別 胡 説 八 道!

    真 是 豈 有 此 理!

責任回避の大ウソ

2007-12-12 00:33:47 | 選挙
 < 安倍総裁「約束は必ず実行」と主張>という表題で、<「社会保険庁を解体し公務員制度を改革する。まさにそれが私の戦後レジームからの脱却だ」「責任政党として、約束したことは必ず実行していく」と主張した。>と、今年、7月11日に、堂々と誇らしげに語った、大ウソが自民党のホームページに、現在も掲載させている。

 遁走総理の安倍だとはいえ、当時は総理・総裁の地位にあった人物の発言だけに、安倍や自民党は今もこれは大ウソだと言い逃れはできない。

 ところが、最近では、舛添要一厚生労働相が「来年3月末までにすべての問題を解決すると言った覚えはない」と、ヌケヌケと言い出した。

 さらに慇懃無礼を常に漂わせる町村官房長官も、記者会見で、「記録の特定を最後の1人、最後の1円まで全部3月末にやると言ったわけではない。7月の参院選では選挙なので、『年度内にすべて』と縮めて言ってしまった」と、言い抜ける。

 別に今さら驚くわけでもないが、日本の政府、政党、政治家の発言は公約でも、決意でもなく、責任が降りかかるようになれば、さっさと前言を忘れて、責任回避のため、さまざまな文句を前もって用意しているということを、今回も露呈させた。

 いずれにしろ、あの人たちの発言は、その場しのぎの、口から出まかせの発言でしかないということ。