右打ちの人であれば右にズレ、遅れ
が発生していることで
その状況が生まれてしまった時点で 後はもう 手で打つしかありません。


ショットは「遠くに飛ばすコト」「狙った方向に打つコト」
「そして それらを高確率で繰り返すコト」
と言うテーマがあるのですから、
全部をからだで打つ とは言わないまでも
出来るだけモーメントの高い「大きなからだの動き」にさせた方が
確率は上がり易くなり、かつ からだを壊しにくくなります。

からだで打つ! と誰もが考えている訳で
それが故に 先にからだを回して
結局のところ、インパクトは手さばき という
単なる 手で打つためのスイッチ としての体 ではなく
覚えやすいですから 手を使う にしても
からだと同期して移動させる というコトを
覚えるには 「重たいヘッド」「柔らかいシャフト」はとても良いと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする