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どろろ映画がもうすぐ公開されるけど

2007-01-20 | よしなしごと
手塚治虫大先生の傑作マンガ
「どろろ」
が今月の27日から実写映画化されます。

ストーリーは

48の魔神が支配する世界しかし、魔神を滅ぼす者が生まれて来ようとしていた。
その存在を察知した魔神たちは
父であり大名でもある醍醐景光を言葉巧みにそそのかした。
それは、まだ生まれてこない“救世主”の体を差し出せば、
醍醐に天下を取らせてやるというもの。
かくして醍醐の息子は、体の48の部位をそれぞれの魔神に
奪われてしまった状態で生まれてきた。
気味悪がられて捨てられた赤子は、それでもなお、
持って生まれた超能力のおかげで生きていた。
通りすがりの医者が赤子を拾い、“百鬼丸”と名づける。
医者は足りない部位を木材で補ってやった。
やがて成長した百鬼丸は自分の体を取り戻すために
魔神へと戦いを挑む決意をする。
その旅の途中で出会ったのは、“こそ泥”の子供
“どろろ”であった・・・




こんな感じだったと思います。
久しく読んでないのでちゃんとは覚えてませんが


さて、この解説からわかるとおり結構暗い物語です。
物語の軸には、パーツが足りないため人間とは呼べない百鬼丸が、
身体を取り戻していく過程で人間の醜さに触れていくというものがあります。

自分が倒す魔神は本当に“悪”なのか?
実は人間こそが最も醜い生き物なのではないだろうか?
そうした暗さがこの物語を名作たらしめています。

そう考えると話題性だけで
妻夫木君と柴咲コウさんを選択した気がするなぁ・・・
さわやかなイメージが強い妻夫木君は百鬼丸のイメージではないし、
コウちゃんは子供というより大人な女性の雰囲気持ってるし・・・
↑注:勝手なイメージです

あ、でも僕がこの2人が嫌いなわけではないですよ。
オレンジデイズとか、ウォーターボーイズとか、着信アリとか。
これからぐんぐん伸びる俳優さんですし、むしろ好きな方です。

でも、やっぱりどろろと百鬼丸は違うんだよなぁ・・・

とりあえず百鬼丸の両手の仕込み刀がどう処理されているのかは楽しみなので、
機会があったら見に行きたいと思っています☆

ついでに、ゲームのほうの“どろろ”もお勧めですよ!
まだラスボス倒してないけど・・・

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