小泉首相を中心とする独裁的権力層が、ついに本性を表した。
郵政民営化法案に反対した自民党衆議院議員を落選させるために、小泉は「刺客」を全国各地の選挙区に放ち、ワイドショーが中心となり今回の選挙はおもしろいなどとあおりたてている。
しかし、「刺客」を放った小泉の狙いは、郵政民営化法案に反対した自民前職の追い落としだけだろうか。そんな疑問を感じさせる演説があった。
小泉を支える経済財政、郵政民営化担当の竹中平蔵大臣が8月17日、大阪でこんな演説をしたと産経新聞が伝える。
「私は総理の覚悟についていく。国民も覚悟を決めなくてはいけない」。
竹中が小泉についていくというのは勝手。どこまでもついていけばいい。誰も止めはしない。できるなら、地の果てまでついていって、二度と戻ってこないでほしい。
しかし自分が小泉の覚悟についていくと決断したからといって、なぜ「国民も覚悟を決めなくてはいけない」のか? 自分の決意を、他人に押しつけるんじゃないよ。
最初の標的となる郵政民営化反対の衆院前職を落選させた後、刺客に命じる新たなミッションは自分の政策に反対する国民への有無を言わせない押しつけではないだろうか。
なにしろ意見の多様性を認めない発言を繰り返してきた人物たちである。竹中の大阪での演説には、小泉政権の選挙後のシナリオが露呈したように聞こえてしかたがない。
郵政民営化法案に反対した自民党衆議院議員を落選させるために、小泉は「刺客」を全国各地の選挙区に放ち、ワイドショーが中心となり今回の選挙はおもしろいなどとあおりたてている。
しかし、「刺客」を放った小泉の狙いは、郵政民営化法案に反対した自民前職の追い落としだけだろうか。そんな疑問を感じさせる演説があった。
小泉を支える経済財政、郵政民営化担当の竹中平蔵大臣が8月17日、大阪でこんな演説をしたと産経新聞が伝える。
「私は総理の覚悟についていく。国民も覚悟を決めなくてはいけない」。
竹中が小泉についていくというのは勝手。どこまでもついていけばいい。誰も止めはしない。できるなら、地の果てまでついていって、二度と戻ってこないでほしい。
しかし自分が小泉の覚悟についていくと決断したからといって、なぜ「国民も覚悟を決めなくてはいけない」のか? 自分の決意を、他人に押しつけるんじゃないよ。
最初の標的となる郵政民営化反対の衆院前職を落選させた後、刺客に命じる新たなミッションは自分の政策に反対する国民への有無を言わせない押しつけではないだろうか。
なにしろ意見の多様性を認めない発言を繰り返してきた人物たちである。竹中の大阪での演説には、小泉政権の選挙後のシナリオが露呈したように聞こえてしかたがない。
竹中さんには、まずはなにより財政赤字をどうにかしてから言ってほしい一言ですよ
▼リアルタイム財政赤字カウンター
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