【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

パッティングストローク【ショート症候群】

2019年09月19日 23時39分23秒 | ゴルフ

 



パッティングの「ショート症候群全国各地に蔓延中のようです。

その症状は  ショルダーストローク論 と  マレットパター
 の浸透により 加速度的に早まり、深まっているように思えます。
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ヘッド重量 470g超の 弊社のL型ブリストルパターを持ったことの
 ある人には分かると思いますが、 (思いっきり宣伝してます!)
 市販のパターは(平均して320g位でしょうか) 
 まるでヘッドが付いていない と思えるほど軽く、 
まあ これでは 届かないのも納得でしょう。

そして それだけでなく 症状が重く、
深まるような理論と呼べない説が 横行しており、
アマチュアを苦しめてします

 パッティングストロークの場合、 
あたり前なのですが、その距離をボールが移動するのは
 飛び ではなく、地面を転がります。 
ですので 浮遊するボールと比べると 
逆の回転「オーバースピン」~順回転で進みます。
 (なぜ 逆回転をバックスピン・順回転をオーバースピンと  呼ぶのか、
訳すのかいまだ持って不明です)

正しい意味での良い転がり 
とは その距離を進むのに 少ない回転数 の方が
 ✋摩擦も少なく 
芝目の影響も受けにくく 
✋少ないエネルギーで打つコトが可能 です。

例えば ボールの外周を約15㌢とすると
 1m50 ボールが移動するのに
 5回転なのか、10回転なのか、20回転なのか、 と言えば
 5回転しかしないのに  その距離を移動するのが理想です。

10回転、20回転させれば 
摩擦抵抗~ブレーキも掛かり易く 芝目の影響も数倍受けることになり
 強い力、速いヘッドスピードで打つ必要が出ます。

オーバーな参考例ですが、 
砂の上、芝の上、氷の上をボールが転がる時 
どれが 良い転がりと言うでしょうか? 
同じ力で打った時に 届く距離が大きく異なります。
 回転とは摩擦ですから、同じ考えなのです。
元々 必要以上に軽いヘッドのパターで 打っているのですから、
 より強く、より速く打たなくてはならないオーバースピン絶対論は
 症状を加速度的に悪くさせます。
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次に ショルダーストローク です。
パッティングだけに限りませんが、 
良いスコアで回りたければ 
ゴルフショットは「距離」を最優先に考えた方がよいです。
世界のトッププロが優勝争いをしていても 
1mの距離のパットがカップの入る確率は5割前後です。 
予選当落選 の状況であれば、
当然 それ以下 です。 
我々アマチュアは 当然当然 それ以下以下! です。
 ですので ショットもそうですが、 
パッティングはトータルで無駄なストロークを打たない 
つまり 打とうとしている距離を打つコトが最優先事項
 それがトータルストロークを減らしていきます。
真っ直ぐ打つ なんていうのは  
言ってしまえば どうでもよいコト なのです。
 だいたいの方向に  打ちたい距離、打たなければいけない距離を
打っていれば 無駄なストロークはどんどん減って行きます

ショルダーストロークは  真っ直ぐ打たせることを最優先にしたものです。
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しかし ヘッドの上下の移動、上下変化 
そして ロフトやヘッド軌道の変化が大きいので 
結局は真っ直ぐ打てないのですが…。

言ってしまえば 打つ人本人に
 「真っ直ぐヘッドが動いていているか、どうか」 だけを問う、
 見た目のための見た目だけのストローク法です。

そして そのストロークは 前傾を深くし、
首の付け根辺りを軸としますので 
ある距離以上を打とうとすると 体が右に傾き、
ヘッドの最下点が右にズレます・・・ 
つまり パターでも煽り打ち、しゃくり打ち になるので 
多くの場合 パターの歯が入るトップになります。

ですので プロのパッティングをテレビやネットで 見ていても
 歯がボールに当たる硬質な濁音が インパクトになっています。
パッティングのトップは 通常のストロークの 
 十倍以上のスピンが入ってしまうので 
ボールは急激にブレーキがかかりますから 
ボールがお辞儀するように止まってしまいます。
スナップショット 3 (2016-11-24 20-31)

そして 極めつけは マレット型のパター です。

マレットの特徴は 重心が深いので 
ヘッドが飛球線・進行方向 前に出易いコトです。
つまり ショルダーストロークで 
煽り打ちになりがちな その打撃を加速させることになります。

①軽いヘッド 
②オーバースピンをもっとかけろ 
③ショルダーストロークで煽り打ち 
④マレット型パターでさらに煽り打ちし、トップを打つ のですから
 ショートしない方がおかしいです。
おそらく プロも含め、半分以上のゴルファーが
 この罠にずっぽりはまっています。

この「ショート病」の困るのは 登りのチャンスのパットはショートし、
 届かせようとすると左のひっかけ、 
長い距離のパッティングの距離感が掴めず、 
下りや速いグリーンでは必要以上の伸びてしまう ことになるので、
パターがいつまで経っても 苦手項目から外れないことです。 
何処にも何にもメリットがありません…。
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つかまえるはショットの基本

2019年09月19日 15時44分52秒 | ゴルフ

では 間違っている方の『つかまえる』 と
    正規の『つかまえる』の習得過程を比較してみます。



間違った『つかまえる』は開いたフェースを回転させて閉じるコト
右に倒れたヘッド(トゥ~先端)を回転させて左に倒すことです。
その行程を成すと、同時に 遅れていたヘッドがグリップを追い越す様な具合になります。
ですので 教えるコーチによっては ヘッドがグリップを追い越すコト と
言う場合もありますが、まあ ハミングバードからは見ると
 くそも味噌も一緒の状態なので どっちでも良いです。 

意識はしてないと思いますが、
ヘッドを回転せるのも、ヘッドがグリップを追い越すのも
腕であっても、体であっても、グリップが等速、もしくは加速状態で
移動している限り、ほぼ絶対に不可能です。
ウサギと亀の追いかけっこのようですが
等速であれば その関係はほぼ一緒のまま(若干ヘッドの方が遅れが増えますが)
加速状態であれば、その加速で増すヘッドの重量分だけ、より一層遅れます。

つまり ヘッドターン、フェースターン、ヘッドが追い越す行為は
どこかで グリップの移動の減速、もしくは停止が必要になります。

ですので ダウンスイングで グリップを動かさず、クラブを動かさず、
まずは体を開き、からだの回転を停止できる準備をします。

からだが減速を始めると 腕やクラブに付いた慣性の影響で
グリップ、クラブが動き始めますが、
ヘッドを、シャフトを反転させるため どこかのポイントで
左グリップを停止できる場所に向かいます。

停止するために 左腕は突っ張った状態がいいですね。
ヘッドを返したり、シャフトをターンさせる遠心力
クラブのグルんグルに耐えるられるように
 クラブは鉄棒を握るようにがっちり握ります。 

からだを止め、左腕を止め、グリップを止め
ヘッドを返し、シャフトをターンさせます。
その時の遠心力によって引っ張られたのは
からだを上に蹴って、上に逃げましょう。


ヘッドを、そしてクラブそのものを回転させますから
ヘッドの高さ変化、即ち 高さに対するヘッド軌道
ヘッドのターンによるヘッドの軌道影響
フェースの向き、
ロフト具合、
これらが かなり高速な中で無限な種類を生み出せます。
それを大部分、意識的に止めた体で調整
つまり その瞬間は動作していない動作?? で
修正したり、復元したりしようとするのです。
違う見方であれば 途中ヘッドをボールに放り投げてるの似ていて、
なんだか ヘッドとボールが当たるので一杯、
そこにフェースの向きやロフト角度など。。。。
ヘッド自体をスライドさせて投げてボールにぶつけるなら、まだしも
回転させて・・・となると 私には出来ません。ギブアップです。



一方 正式な『つかまえる』 は全部のモノが一緒に動きます。
それを実際にするのは 疑似『つかまえる』の反対で
動きによって 重さの増えるクラブや腕から でないと
結果、同時は作っていけませんし、
クラブの形状、構造は ダウン させやすいためのモノ ですので
それを率先して利用してしまいましょう。

フェースが上からボールを抑えるので
インパクトで止まってはダメです。

永続的に からだの回転なり、グリップの移動は不可欠です。

一定に下に向かってのインパクト、衝突になりますから
体の左向きによって、その方向がインパクト後 上になるような
時期設定、タイミング、順序が大切です。 

ヘッドの遅れは ロフトの立ちになるので まるっきし 放っておいてOK。
ゆるゆるにしない程度です。

グリップが早くインパクト通過点、ブレイクラインを割りたいので
出来るだけ近道、出来るだけ直線、出来るだけ早いタイミングに
クラブの重さも使いながら 下げる・・・
下げるというよりも 脱力して グリップを落とす に近い感覚です。
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スピン量の錯覚・スピンの効き

2019年09月19日 03時05分42秒 | ゴルフ

 


この回転数の基準になる単位は 分、ミニッツ、60秒です。
  ドライバーの場合 2000回転/分、
 ドライバーが空を飛んでいる時間は平均的には 6~8秒 です。 
秒に換算すると 1秒換算では約33回転 ですから 
ボールが地面に接地するまでの間 6~8秒 ボールは 
多くとも  260回転 しかしていないのです。 
通常、ボールは飛んでいくと 空気抵抗によって 
回転も鈍く、少なくなっていくので 回転数合計 
と言う意味ではもっと少ないでしょう

もしも この弾道が200メートル移動したとすると  
1メートル移動するのに1.3回転しか していません。

片や 260回転として 摩擦等を無視し 
ボールをゴロゴロと転がして
 200メートル移動させると 1480回転も必要になるのですから
それが 如何に少ないか分かるかと思います。
 ボールの外周は 14センチ弱ですから 
空中の移動では 殆ど回転していない に等しい ほどの
スピン・回転なのです。 

イメージの中で マンガのように 
砂煙を巻き上げて ボールが回転する 
そんな風に思いがちですが 
実際には ボールの回転は非常にスローで 少ないモノなのです。

 スピン と言う言葉には微妙に ハイスキル、
上級者のニュアンスが含まれていますが 
ゴルフショットはあくまでも 進行方向に対し 
ボールを移動させるのが目的で スピンをかける 
ことは副産物というか あまり意識する必要のないコト 
とも言えると思います。

 
ドライバーの飛びで 飛んでいると空気抵抗などに寄り
 どんどん回転は減っていきます。 
ボールが着弾した時、
その進むスピードと回転数の比較で 
そして 着弾した時の落下角度 
それの兼ね合いで
 スピンがかかる かからない が発生します。

 ですので ドライバーであっても  スピンが効いてしまう人もいます
……いますよね🙅

ドライバーという クラブの中で一番ロフトの少ないクラブ ですら
 スピンが効いて、止まる とは言えないまでも 
前進にブレーキがかかってしまうのですから 
アプローチの際、ロフトを開いてスピンをかける思い込みは
 あまり意味がない、リスクの高い発想なのです。

 スピンが効くか、効かないか は 
ボールの進む速度、残存しているボールのスピン
 そして着弾角度の組み合わせ 
ですので アプローチで スピンが効き 
ブレーキがかかる状態は 無限な組み合わせがあります。
 自分にとって 一番出し易い 繰り返し出せる 
組み合わせを見つけられるといいですね 

勿論、アプローチでね🤕
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