次の総理大臣になったら、こんなことしたい

　自民党が８月１日から、インターネットによる世論調査を8月1日から実施することを決めたという報道。これ、マジ報道でしょうか？　それともおちょくっている？

　党のホームページで、「あなたが次の総理大臣になったらどんなことを実現させたいか」をテーマに自由に投稿してもらうという。
　
　ふーむ、総理大臣として実現させたいことは山ほどあるが。

　・嘘をつく政治家をなくす。
　・人の意見を聞かない政治家をなくす。
　・悪いことを平気でする政治家をなくす。
　・はしゃぎまわる政治家をなくす。
　・さまざまな事例を比較検討もせず、独裁的行動をとり続ける政治家をなくす。
　・国民に説明責任を果たさない政治家をなくす。
　・自分が行った行動に責任をとらない政治家をなくす。
　・賄賂を平気で受け取る政治家をなくす。
　・国民がやめろと言っているのに、自分の信念だと言って強硬姿勢を押し通す政治家をなくす。

　だめだ、政治家は誰もいなくなってしまう。

戦死者はいつまでたっても永眠できない

　先の戦争で叔父は22歳の若さで戦死した。行きたくもなかった特務機関への配属を命じられ、中国東北部で死んだ。叔父の母は自分が死ぬまで、仏壇に線香を欠かしたことはなかった。

　叔父は、軍隊で鬼畜米英だと徹底的に教え込まれ、それを信じていたという。そして勝手に靖国に祀られた。

　死んだ叔父は、一方的に注入された鬼畜米英のまま思考を止められてしまった。そんな叔父にしてみれば、憎き敵国アメリカにしっぽを振り、おまけにプレスリーの物まねでブッシュものけぞるアホさかげんをさらした小泉に参拝されては、安らかには眠り続けられない。怒りで起き出すだろう。

　そして、靖国神社へのＡ級戦犯合祀に不快感を示した昭和天皇発言。さらに小泉の「あの人があの方が言われたからとか、いいとか悪いとかという問題でもない」という無責任きわまりない発言。

　戦死者は死んでも権力者たちの都合の良いように扱われ続けている。