【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

クラブのセッティング◆ミスの原因

2018年07月30日 12時30分08秒 | ゴルフ



弊社でゴルフクラブを試し打ちする場合、
一般のゴルフクラブ販売店には存在しない程の
はっきりした クラブそれぞれの個体差を
味わうことが出来る。

例えば ヘッドは同じ重さ、長さ、機種で
シャフトの硬さだけの違い
A.アイアンで 硬いモノ   280cpm
B.アイアンで 柔らかいモノ 180cpm
C.そして その中間で    220cpm

通常 量販店等のお店に行って 打ち比べられる
硬さの違いは 例えば 基準値のSR が
同じ機種振動数 270cpm
Rシャフト装着 260cpm
Sシャフト装着 280cpm 程度だから
弊社の比較に対し、「気のせいかなぁ~」程度にしか
変化が無いし、体感もし難い。
  ま それは さておき…




この ABCの3本のクラブを打ち比べると
その人の経験やハンディ、年齢、性別に関係なく
在る法則が生まれてしまい、弊社のクラブを
長く使って頂いているお客様にとっては
試し打ちされる方のスウィングがどうであっても
ハンディがどうであっても
打つ順番によって 出るミスは 予想できる。
しかも それは 殆ど 当たる。

A.アイアンで 硬いモノ   280cpm
B.アイアンで 柔らかいモノ 180cpm

市販のクラブを使い慣れている人で
Aのクラブの次に Bを打てば
ダフリ気味、スライス気味に成り易く
逆に Bのクラブの次にAのクラブを打てば
トップ気味、引っ掛け気味に成り易い

同じライ角度、長さであっても
それぞれ3本のクラブは ボールの打点も
フェースに付くマットの跡や傷も
異なってしまい、そこにはあまり個人差はナイ。

重いヘッド、柔らかいシャフトを使える人では
その結果は微妙に異なり
Aのクラブの次にBを打てば 弾道は下がり
フック気味の回転に成り易く
Bのクラブの次にAを打てば、人によっては空振り
打点のウンとヒール気味で シャンクになることも
決して少なくない。

そうゴルフの場合、その前に打ったクラブの
なにがしかの感覚や結果が 必ず これから打つ
クラブに影響を与えるので
Aのクラブを15球も打って Aのクラブを
上手く扱うのに慣れたところで
急に 性質やタイミングの違う Bのクラブに
帰れば 当然 そのギャップは結果に表れる。

市販の アイアンとウッドの整合性の悪いセットを
使っているゴルファーは 練習場で
アイアンを練習して その後 ウッドになると
ウッドがちゃんと当たり始めるまでに
何球か時間が掛かり、その後 アイアンに
戻すと ちゃんと当たるのに また何球か掛かる。

セットとして 上手く整合、調和していないモノを
使えば ゴルフを続ける限り 一生涯
それの繰り返しで、特にコースでは 一球限りで
次のクラブに替えなけれなならないのだから
取り返し というか 練習場のように
やり直しは効かない
 としっかり認識しなければならない

また 市販クラブには 同じ機種のアイアンセットでも
硬さ等に セットとしての 整合性 というか
バラつきが必ずある。 同じ硬さの筈のセットの
中に 3種類もの硬さが混在している例も
決して少なくない。

そうなると 番手間の距離がしっかり分かれず
上手く打てない、苦手なクラブとか嫌いな番手が
出来てしまって、挙句の果てには
アイアンセットの中に 使わないモノが出来てしまったり
する例も 決して少なくない。

コチラの立場からすれば
軽いヘッドの、硬いシャフトの サンドウエッヂで
バンカーショットを打てば 上手く行かないのは当然で
特に力の無い女性とか高齢者が
それによって バンカー苦手の意識を持ってしまうことは
金額では替えられない と思うのだが…


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ゴルフスウィング◆ヘッドを感じろ

2018年07月30日 01時44分19秒 | ゴルフ





これも 良く耳にする言葉です。

ヘッドを感じて 振れ!

硬いシャフト、軽いヘッドのクラブ しか知らず
ゴルフをやっているゴルファーにとっては
ある種、物理的に不可能な話ではあるのですが
その言葉を 上級者やプロ、先輩などから
言われてきて、しかも数度、別な人からも
言われてしまえば それがゴルフの通説 と思うのは
当たり前とも言えるでしょう。

そうなれば 感じるように振るしかありません。

クラブを持って、ご自分でテストされると
わかりますが、普通に持っている時よりも
ロフトを大きく開いたり、閉じたりした時の方が
クラブは、ヘッドは重く感じられます。

当たり前ですが、自分から離した方が
重く感じられます。

まぁ、理解出来ている人から見ると
すべて 都市伝説のようなモノ なのですが
ヘッドの重みを使え とか
シャフトをしならせろ、使え とか
タメをつくれ とか しなり戻せ とか
それらの言葉も複合の要素になり
ゴルファーを悪魔の道へと誘います。



上記の言葉を本当に信じ、ボールを打ち続ければ
安定して、効率よく ショットするコトは
簡単ではありません。 故に 一生懸命練習し
掴んだ「宝物」みたいなものになるのでしょう。

クラブヘッドの重みは
ボールを遠くに安定して飛ばす為のモノです。
使う人が苦労して、体力を消耗するためのモノでは
当然ないのですが、上記の言葉たちを
本当であれば ヘッドの感じにくいクラブで実践すれば
クラブを意図的に重く感じる方に
動かして、使ってしまうので
本来の意味の ボールを打たせてくれる
クラブヘッドの重みと反対の作用になります。

このような状態になれば
確かに クラブの重みを感じますが
ヘッドやクラブの重みは
ボールを飛球線方向へと誘い、打撃する
そんな方向とは ほぼ反対の方向に働いています。
撃つためのブレーキになっているとも言えます。

ボールを打つために 感覚的にクラブが軽ければ
間違っているように 覚えてきてしまうのですから
その状態で クラブの機能を期待するのは
お門違いとも言えます。

撓らないクラブをしならして使う
撓るクラブをしならせないで使う

重いヘッドのクラブで 重く感じないように使う
軽いヘッドのクラブで 重く感じるように使う

立派な対語 とも言えるのですから
使い方は当然 真反対になってしまうモノです
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