【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

振り遅れ/サンプル

2018年07月09日 16時39分14秒 | ゴルフ
振り遅れ/サンプル


振り遅れの第一原因が『骨盤の右向き不足』から始まります。
上体だけ、肩だけ捻って 右向きの振り をすると
中途半端な…90度近く右向き出来るものが40度とか50度
”正しい右向き”でない上に、右向きの量も半分以下 になります。







これではダウンスイングの初期にすぐ右向きは解け
動画内に
✋黄色い点が出た時が体がボールと正対した時
✋赤い点が出た時が振り遅れにならない最終タイミング
ですが 本来は黄色点点滅時がインパクトタイミングです。










多くの人は黄色い点から体(骨盤)の回転を止めて振りますので
インパクト以降も上体~肩だけの回転になり
要らないフェースターン 望まない上向きが生まれてしまいますが、
振り遅れである限り、
一度体(骨盤)の回転は止めなくてはならないですから、それを防ぐことは出来ません。


この方のスイングの場合、
右向きが足らないことが致命的 ですから 右向きを「ちゃんと」取ることでかなり改善されます。





テークバックを見ると 上体…肩と言っても、左腕しか動いていないです。
筋力があるのか、体の前への傾きや頭の上下動は防いでいますが、
これではボールの右回転は防げませんし、
フェアウェイウッドは苦手になり、アプローチもイマイチから抜け出れません。


テークバックの取り方が変わり、両グリップの移動の量、
腕と骨盤の運動量の差が近づいてくると改善されると思います…が、
振り遅れになるのに もう一点 注意点があります。

振り遅れが常態化しているので 無意識の行為 だと思いますが、
インパクト以前に体₍骨盤₎の回転が止まるのに伴い、左グリップの移動も減速に入っています。

この2コマを見ても ↓ グリップの移動量とヘッドの移動量があからさまに違います。
クラブが円を描いて 外周にあたるヘッドがたくさん動くのは当たり前!
という人もいるでしょうが、 その 円弧の原動力は体の回転の筈 ですが
この2コマでは シャフトは120度近く反転していますが、体の回転はほんの30度程度です。


✋ボールが当たる 決まった左グリップのポイント
に到着すると左グリップの移動が止まる というのが
ショット 感覚的ルーティンなんだと思いますが、
そこから 今度は右グリップを動かして
 ボールを探っている
別な言い方をすると クラブヘッドやシャフトを下に振っていますが、
✊ショットはグリップの移動で行うもので
その インパクトのポイントにグリップが移動すること
それそのものが インパクトでなくてはいけません。


インパクトポイントに左グリップが行って「から」
クラブを振るのでは、元々振り遅れているのに
さらに振り遅れを強く激しくしてしまいます。






振り遅れれば 体は開き、左サイドはボールから離れ
左サイドが高く、右サイドが下がりますから
ダフリ・トップ・ひっかけ・スライス・シャンクなど
ミスショットのデパートになってしまいます。

ですので 体を止める訳ですが
学生や20代30代なら その不自然な無理な姿勢に耐えられても
オジサンど真ん中以降になるとそれはもちません。
ラウンドが進み 後半になってくれば
俗に言う 体がめくれてしまいますから ミスが増え
ミスが増えるがゆえに 飛ばせなくなります。

いい調子のスコアで来ても、必ず後半~終盤で叩き、
いつも通りのスコアに収まる ようにゴルフは出来ています。
コメント
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