「そうだ!!君たちの国の王に会わせてくれ!龍皇国が大変なのだ!!!」
「王ってぇと帝のことか?残念だがじいさんみたいな一般人がおいそれと会えるようなお人じゃないんだぜ?」
「一般人なら無理かもしれぬ・・・ だが、龍皇国皇王護衛兵長ならばおそらくは・・・」
ブランの言葉を聞いたサーガの声が上ずる。
「龍皇国皇王護衛兵!!あの飛龍(ワイバーン)のように速く、火龍(サラマンダー)のように勇敢だといわれる“ドラグナーズ”!!その兵長ならば間違いなく帝に会えるな。」
一人でうなずくサーガの首の動きがはたと止まる。
「・・・・・もしかして・・・・・?」
サーガの指が目の前の屈強な老人を指す。老人は無言のままわずかにうなずき、胸元から三角形のプレートを取り出した。プレートには龍の手形が彫られている。紛れもないドラグナーズの証拠だ。指の数は4本。これは兵長以上のものにしか許されていない。
「王ってぇと帝のことか?残念だがじいさんみたいな一般人がおいそれと会えるようなお人じゃないんだぜ?」
「一般人なら無理かもしれぬ・・・ だが、龍皇国皇王護衛兵長ならばおそらくは・・・」
ブランの言葉を聞いたサーガの声が上ずる。
「龍皇国皇王護衛兵!!あの飛龍(ワイバーン)のように速く、火龍(サラマンダー)のように勇敢だといわれる“ドラグナーズ”!!その兵長ならば間違いなく帝に会えるな。」
一人でうなずくサーガの首の動きがはたと止まる。
「・・・・・もしかして・・・・・?」
サーガの指が目の前の屈強な老人を指す。老人は無言のままわずかにうなずき、胸元から三角形のプレートを取り出した。プレートには龍の手形が彫られている。紛れもないドラグナーズの証拠だ。指の数は4本。これは兵長以上のものにしか許されていない。
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